テラーノベル
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「ねぇ、めめ。この後一緒に…ご飯行かない?///」
楽屋で帰り支度をしていると
前振りなしで、阿部にご飯を誘われた
「あぁ、うん。時間もあるから、別に良いけど…」
「本当。良かった、嬉しいな///」
あまりに自然な、あざとい笑顔に
俺も悪い気はしなくて、笑顔になった
「ねぇ、じゃあ何食べる?」
「ん〜。俺は何でも良いですよ」
「それじゃあ、この店…行ってみない?」
阿部がスマホで見せて来たのは
お洒落なレストラン等では無く…庶民的な焼肉店
「ここの、この肉…気になってて」
お勧めメニューに載っていた
分厚めカルビにウットリしている
「何か、阿部ちゃん。意外過ぎ」
「何が?俺だって、ガッツリ行きたい時もあるんだよ」
あざとく頬を膨らませ
プクッと膨れっ面をして見せた
「そうそう、それだよ阿部ちゃんは///」
「あ〜絶対、俺を小馬鹿にしてるだろ〜」
拳を握って、俺の身体をポカポカ叩き
上目遣いでジッと睨んだ…
「馬鹿になんて、してないよ///」
「本当に?めめって、意外と嘘つくし…」
「俺は、至って真面目です」
胸の前で、腕を組み
真面目な顔をして見せてみる
「ん〜それなら、まぁ信じてあげる…///」
「阿部ちゃん、頭良いのに単純だよね」
「あ〜!やっぱり馬鹿にして〜」
こんなイチャイチャが、しばらく続き
「それじゃ、そろそろ行きますか」
やっと2人が楽屋を出て行った
「行った?」
「やっとか…」
「いや、あっ…帰って来た!」
廊下を覗いていた深澤が、慌てた声でそう言うと
「帰って来たって…一体何で?」
岩本が言い終わった瞬間、扉が開く
「あった、あった俺の携帯…」
目黒が、辺りを見回すと
皆んな何だか、おかしな体勢…
深澤は、何故か腹筋してるし
岩本に至っては、読んでいる雑誌が逆さまだった…
「しょっぴー。それ、何やってるの?」
何故か観葉植物に抱き付いている、渡辺翔太に聞いてみると
「これは、その…植物に愛を伝えているといいますか…。何でも良いから、早く行け!」
突然、小さくキレられた
「はいはい。言われなくても行きますよ〜」
スマホを持って、楽屋の外へ…
それを確認したメンバー達は、ようやく肩の力を抜いたのだった
「なぁ、あれ…いつまで続くの?」
「俺にも分からん」
「毎日あれなら、付き合っちゃえば良いのにさ…」
毎日、見せつけられて
こっちの方がウンザリだ…
あれでまだ、付き合っていないというから
タチが悪い…
「順調すぎて駄目だとか?恋の障害、作ってみるとか…」
スノ担⛄️
198
コアラと木の実
774
「それなら翔太。目黒を誘え…。翔太はめめと、仲が良いし」
深澤が無茶苦茶な事を言い出した
「ふっかが、やれば良いだろう…」
「そんなの阿部ちゃん怖くて絶対嫌だ…」
「それなら俺を嗾けるな…」
どうやら、明日も明後日も
しばらくアレは続きそうだ…
コメント
2件

最っ高すぎる🥺