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第二章 「魔力測定試験」
翌朝。
アルカディア学園では、年に一度の魔力測定試験が行われていた。
広い訓練場には全校生徒が集まり、中央には巨大な水晶が置かれている。
その水晶に魔力を流すことで、その年の成長具合が分かるのだ。
先生「一年生から順番に。」
先生の声が響く。
pe「緊張するなぁ…。」
peは杖をぎゅっと握った。
rd「大丈夫だ。」
隣から聞こえた低い声。
pe「先輩!」
rd「普段通りやればいい。」
pe「…はい!」
その一言だけで、不思議と肩の力が抜けた。
先生「次、pe。」
pe「はい!」
水晶に手を当てる。
深呼吸。
魔力を流し込む。
──ゴォォォッ!!
水晶が淡い金色に輝き始めた。
先生「おぉ…!」
先生「一年でこの量か!」
先生たちが少し驚く。
魔力量はかなり高いらしい。
pe「やった…!」
peが振り返ると、
rdが小さくうなずいた。
rd「悪くない。」
pe「ありがとうございます!」
先生「次、rd。」
訓練場が一気に静かになる。
生徒「あのrd先輩だ…。」
生徒「今年はどれくらいなんだろう。」
rdは無言で水晶に手を置いた。
次の瞬間─
ドォォォン!!
水晶が青白い光を放ち、訓練場全体に魔力の風が吹き抜ける。
先生「なっ…!」
先生「今年も規格外か…。」
先生たちも苦笑いするしかない。
peは目を丸くした。
pe「すごすぎる…。」
試験が終わったそのとき。
ガシャン!!
突然、水晶に大きなヒビが入った。
生徒「えっ!?」
生徒「壊れた!?」
生徒たちがざわめく。
先生「全員、その場を動くな!」
先生が叫ぶ。
しかし。
ヒビの奥から、黒い霧がゆっくりとあふれ始めた。
生徒「魔力…じゃない?」
嫌な気配が辺りを包む。
その霧は一瞬で獣の姿へ変わった。
??「グルルルル…。」
生徒「魔物だ!!」
訓練場は大混乱になる。
一年生たちは逃げ惑い、先生たちは結界を張る。
だが——
先生「数が多い!」
次々と黒い魔物が現れる。
rd「pe!」
pe「はい!」
rdはすぐに剣を抜いた。
rd「先生たちが結界を維持する。その間、俺たちで時間を稼ぐ。」
pe「分かりました!」
二人は背中合わせに立つ。
rd「前は俺。」
pe「後ろは俺ですね!」
rd「任せた。」
pe「はい!」
魔物が一斉に襲いかかる。
rd「はぁっ!」
rdの剣が風を切る。
一体、二体、三体。
次々と魔物を倒していく。
しかし、その隙を狙って一体がpeへ飛びかかった。
pe「しまっ…!」
間に合わない。
その瞬間─。
rd「─伏せろ!」
ヒュンッ!!
剣が一直線に飛び、魔物を吹き飛ばした。
pe「先輩!」
rd「無事か。」
pe「はい!」
rd「なら立て。」
peは急いで立ち上がる。
pe「今度は俺が援護します!」
rd「頼む。」
その瞬間だった。
ズズズズズ…
訓練場の地面が揺れる。
生徒「…なんだ?」
黒い霧が一点に集まり始める。
先生の一人が青ざめた。
先生「あれは…!」
巨大な影がゆっくりと姿を現す。
普通の魔物とは比べものにならない圧倒的な存在感。
その赤い瞳が、生徒たちを見下ろした。
先生「上級魔物…!」
訓練場が静まり返る。
rdは静かに剣を構えた。
そして、小さくつぶやく。
「…嫌な予感しかしないな─。」
─第三章へ続く。
コメント
1件
めっちゃ面白かったです!!✨ 魔力測定試験でpeくんが成長してて感動したし、rd先輩の規格外っぷりもカッコよすぎます…! でもまさか水晶から魔物が湧くなんて思わなくて、訓練場が一気に戦場になる展開に手に汗握りました😭 最後の上級魔物登場で次回が気になりすぎる…! 二人の背中合わせの戦闘シーン、めちゃくちゃ熱かったです🔥
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田中なす@末
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#実況者イラスト
田中なす@末
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