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好き(?)
※エセ関西弁
※口調迷子
※本人方には関係無いです
《本編》
最近、皆によく言われる。
「ショッピくん最近ぼーっとしすぎやない?」
だけどそんなことしてる気はないし、
ぼーっとしてる時の記憶が全く無い。
無意識にやってしまってるんか。
でも、自分でも自覚していることは1つある。
最近あまりにも眠気が凄すぎる。
オスマンさん達まで心配させてしまった。
「ま、仕方ないっすよねぇ……」
タバコの煙とその言葉が口から吐かれる。
自分、どんどん壊れて行ってへん?
そんなことをうっすらと考え、
またタバコを吸い始める。
しんぺいさんからはタバコ禁止されとるんよなぁ。
まぁええか。
あぁ、眠たい。
「……ぁれ、?」
気付いたら見慣れた風景だった。
鼻の奥にまで来る消毒液の匂い
あぁ、また何かやったんか。
「…しんぺいさんいますか。」
カーテンの閉まったベットから向こう側にいるはずである彼を呼ぶ。
「はーい」
優しくふわふわした声が帰ってくる。
「おはよう。ショッピ君。」
「おはようございます。」
「今回の事を話そうかな。」
そう言ってしんぺいさんは俺の眠っているベッドに腰をかける。
「ここがいつもの病室じゃないの分かるかな」
言われてみれば……
なんて言うところだっけ、?
「あんまり人をいれるとこじゃないんだ。」
「皆心配してるけど、今のショッピくんに会わせることは出来ない。ってお断りしてるんだ。」
「ごめんね。勝手にここに連れて来ちゃって」
この人はどこまで優しいんだろうか。
「……今の俺はここでいいです、」
「…しんぺいさんに相談したいことがあるんです。」
「うん。なんでも聞くよ。」
『コネシマさんを…ここに連れて来て貰えませんか。?』
彼は…時々悲しそうな顔をする。
俺が病室に行く時、
彼が叫んでいた気がする。
先輩が、俺の名前をずっと呼んどった気がする。
泣いてた気がする。
「もう、いなくなって欲しくないんや…」
その声が、何故か頭の中に響く。
また考えてしまう。
《それは…俺への言葉じゃないんやないすか?》