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体調確認を終えた未来は一人ベッドで佐野達から貰った本を読んでいた
未来
「この本、面白いな、、後で環お兄ちゃんに続き買って貰おうかな」
そう未来は本を読みながら言っているとズキッとお腹が痛くなった
未来
(っ、、痛い、、)
未来は読んだいたページに栞を挟み、机に置いた
未来
(体調確認の時、、何の異常も無かったのに、、、)
そう未来は一人思っていると猫が戻ってきた
ガラ
猫
「未来、夕飯貰ってきたぞ」
と猫はテーブルに夕飯を置く
未来
「う、うん、、ありがとう、、、」
猫
「未来?、、どうした?、体調悪いのか?」
未来
「大丈夫だよ、、」
猫
「なら良いが、、何かあったら直ぐ言えよ?」
未来
「うん」
そう未来は言うと夕飯を食べた
夕飯を食べ終わった未来は歯を磨いた後、静かに目を閉じた
次の日、昨日のような痛みは無くなり、未来は朝食を食べたあと一人昨日の本の続きを読んでいた
未来
(昨日の痛み何だったんだろう、、陣痛、だったのかな?、、)
未来
(けど、直ぐに痛み引いたし、、蹴られてただけかな?)
そう未来は本を読みながら思って本を読んでいると突然、読んでいた本の文字が掠れて読めなくなった
未来
(あれ?、、)
未来は目を擦ると文字を読めるようになった
未来
(ちゃんと寝たんだけどなぁ、、)
と未来は思いながら再び本を読み始めると時達がやって来た
時
「未来、体調大丈夫か?」
未来
「うん、大丈夫だよ、、猫さんは?」
推
「猫なら今、首魁と話しておる、直ぐに戻ってくると言っておったぞ」
未来
「そうか」
そう未来は言った、その時
突然、お腹が痛くなった
未来
「くっ!、、い、痛い!!」
時
「!、未来!どうした!?」
未来
「お、、お腹い、、痛い、、、」
そう未来は言うとお腹を抱えた
推
「もしや!、陣痛か!」
時
「ちょ!、俺、猫達呼んでくる!推!」
推
「分かっておる!」
そう推は言うとナースコールで看護師を読んだ
推
「未来!、大丈夫じゃあ!直ぐに看護師が来る!」
推
「しっかりするのじゃあ!」
と推の言葉を聞いた未来は痛むお腹を抱えがら頷く
そして、数分後、看護師がやって来て未来を分娩室へと運んだ
分娩室へと入った数秒後、夫である猫と環がやって来て時達に状況を聞いた
環
「時!、推!、未来は!」
時
「まだ、中だ!さっき陣痛がきて!」
猫
「そうか、、未来、、、」
そう猫は言うと分娩室の前に立った
そして、立ったと同時に
オギャー、オギャー
と赤ちゃんの鳴き声が聞こえた
続く