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無能なナナ15巻の感想です
というか最終巻でしたね ネタバレ注意です。
やっと今時間に余裕がちょっとだけできたので息抜きがてら読んできたんです!
あの、本当に、るーすぼーい先生、古屋庵先生10年以上にわたる連載お疲れ様でした!!!
自分が無能なナナに出会ったのは2020年のアニメ放送のときで、そこから本当に画面に釘付けになって気づいた時には全巻購入して読んでそこからはもう無能なナナのことしか考えられない体になってしまったわけなんですけど、
自分の「こういうものを描きたい」の基盤になったのが完全にこの作品で、こういう作品が大好きなんだって気づかせてくれた大切な機会でした。
というわけなので、15巻の感想です。
決着ついたぁー!!!!
いや当たり前、最終巻だから決着はつくんですけど、やっぱり回を増すごとに画力がどんどん上がっていて、最初から完成されていたのにどんどん上がるから末恐ろしいですね。大好きです。
3年経ってからやっぱりナナの暗躍は見られなくなったわけですけど、それでもちゃんと読者が見たいシーンを提供してくれるのって本当にるーすぼーい先生の力量というか、凄さがありますよね……()
特に今回ヤバすぎ!ってなったのは、ナナが作戦を何も知らないっていうので、場所がわからないから何も分からないっていうのが、うわぁー!ってなり、脳汁が出ました。
そしてさらに脳汁が出たところといえば、鶴岡とナナが血縁関係にあったところ!
あれはもう目玉が飛び出ました!!正直そこまで予想できなかった。
年の離れた兄といっても鶴岡は老け顔的な部分があると思うので、まじ歳離れている!というか、それはなんかもう予想できなかったですねー。
そして最終話ではミチルちゃんがまだ死んでいなかったということが分かって良かったです。
12巻でナナオに怪物化の兆候が見えてから、これミチルちゃん怪物になった状態で出てくるんじゃないかな?とヒヤヒヤしていたのですが、そんなことはなく、物語の希望として最後まで添えていてくれて嬉しかったです。
結末としてはやっぱり人殺しはダメ絶対という部分で着地していたので、やっぱりナナはこのあと完全にハッピーエンドを迎えることはもう無いんだろうなと思うんですけど、それが1番良かったというか、すごく幸せな読後感に浸ることができたので良かったです。
それについても言いたいことがあって、ナナはひっそり自殺しようとしていたのも興味深いですよね。
そこはやっぱり昔と変わっていないんだなというか、3年後からナナは能力者と本格的に手を組むようになって仲良くしていたわけですけど、ちゃんとナナに暗い要素があるというか、3年後からただ明るい王道友情ストーリーになった訳では無いのがとても好きです。
ナナオもずっと最終話まで、故意ではあれどナナを人殺しとして憎んでいてとても良かったです。
冒頭に話したナナが作戦を知らないという部分に戻るんですけど、それってタイトルの「無能なナナ」にすごくリンクしているなって思いました。
これは個人の見解なので全然違うかもしれないんですけど、そう思いましたねー。!
無能力者であり何も役に立たないという部分が、最後に鶴岡との戦いで勝利に繋がった、というのが話としてすごく美しいと思います。
永遠に語れてしまうのでここまでにしますが、本当にこの作品に出会えて幸せでした。毎月ずっと読み返してしまうレベルに好きなので、これからもずっと無能なナナのことを考えているんだろうなと思います。
何度咀嚼しても楽しくて大好きな作品!以上です。
コメント
2件
榎本くもりさん、読ませていただきました。「無能なナナ」への愛がひしひしと伝わる感想で、こちらまで胸が熱くなりました。「無能だからこそ勝利に繋がった」という考察、すごくグッときます。作者様の作品愛が読者にもしっかり届いているのがわかって、素敵な読後感を共有できた気がします🌷