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ドッ!!
「うっ….治君…!」
鰄郎の目が風によって遮られる
「…」
段々と景色が晴れてくる
「…アレ?」
もう1人の治君がいない?
「あれ?鰄郎さん、ここで何してるんです」
「…まずい」
「え?何がですか?」
その時、偽の治はとある場所に向かっていた
(…大通に俺の味方がいる…分かるぞ)
ビュンッ!!
「あー?」
治は大通につくと、ひとつの光景に
目が釘付けになった
「能力者統制連合の連中に、俺の味方が
やられてるだと?」
バッ!!
治は上空から陸へ一気に降下する
すると、治が味方だと判断した男が
救急隊員に囲まれていた
「粒になれや、雑魚共」
ズドォォォォォォッ!!
救急隊員は一瞬にして塵となった
「これで虫は消えたな」
治は男を抱えて去ろうとしたが
ビリッ!!
膨大なエネルギーを抱えた電流の塊が
治の元へ突進してきている
「あぁ…クソ弱者の抵抗か」
ドゥッ!!
だが、エネルギーの塊は治の直前で停止した
「ジャアね、とりあえず記憶消しとけ」
カッッッ!!
突然、治の地点から閃光が広がる
「あいつ、なんかイヤだな」
バッ!!
治はとある人物へと飛んだ
とある路地裏…
「よぉ、柳」
「う…なんだよ…」
柳はとある男に虐められていた
「お前マジ雑魚じゃねぇか!おい!
その雑魚能力で何ができんだよぉ!!」
「くっ….」
男の表情が険しくなる
「…あ?何その態度」
「いや…これは!」
「一発、お灸を据えてやらねぇとなぁ!」
男が手を振りあげた瞬間
ズバッ!!!
「…っ!?」
目を瞑っていた柳が驚いて目を見開いた
男の腕2本が無くなっているのだ
「…あ?」
男はその事に気づいていない
「ぉ前が柳?俺に協力してよ」
男が自分の腕に事前を落とした。
もう、うではないのに
「うわぁあぁああぁぁあっ!!!?」
ドサ…
男は尻もちを着いた
「あ?お前、体デカくて邪魔だな。まぁ
消すか」
治が男に指を指す
ブシャッッ….
男の胸が切り裂かれ、心臓が剥け出しに
なる。
「人間のソコは傷つけないようにしている。
だが」
ドンッ!!
「ぁ」
男の眉間に穴が空いた
「さァて、少し道具になってもらうよ、柳」
「な….な….なんで….俺が…..こんな目に…」
ブォォッ!
柳の能力が発動した瞬間、治の周りの人間
が消えた
「…あいつを殺すか」
バォッ!!
再び治は空を飛び、とある男へと向かった
「やっぱヤナギの能力は使えるなぁ」
俺はとある男に話しかける
「時織治!?」
先程、エネルギー弾をぶん投げてきた
アホである
「…お前本当に時織治か?」
「あー?感鋭いなぁ、お前」
シュッ!
「うぐっ!?」
治は男の脇腹に針を刺しこんだ
「お前も感電しとけよ…!」
ビリビリッ!!
「ふんっ!!」
凄まじいエネルギー弾が治を襲う
だが
「おォー、凄い電気だなぁ、でもね」
ドビュンッッッ!!!
治はそれを跳ね返した
シュババババババ!!
「がぁっっ!?」
男の体が一瞬にして切り傷だらけとなる
「クソがっ!」
ビュンッ!!
「今度はちゃんと魂が込められているな。
だが俺様に魂は無い」
ドッ…..
エネルギー弾が治の直前で停止する
「はい、自分で打った球で死んでね」
すると、治の直前で停止したエネルギー弾
が凄まじい速度で男の元へ突撃する
バンッッッッゥ
「かっ….ぁ…」
治が男の元へ歩み寄る
「やっぱり雑魚って言う立場は嫌だねぇ。何も出来ない絶望感、虚無、悲しみ俺はそんなん絶対味わいたくないね。」
「さ、死んでくれ、お前がいると厄介だ」
すると、男が不敵な笑みを浮かべる
「….お前は確かに強いよ、だが強さの使い方を誤ったな、治」
「あー?何が言いた」
ビビッッッ!!!
突如治の足から強力な電流が流れる
「あばばばば」
「僕の能力は電流を操ること。使い方は1万通り以上ある」
「お…まえ….隠してたな…っ!」
「なーんてね」
ドゴッ!!
治は男の肩に弾丸をめり込んだ
「ぐぁっ!!」
は は は は はは はは は は は は!
「面白い茶番だったよ、それじゃあね」
ザンッ!!
「ぁ….ぁ………」
男の首から大量の血が舞い出す
ドサ…
「ゅ……ぅ….俺….まだ…」
「まぁ、死んだよね。これは、まぁまぁ楽しかったよ、じゃーな」
ドドドドド….