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ハリポタパロの番外編です‼︎
作る作るいって遅くなってマジですんません
それではどうぞ
ある寒い日のホグワーツの廊下
「フランシス先生、こんにちは」
「ボンジュール、アマンダちゃんだよね?
今日の髪いつもと違う感じですっごい似合ってるよ」
「(気づいてくれた!)ありがとうございます‼︎」
いきなりのことであっても、女の子であったら褒めるのを忘れない
これがフランシス・ボヌフォワ、ホグワーツの占い学の教師が人気な理由の一つだ
「なあ、聞いたか?」
「この前新しく入ってきた本田先生と闇の魔術に対する防衛術のアーサー先生が
喧嘩してクディッチの試合場で模擬戦してるらしいぜ」
「なにそれ。マジで⁉︎」
「マジマジ、後で観に行こうぜ!」
「行こ行こ!」
「でも、この前本田先生とアーサー先生抱き合ってなかった?」
「なんでも、両思いなんだけど、本田先生がアーサー先生をずっと子供扱いして
アーサー先生が我慢できなくて怒ったらしいぜ」
「子供扱い?なんで?本田先生よりアーサー先生の方が年上じゃないの?」
「さあ?」
「菊ちゃんがアーサーのこと子供扱いするんは、
菊ちゃんの方がアーサーよりずっと年上やからやでえ」
「「うわっアントーニョ先生⁉︎」」
「えらいおもろいこと話しとるやん、先生もちょっとまぜてや」
「先生、アーサー先生と本田先生ってどんな関係なんですか?」
「せやなあ、アーサーに昔、耳が腐るほど自慢されたんやけど。
言ったら〆られるかもしれんしなあ」
「お願いします!先生‼︎」
「…ここで聞いたことはあいつには内緒やで?」
「「はい!」」
「なんでも、菊ちゃんはアーサーの魔法の先生らしいで。でも、
旅の途中に頼まれたおつかいでよった国にアーサーがおっただけで、
菊ちゃんは、また他の国を旅するためにアーサーの元を離れようとしたんや。
せやけど、アーサーが離れたないゆうて菊ちゃんがアーサーに約束したんや。
それが多分ここで噂になってる話やな」
「そうなんですか⁉︎アーサー先生十数年待ってたって」
「せやなあ、あいつ好きになった子にはとことん一途なタイプやからなあ」
「楽しそうに話してるとこ悪いけど、早く行かないと
アーサーと菊ちゃんの模擬戦見逃しちゃうよ?
多分あれは10年に一度見れるか見れないかのレベルだよ」
「本当ですか⁉︎フランシス先生!おい、早く行こうぜ‼︎」
「ああ、ちょ、ちょっと待ってよ!」
「アントーニョ、あんなに話したら坊ちゃんかわいそうよ?」
「いい気味や。それに、フランシス、お前もそう思っとるやろ」
「あれ、バレちゃった?お兄さんびっくり。しっかし、あのバカなに考えてんのかね」
「知らん、あの眉毛の考えてることなんて分かりとうないわ」
「それもそうね、で、アントーニョ。お前観に行くの?」
「?当たり前やろ。どうせ負けんのはあの眉毛や。そんなんおもろいに決まっとるやん」
「確かにね。じゃあ一緒に行く?転移魔法使った方が早いでしょ」
「お、そうさせてもらうわ。おおきにー」
クディッチの試合場にて
「おお、結構賑わっとんなあ」
「ねー。坊ちゃんどうなってんだろ」
「お、あの眉毛まだ耐えとんで」
「え、まじ?まあ坊ちゃん菊ちゃんがいなくなってから
菊ちゃんの動き全部把握してたからね」
「え、なんそれ。キモすぎやろあいつ」
「それなー。そのせいで菊ちゃんもちょっと苦戦してるしね」
「かわいそーやな」
一方 アーサー VS 菊
「おいおい、子供扱いするわりには腕落ちたんじゃねえの本田先生?」
「そうですかね?今焦ってるからそんなこと言うのでしょうか」
「!」
「知ってますよ。貴方の先生ですから。余裕がなくなると相手を挑発して隙を作る。
これまで、何回貴方のその手に惑わされた人がいるのか知りませんが、私には効きませんよ」
「ハッ。そうかよ。話すなんてずいぶん余裕なんだな」
「ええ、これでも一応貴方の先生ですし、教え子相手に余裕がないのは少し嫌ですから」
「Stupefy(ステューピファイ。麻痺せよ)」
「Impedimenta(インペディメンタ。妨害せよ)そろそろ疲れてきたのでは?」
「さあ、どうだろうな。これでもお前がくる十数年教師してるんでな」
「確かにそうですね。教師がこの程度では困ります。でも、そろそろ終わらせましょうか」
「最後は、どの魔法がいいでしょうか。悩みますね」
菊は考え事をする時に腕を組んで目を閉じる癖がある
つまり、相手が攻撃を仕掛けてきた時に瞬時に防御しにくいのだ
菊が戦闘中考え事をすることは珍しくはない
それでも相手に勝利を譲らなかったのは彼の警戒心が高いからだろう
しかし、考えてみてほしい。
菊が今相手をしているのは元教え子であるアーサーだ
自分が魔法を教えたということもあり警戒していない
ましてや、自分がアーサーに負けるなど微塵も思っていない
戦闘中に相手を警戒しないなんてことはあり得ない
菊に才能があるからこそできる行動だろう
しかし、時にそれが命取りになることもある
アーサーはその一瞬の隙をも見逃さなかった
「Coufringo(コンフリンゴ。爆発)!」
アーサーの放った魔法が菊に当たるその瞬間
「おっと。不意打ちとは卑怯ですよ。アーサー・カークランド君?」
ニヤニヤと煽るように笑いながらアーサーの名を呼ぶ
東洋出身の菊は、幼い頃に武道などをたしなんでいて、よけ技が特に得意だ。
だが、よけたはずのアーサーの魔法は消滅することなく、背後から再び菊の方に向かってくる
「おやおや、不意打ちの不意打ちとは、そんなこと教えたつもりないんですが」
菊は杖をその魔法のたまに向けその言葉を放つ
「Deletrius(デリトリウス。消えろ)」
「それを、待ってたぜ先生」
「は?うわッ⁉︎」(なんですか。煙幕?…ッ!しまった。アーサー君を見失ってしまいました)
「Finite Incantatem(フィニート インカンターテム。呪文解除)」
(とりあえず煙幕は晴れるようにしましたが、すぐに攻撃されても嫌ですね。防御魔法を…)
「Protego Maxi…ッ⁉︎(プロテゴ マキシ…。最大防御)」
アーサー 回想
「なあ、お前本当に菊の兄なのか?」
「そうあるよ。さっきからずっとそう言ってるある」
「じゃあ。菊の弱点教えてくれよ」
「はあ?なんで我がお前に教えなきゃなんねーある」
「俺、菊に勝ちたいんだ。模擬戦をした時菊はハンデをくれたけど一度も勝てなかった」
「そりゃ、おめえあたりめーある。あいつの魔力量は我につぐ世界2位レベルある。
そんなん、おめえが大人になっても勝てねえあるよ。潔く諦めるよろし」
「でも…一人前の魔法使いになってまた、会った時に菊に勝って驚かせたいんだ」
「菊はどうせ数十年は旅を続けるある。どうせもう会うことはないあるよ」
「そんなことない‼︎…約束したんだ。また会うって」
「…それどこで会うか約束したあるか?」
「したけど…それがどうしたんだよ」
「我が旅を出た目的は菊を探すことある。だからその約束の場所を教えるよろし」
「いいぜ。でもその代わり菊の弱点教えてくれよ」
「チッそれが目的あるか」
「自分に利益がない話にのる奴はいないだろ?」
「はあ、わかったある」
「よしッ」
「先にそっちが教えるよろし」
「ホグワーツだ」
「ホグワーツ…。そうあるか」
「ああ、早くそっちも教えろよ」
「わかったあるから。そーあるね。あいつは恥ずかしいことしたら大体弱くなるあるよ」
「恥ずかしいこと?」
「そうある。あいつは恥ずかしがり屋ある」
「例えにするなら
キスとかある」
煙が晴れて最初に見えたのは、アーサーの緑色の目だった。
気づいた時には、時すでに遅くお互いの唇と唇が重なり合っていた。
「んむっ⁉︎」
one,two,three
「んん!」
four,five,six
「んん”ッんッ‼︎」
seven,eight,nine
「ん“んッん…」
ten
「はあ、こんなんで気絶するとか大丈夫かよ先生。10秒kissしただけだぜ?shyすぎるだろ」
まあ、そこが可愛いんだけどと少々つけたし、
アーサーは腰と頭を支えていた手を移動させ菊をお姫様抱っこした。
「Incarcerous(インカーセラス。縛れ)、これで俺の勝ちだな先生」
そう言って、アーサーは菊の額にキスを落とした。
一方
お願いなに聞いてもらおうかなどと言いながらホグワーツに戻っていく
菊を抱き抱えたアーサーの姿を見た生徒たちは
「「「うおおおおおおおおお、アーサー先生が勝ったぞおおおお‼︎」」」
白熱した戦いに興奮を隠せないものや
「うう、アーサー先生狙ってたのにい…いや、待てよBLでは?」
と新しい扉を開いたものがいた
そんななかフランシスたちは
「はぁー坊ちゃんやったねえー」
「なあ、でもまさか、菊ちゃんが負けるとは思わんかったわ」
「分かる。お兄さんびっくりしちゃったもん」
「てか、菊ちゃんキスに弱いんやな。今度親分試してみよかな」
「やめとけやめとけ、そしたらアーサーの奴、学生の頃とはまた違う
手を使って、お前のこと消しにくるよ」
「そういや、そんなことやっとったなあの眉毛」
「いやー、あん時退学にされた子達気の毒で仕方なかったよね」
「菊ちゃんに言ったらどうなるんやろ」
「やば、一生言えないね」
アーサーが勝ったことに祝福?しながら試合場を後にした。
後日
菊はぎっくり腰と言って学校を休んだんだとか
そのことにフランシス達がアーサーにダル絡みしてキレられたのは言うまでもない
どうだったでしょうか?
私、こういう系書く時毎回先にノートに考えながら書いて後から写す んですけど
親にバレたら終わりですよね。やばぴ。
リクエストやコメントお待ちしております‼︎
すでに別作品に何人かコメントをいただきとても嬉しかったです!
リクエストは全てやらせていただきます‼︎
よければいいねやフォローよろしくお願いします🙇
あ、あと、これ私の私情なんですけどフォローしてた腐要素のある
セカキク系の神作者さんが引退しちゃったんですよ。死にそう。
なので、皆さんのおすすめの神作者さん教えてください‼︎
それでは、リクエスト、コメントお待ちしております。
コメント
1件
え?最高すぎませんか?!神ですか?神ですよね!!朝菊最高!!!!しかもキスとかさぁ、やばい考えただけでも発狂がとまらないぃぃぃ!!菊ちゃんがぎっくり腰とか一体何があったのか(*ФωФ)フフフ…次の番外編ってありますか?あるならずっと楽しみにまってます!!