少量の愛と少量の毒. mh×tr

#Knight A - 騎士A - #mhtr

   

桃side

僕には、付き合って3年目の彼氏がいる。

3年目が1番山場で、気持ちの変化が付きやすい時期なんだって。 

でも、僕にはそんなの関係ない。

何をしたって青くんが僕を嫌いになるなんて有り得ないから

 

数週間が経った。でも今は何も変わってない。  

そんな時、青くんが僕と青くんが出会って、付き合った日.

即ち、素敵な日だし、何より大切な日。

そんなに洒落た言い方は似合わないから

青くんがスノードロップを育てようと言った。

もちろん僕は、｢いいよ｣と言った。

その日には、ピアスもくれた。

でも、貰ったピアスは片方で、青くんはそれを右につけて、と言った。

断る理由も無かったから右側につけた。

そして、青くんは言った。

             ｢×余ｰ、？！w醜.ァ！｣

何を言っているのかは聞き取れなかったけど、きっと僕が好き。とでも言っていたのだろう。

スノードロップが育った。

綺麗な花に。

  

     そして、僕達はピアスを外した。

     

死ぬほど短かった。