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ライチジャム
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#カンヒュ
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フィンランド「日帝…ありがとう」
日帝「気にするな俺はあいつが気に食わなかっただけだ」
フィンランド「そうか…//」
フィンは顔を赤くし、そっぽを向いてしまった
何か気に障ってしまったかと考えていたら、明るい声があまりを照らす
スウェーデン「ニ人とも!!席見つかった?」
全員分の昼食を持ってスウェーデンはウキウキでこちらに近づいてきた
日帝「それがまあ…色々あってな…」
スウェーデン「?」
事の詳細をスウェーデンに教える
スウェーデン「わ〜あそれは大変だったね」
フィンランド「日帝はアメリカに目をつけられたな」
スウェーデン「面倒くさいことになりそう」
日帝「大丈夫だ。あいつが来たらフル無視してやる」
スウェーデン「なんか…逞しいね」
日帝「当たり前だ!」
フィンランド「さて一段落ついたし、一旦昼ごはん食べるか」
スウェーデン「賛成〜お腹ペコペコだよ」
日帝「早く食べようか」
サンドイッチの具はレタス、トマト、ベーコンが挟まっており、サクサクのパンにシャキシャキしたレタス、水々しいトマト、カラッと焼かられたベーコンが食欲を唆る
香ばしい香りとともに一口齧ると瞬く間に旨味が口内を支配する
とても美味しくつい口いっぱいに詰め込んでしまった
スウェーデンにハムスターみたいだと笑われてしまった。そっちこそ美味しそうなラーメンを口いっぱいに含んでるではないか!と言いたかったが口内に旨味が入ってたため言い返すのに時間がかかった
フィンはまた顔を赤くしながらこちらをボッーと見ている。なんでだろうか?なんだかさっきからぎこちない気がする。そう思いながら食べているといつの間にかサンドイッチが載せてあった皿は空になっていたもう少し食べたいという気持ちを抑えつつ、片付けに入る
スウェーデン「ふ〜うお腹いっぱいで心地良い〜」
日帝「美味しかったな」
フィンランド「気に入ってもらえたようで何よりだ」
腹を満たし、ジュースを飲みながら少しだけ雑談をする
日帝「昼休憩は何時まであるんだ?」
スウェーデン「うちの学校は少し長めだから後三十分ぐらいあるよ」
日帝「結構あるな」
フィンランド「学校案内でもするか?」
そうフィンが提案した。ここにきて間もないためそういった案内をしてくれるのは助かる
スウェーデン「!それいいね日帝は学校に来てまだ一日目だしね」
日帝「案内してくれるのか!助かる」
スウェーデン「じゃあ最初は一階からだね」
飲み物を片付け、一階に向かって歩き出す
スウェーデン「一階は職員室、下駄箱、保健室、事務室、図書室、放送室、校長室があるよ」
フィンランド「特に図書室はとても広いし、色々な種類の本があるから楽しいぞ」
本は結構好きな方なので昼休みは毎回ここに来そうだ。それにここの図書室は5冊までなら借りられるという何ともありがたい機能がついている
スウェーデン「今度一緒に読みに行こうね」
日帝「ああ!」
フィンランド「ざっと一階はこんな感じだな」
スウェーデン「図書室と下駄箱以外はほぼ行かないね」
日帝「保健室は使わないのか?」
スウェーデン「だいたい絆創膏でどうにかなるからね」
フィンランド「保健室を利用するやつのだいたいがサボりだからな」
日帝「……案外この学校は不真面目多いな」
スウェーデン「一年生に関してはあまりこれといった問題児はいないよ」
フィンランド「二年と三年が暴走してるからな」
日帝「年下の方がしっかりしててどうする」
フィンランド「確かにな」
スウェーデン「次二階行こう!」
スウェーデン「二階は一年の教室があるよ」
フィンランド「後は理科室、音楽室だな」
日帝「なんか…理科室から禍々しいオーラが出てるが…」
ドア付近に紫色の煙がむわむわと出ている。明らかに人体に有害そうだ
フィンランド「見ないほうがいい…」
スウェーデン「またやってるね」
日帝「?」
フィンランド「とにかく理科室は危ないから近づかないほうがいい」
日帝「分かった」
これ以上は追求しないほうがいいと思ったため口を閉じる
スウェーデン「ここが三階…って言っても僕たちの教室はここにあるから案内しなくても大丈夫だね」
フィンランド「三階は俺たち二年の教室…家庭科室、物置部屋がある」
日帝「まあ…確かにここは案内しなくても知ってるな」
スウェーデン「じゃあ四階行こ」
フィンランド「四階か…」
フィンの顔が曇る。四階は一体何があるのだろう
日帝「?どうかしたのか」
フィンランド「四階は三年の教室があるんだが…少々危ない奴らが居てな」
スウェーデン「僕とフィンランドがいるし、大丈夫でしょ」
フィンランド「だといいが……」
どうやら三年生は手がつかないほどの暴れん坊らしい。でも四階はそれなりに気になったためここで引くつもりはない
日帝「俺は大丈夫だ!こう見えても鍛えているからな」
スウェーデン「日帝もこう言ってるし、行こうよ!」
フィンランド「分かった…でも日帝絶対に俺達から離れるなよ」
日帝「承知した」
案外すんなりと交渉が成立した
そのまま4階へと向かった
フィンランド「ここが四階だ…三年の教室、美術室、空きの教室がある」
日帝「見た感じ危なそうに見えないが…」
普通に俺たちの教室と変わらない。どこか落書きされているわけでもなければこれといった故障箇所も見つからない
スウェーデン「今は皆購買に行ってるからね〜戻ってきたら荒れるよ」
日帝「三年生はそんなにヤバいのか?」
フィンランド「ああ、三年でまともな奴は今のところ一人しか知らない」
日帝「なんか…すごい先輩達だな」
少し呆れていると俺やフィン、スウェーデンでもない低い声が空気をつく
???「ここで何をしてんだ?…フィンランド」
フィンランド「出やがったなソ連(日帝を後ろにやる」
後ろから聞こえたため振り替えようとしたらフィンに目の前に立たれた。身長の差がそれなりにあるため全く見えない
ソ連「随分と楽しそうに話していたが後ろに隠したやつは誰だ?」
スウェーデン「君に紹介するなんて勿体ない子だよ」
ソ連「そう言われるとますます気になるな…そこを退けフィンランド」
フィンランド「退く訳ないだろ、それ以上近づいたら容赦しないぞ」
少し空気がピリついてきた
スウェーデンが小声でこう言った
スウェーデン「ここはフィンに任せて僕たちは離れようか」
日帝「でも…フィンが…」
スウェーデン「大丈夫…フィンは強いから今一番最悪なのは日帝がソ連と会うことだよ」
日帝「俺があいつと会って何かあるのか?」
スウェーデン「あいつはアメリカと同じヤバイ奴だよ日帝を見たらきっと狙われる(それにこれ以上日帝の事を知られたら独占できなくなるし)」
日帝「それは嫌だな…俺は平和に過ごしたい」
スウェーデン「でしょ!だから大事になる前に避難しよう」
日帝「そうだな…」
そのままその場を離れようとしたがソ連の言葉に反応してしまった
ソ連「弱いくせに無駄に足掻くなよ。所詮は空っぽの人形の癖に」
フィンランド「っっ!黙れ!……」
フィンは先ほどの余裕が無くなり、焦りと怒りそして悲しみが混じっていた。フィンの顔は見たことのないほど悲しみに満ちていた。
その顔を見た瞬間俺は耐えれなかった
なぜあんなにも優しいフィンがこんな奴らに貶されなければならない。
日帝「……(怒」
その時の俺の顔は怒りに満ちていたのだろうフィンやスウェーデンは少し驚いていたからな
気がつけば俺はフィンの前にいてソ連を睨んでいた
ソ連「お!そっちから来てくれとはな…確かにフィンランドが気に入るだけある容姿だ。でも少し期待外れだな」
日帝「黙れ。お前今フィンになんて言った?」
ソ連「は?」
日帝「なんて言ったか聞いてるんだ……。それとも聞こえないか?もっと大声で叫んでやろうか?」
フィンランド「に、日帝」
日帝「少し下がっていてくれフィン。これだけは言わせてもらう。」
俺はソ連の方に大声でこう言った
日帝「次フィンにそんなこと言ってみろ。お前をしばく」
これだけ言ったのなら引くと思ったが残念ながらそう思い通りにはいかず、何やら興奮した様子でこちらを見下ろす
ソ連「へー、こんなにチビで愛らしい容姿をしてるのにいい度胸だ…。気に入ったお前生徒会にこいよ」
スウェーデン「!生徒会!?」
生徒会……多分生徒代表して学校をより良くする組織なのだろう。とても素敵なことだが今は頭に血がのぼっていたため素っ気ない態度で断る
日帝「喋るな…それ以上その面見せるな。フィン、スウェーデン行こう」
スウェーデン「う、うん(日帝って勇気あるな)」
三階にある自分たちの教室に移動する
そしてしばらく落ち着いてから話を始める
フィンランド「今日はお前に助けてもらってばっかりだな…申し訳ない」
深々と頭を下げられたため慌ててそれをとめる
日帝「気にするな。本当の事を言ったまでだ」
フィンランド「……ありがとう」
先程まで目線を逸らしていたフィンだが今はきっちり目を見てくれている。距離が縮まったように思えて嬉しかった
日帝「あんな輩が先輩なんて最悪だ」
スウェーデン「まあ、あれは結構ぶっ飛んでる方だからね」
日帝「金輪際あんな奴とは関わりたくないな」
フィンランド「そうだな…」
スウェーデン「……日帝意外と勇気あるね」
日帝「言うほどか?」
スウェーデン「あんな巨体を前に君みたいなちっちゃい子があんなに堂々と言えるなんてすごいよ」
日帝「誰がチビだ」
スウェーデン「ちっちゃくて可愛いよ」
日帝「俺は可愛くない。そんなことで誤魔化せると思うなよ」
スウェーデン「ごめんて」
フィンランド「そろそろ授業始まるから席ついたほうがいいぞ」
スウェーデン「は~い」
コメント
1件
優しすぎる〜