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?カナメ視点?
何故に学校の机に伏せていたから、上半身を起こし、机の距離が近いと思い、自分の手首を見ると、中学の学ランを着ていた
…あれ、ここどこだ?…え、俺、中学の姿?
今は夢の中…ってことで良いのか…?
一旦…真っ直ぐ歩いてみるか。
トンネル内にいるかのように、自身の靴のコツコツ…と、周りに響いていく。俺がため息をつけば、それすらも響いてしまいそうな程。
半分くらい歩いた所で、微かに聞き覚えのあるような声が聞こえ始め、太陽で逆光して、誰かも分からない人を目にする。
???「ーーーーーー!」
??「ーーーーーw ーーーー?」
誰か喋ってる…誰だ?
あ、見えてきた
…え…あれの姿…虐めてきた奴ら…
いじめっ子「お!!カナメ!今日も来てくれてサンキュ!」
「…来ないとあいつらにも仕掛けるなんてさせたくないから」
いじめっ子2「もう友達じゃねぇのにw」
「…確かにそうだな。けど、他の人達にもされて欲しくないし…」
なんで、喋ろうとなんてしてない!!
いじめっ子「随分と今日は威勢が良いじゃねぇか!!良いぜ!ノってやる」
「は!?そんな事してない!!」
やだ、殴られる!!!
「……」
いじめっ子「今日はこの辺にしてやるよ。また明日な!カナメ」
帰ったか…いった。
そういや、腹めっちゃ殴られたりしたよな…と思い、嫌々学ラン、ワイシャツのボタンを外し、腹部の傷を見る。
うっわ…腹傷だらけ
アザまみれで、一部は内出血、1箇所は血がで始めようとしていた。
喉に違和感を感じ始め、急いで外したボタンを付け、体育座りをして、膝に顔を埋める。
その同時に、孤独感、自己嫌悪が俺に襲いかかってくる。
本当に夢の中なのか?そう疑いたくなるくらい、中学の頃のが思い出す。
毎日毎日…傷をつけられてはその場所を殴られて、もうやだ。
なんで、普通に過ごしてたのに変に目をつけられて…
ー…メ…ー
俺、あいつらに何か悪いことしたか…?
ー………ナ…メ!!!!……ー
数少ない友達にも相談したのに、あいつらに着いていって…
ー………ナメ…!!…きろ…しっかり……!ー
もう、誰にも相談出来ない…。誰も俺の味方なんて、いないんだ。
ーカナメ!!!起きろ!!!しっかりしろ!!ー
カナメ視点
「はっ!!」
「「大丈夫かカナメ!!」」
「はっはぁっ…げほっ…はぁ…大丈夫…」
「「ほんとに大丈夫か?スゲェ魘されてたから…」」
チラッと、イズミの顔を目で見れば、心配そうに顔を歪めていた。
ああ、情けない。
友達にこんな心配させるなんて。
こんな悩みは、俺だけ抱え込めば良い。
「……とりあえず、今は…聞かないで…」
「「お、おう…。無理すんなよ…。顔洗ってくるか?」」
「…うん」
「「階段降りて、左に曲がればあるから」」
「…サンキュ」
ガチャ、バタン…と、扉を閉めてイズミの部屋を後にした
洗面所…あー、あった。
…俺、スゲェ顔色悪。病人かよ。なんか、自分の顔見てると気持ち悪くなってきた…。
トイレ……
イズミ視点
カナメ…大丈夫かよ…。
絶対大丈夫じゃないのは分かってる。
それに、「もう、誰にも相談出来ない。誰も俺の味方なんて、いないんだ」って…どういう事だ?まず夢の中で何があったんだ。
あの様子で何か聞くことなんて出来ねぇ…。
カナメ…教えてくれよ…。
否定なんてしない。軽蔑も何もしない…。お前がイタチのように言ってくれたように勇気付けて言うからさ……恐れずに、話してくれよ…。
いつでも言ってくれるように、構えておくから、お前の口から話してくれよな…。
カナメ視点
ガチャ
「「おぉ、おかえり!もう大丈夫か?」」
「…うん、さっきよりは、全然。悪ぃ…」
「「謝んなって!変な夢でも見たら怖くなるよな…でも大丈夫だ。
“今は俺がいる!お前は1人じゃねぇ!”」」
「……!!…ありがとう…!」
そう言うと、イズミは少し驚いて、すぐにニコッ!て返事を返した
「「おう!!」」
どうして、お前はそんなに、まるで全て分かったような言葉を放つんだ。
1番言って欲しい、安心する言葉をくれた… 。
イズミ、俺と友達になってくれてありがとう。
まだ先は長いかも知んねぇけど、
いつか、俺の口から…イズミが求めてる事を言うよ。
きっと、イズミならアイツみたいに軽蔑しない。さっきので確信した。
でも、もう少し待っていてくれ。
番外編 激辛料理を食べる
「「カナメ〜!これ食ってみねぇ?」」
「…え、それ激辛いって有名のブルバクやん」
「「1回食ってみたかったんだよ!」」
「え〜…ちなみに、この色やばいソースは…」
「「もちろん全部!!チーズなしな!」」
((こいつ正気か?))
「まじかよ」
「「出来たぞカナメ!」」
「匂い何かすご、念の為ちょっとジュース取ってくる」
「「俺待つわ」」
2人とも「いただきまーす」
「イズミ先食いなよ…w」
「「ニヤニヤしながら言うなw
じゃ、食うわ」」
「「…(モグモグ)」」
「ど?」
「「はらい…!!(辛い!!)」」
「まじか…。俺も食べよ」
「…(モグモグ)」
「「どーだ…?辛いか?」」
((ジュース握り締めてるw))
「…うめぇ」
「「え?辛くないの?」」
「ピリ辛?くらい」
「「えぇ?ちょ、もう一口…カナメが掴んでるその麺ちょーだい」」
「えwいいよ。あーん」
「「…(モグモグ)」」
「「かっっっら!!!舌も唇も痛すぎ!」」
「え〜wじゃあもういらん?」
「「うん…いらん…」」
「んじゃ、全部食うね」
(こいつ、バケモンか)
「ごちそうさん…かっら」
「「食ってくれてサンキュ!!ほら、ジュース」」
「お〜、サンキュ。全部飲んでいい?」
「「もちろーん」
(カナメ…関節キスしてんの分かってんのか?まぁ、気にしないんだけど)
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カナメはどうやら辛いのが意外と食べれるらしい
逆でイズミは辛いのが食べれないらしい