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す4話!
夢小説です!男主がおります!(お名前春城満くん!)
キャラ崩壊するかもです!アニメ勢の方はネタバレ注意です!
苦手な方は御遠慮ください
春城くん
『』または《》
他
「」
身体測定からまた日が経ち…GW…週末直前の授業…
今日は秦中(ハタナカ)先生の化学(バケガク)の授業で本州に行って人を驚かすという実習をやっていくそうだ…そして何故かそこに参組の担任の安倍先生も着いてきていた
『………先生着いてくるとか大丈夫?また神酒先生の時みたいにならないですよね?』
「多分…大丈夫だ…!それ以上何も言うな…!考えたくもない…!」
『なんかすいません…』
「秦中先生、本州にはどうやって行くんですか?フェリーに乗っていくと結構時間かかりますけど………」
「嗚呼、船に乗っていくと時間がかかるから学園長の妖術で繋げてもらってるんだ
ここを開けたら…」
「えっ!教室じゃない!!廃墟…!!?」
秦中が教室のドアを開けると教室ではなく本州にある廃墟の中へと繋がっていた
「とまぁこのようにここはもう学校ではなく本州にある商店街だ…
先程も言った通り学園長の妖術で教室と本州にあるこの場所を繋げてもらった」
「もっとはやく教えてくれれば良かったのに…僕初日船で来たよ…」
「言ったらあんた初日で逃げてただろ」
「確かに」
「さて、みんな実践授業は初めてだな、見ての通りこの商店街はシャッター街…初めての実践には持ってこいの場所だ
ここで問題
今回安倍先生は化かす対象では無いが安倍先生を化かす相手としては不向きだ
何故か分かるもの」
「はーい!」
「狸塚」
「友達がいないから!!」
「まっまま…!狸塚くん!!?」
「半分正解」
「ちょっと!僕が友達がいないことを前提に話を進めないで!」
「じゃあいるのか?」
「いないけどさ!」
「変態だから!」
「ちょっと!」
「見てて哀れだから!」
「なんでよ!」
「不幸がうつるから」
「佐野くん!!?早速悪口大会じゃねぇか!」
『この人自身ふざけてるから誰も信用しないから』
「春城くん!!?」
「それも少し合ってる」
「あの…化かしたところで言いふらす相手がいないからでは…?」
「その通りだ
せっかく化かしたところで噂にされないと意味が無いからな、
どうせ布団にくるまって家から出てこなくなる」
『想像易し』
「同じ理由で小さすぎる子供もダメだ
軽く流されるからな、だからってご年配の方や妊婦!後体調の悪そうな人もダメだぞ!」
「化かすのにも色々気を使うですね」
「そろそろ暑くなるしテレビで怪奇特番も始まるだろ!お前らの功績が再現VTRとしてお茶の間に流れるかもしれないぞ!」
「で、でも誰から行くんですか?秦中先生」
「そうだな…まずは〜…クラスの委員の歌川と入道行ってみようか
昨年まで授業で習ったことを実践すれば上手くいく」
「上手くいくようにボク念を送るね!!」
「あんたの念は逆にしくじりそうだからやめてくれ」
「ひどい!」
歌川と入道は廃墟から出て店のシャッターの前で歌川が待機していた
「あのぉ〜…道をお訪ねしたいのですが……」
「なになに〜?どこ行きたいの〜??送ってくよ!?♡♡ 」
「ほ、本当ですか!?では……送っていただけますか?
「「………ッ〜〜〜〜〜〜〜〜」」
「ぎゃああああ!!!!オバケ!!誰かイタコを!!!!」
「バカタレ!!なんで降霊してんだよ!!!!」
「いっ!」
「ばあ」
「「ぎゃあああああああああァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!」」
「あんまり女の子粗末に扱うと今度は枕元に出るかもよ〜」
「おぉ…!筋がいいな!」
「僕化かす対象として不向きで良かった……」
「素晴らしい!2人とも!」
「くっそ!入道のやつ持て囃されおって!」
「いいな〜俺も歌川ちゃんとハイタッチしてぇ!」
「そんなに言うなら次狢行ってみようか」
「任せな!俺ァあのかっこつけナルシストより上手くバカしてやらぁ!」
「あ?」
「じゃあもう1人は…」
「俺は嫌だぞ!!俺は可愛いことじゃないとヤダ!」
「で、…なんで俺が…」
「おい静かにしろ…向こうから誰か来たぞ」
「おい狢、あそこにお前の母ちゃんいるぞ」
「何頭で判断してんだよ」
「すみませーん」
「「こんばんは〜」」
「おやおや………セイッ!」
「ベッ…!!?」
おば様が袋から塩を取り出し泥田の頭から塩を被せた
「何すんだこのくそババア!」
「現れたな!悪霊め!私はただのババアじゃない!さっきどこぞの高校生に雇われた霊祓師(レイバイシ)のババアさ!
悪霊め!!!滅してやる!!!!」
「「テメェの方が悪霊見てぇじゃねぇか!!!くそババア!!!!」」
「で…あの後10kmほど全力鬼ごっこしてきた…」
『ババアは?』
「何とか封印してきた……あと逃げてる途中でさっきの高校生見つけたから一発殴っといた…」
『器用か』
「とまぁこのようにたま〜に妖怪より妖怪またいな人間も出てくるので化かす相手は慎重にな
じゃあ次は出席は番号1番と秋雨と…あのうーんそうだな…じゃあ」
「可愛いやろ?」
「せやな…」
秋雨と狸塚がペアとなった
「あ、秋雨くんJKが来たよ」
「っしゃー!やるぞ豆!」
「テンションよ…」
「セセセセ!セーラーだ!!!」
「テンションよ…」
「シャー!」(見よ猫又ぞ!)
「「!」」
「きゃー!可愛い〜!猫ちゃんだ!」
「えー!しっぽ2つある〜すごぉ〜い」
「ギリッ…」(なんだと小娘ども!狸だってチャーミングだぞ!)
「きゃっー!タヌキもいる〜!」
「可愛い〜!」
「普通に可愛がられてません?」
「あの2匹には宿題を追加してやる…」
「じゃあ次は……春城行こう」
『俺ですか?』
「嗚呼」
『俺とのペアは…?』
「お前の妖術なら1人の方がいいし1人でも十分驚かせるだろう」
『期待し過ぎだよ…秦中先生』
「とりあえず行ってこい」
『………』(また呑まれないように……大丈夫だ…)
『……お兄さん』
「?私ですか?」(おっ、…タイプ…)
『はい…道をお尋ねしたくて…♡教えて…くれません…か?♡』
「も、もちろんですよ…♡」(お礼として…)
『ふふ…声をかけたのが貴方で良かったです…♡とって〜も…親切で欲に忠実で…とっても心を読みやすいので♡♡』
「え?」
『いえ、なんでもありません…♡道を聞いても…?』
「あ、は、はい!どこまで?」
『ではぁ〜…あ・の・世…とか…どうです…?♡』
「へっ!?な、は!」
『ふふ…随分初心ねぇ〜…?♡私にあの世を見せて下さいよ…お兄さん♡』
「み、見せます!見せますとも!!」
『まぁ…それはとっても…嬉しいです…』
「ど、どこ行きましょうか!近く探しますよ!」
『まぁまぁ焦らないで?♡♡ 』
「上手いねぇお姉さん」
『ほんと…?♡まぁ…お兄さんが俺とできる事はな〜んにもないよ♡』
「え?」
『えい、…♡♡』
「………」
バタンと男性はその場に倒れ息をしていなく春城の手には男のものである魂が乗せられていた
「「!」」
『…ふふ…♡美味しそうだなぁ〜♡♡』
「おい!春城!!!ストップ!ストップ!!早く元に戻せ!!」
『…?君…誰だっけぇ〜♡♡』
「はぁ!!?」
『…はは!誰でもいいよねぇ〜?』
「ダメダメダメ!!春城!!」
「ッ!!」
「!佐野!?」
佐野は廃墟の窓から飛び出し春城の目の前に立つ
「満!落ち着け」
『うーーーん…??きんぱつ…??もしかして君は〜……佐野かー??』
「そうだ!佐野命だ!」
『邪魔しないで〜♡
俺この魂食べるから♡♡』
「食べちゃダメだ!!」
『なんで、、、??』
「ダメなものはダメなんだ!!」
『理由がないなら俺は…辞めない〜♡♡』
「やめろ!!春城!!」
「!」
『!』
どこからか声が聞こえた瞬間、春城の体は素直に地面に伏せた
『ッ…』
「佐野くん、ありがとうございます
止めていただいて」
「が、学園長!!」
「すみませんね…まさかこんなこもになるとは思ってなかったので……ねぇ?バカ狐」
『…ッ…!?』(体が…!)
「秦中先生、この狐は私が学園へ連れていきます」
「えっ、…!」
「お願いしますね、秦中先生」
「あっ、……ハイ…!お願いします!」
「…では…」
『離せよ!!』
「少しは大人しくしなさい…!それとその魂は元に戻しなさい」
『…』
「春城」
『……』
「満」
『…はーい…えい』
春城が男性の元へ魂をデコピンで弾く
「春城くん??」
『大丈夫だってば!戻る!』
魂は男性の体の上で止まり体に吸い込まれるように元に戻って言った
「…まぁいいとしましょう…それと貴方の処罰はまた考えます」
『ゲッ…』
「とりあえず帰りますよ…たかはし先生に少し見てもらわなければ」
『待て待て待て!』
「まちませんよ」
『たかはしは勘弁』
「ダメですよ…久々に妖力を使った挙句妖術までも使ったんです…体に異常がない方が怖い
念の為です」
『…』
「私もついて行きます」
『…チッ…わかったよ…』
そのまま春城は学園長に首根っこを引っ張られて消えていった
そして後日聞いた話では某心霊参組のことではなく安倍先生の奇行が取り上げられてしまった
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝5話