気付かない訳ないじゃん。あんな反応見せられたらさ…。
br「僕…意識されてるって事だよね?」
ニヤける口元を手で押さえながら教室の窓を覗く。するとライバルであるkn先生が視界にはいるがどこか様子がおかしい…。
br「なんかあったのかな…?」
しゃがみこんで頭を抱えている。数分ほど経つと立ち上がりどこかへと向かっていった。
昼休みになり一人で食堂へと向かっていると視線の先にkn先生を見つける。朝の事もあり気になって声をかける。
br「あ、kn先生?」
kn「…brか。」
br「朝窓から見てたんだけど、なんかあったんですか?」
kn「…余裕な顔しやがって。」
br「え?」
kn「俺、shkに告ったから。だからお前には渡さない。」
br「え!?嘘でしょ。じゃぁ二人はもう…。」
そういうとknが顔を下に向ける。
kn「まだ。まだ付き合ってない。けど、お前にだけは絶対に取られたくない。」
焦りの表情が見えるkn先生を見て僕と同じく必死で真剣にshk先生の事が好きなんだとわかる。
br「僕、ライバルがkn先生で良かった。」
kn「…どうゆう意味だよ。」
br「格好いいし、もっと大人の余裕ある人だと思ってたけどshk先生の事になったら必死になってるの見たら僕と同じなんだなって。」
kn「同じ…?」
br「告白したって聞いて僕もって焦ってる…。でも約束は守りたいから…いつ話きいてもらえるかわからないけどね。だからkn先生が羨ましいし嫉妬してます。」
kn「それじゃぁ、お前はこのまま告白しないのかよ。」
br「僕いい事思いついたんですよ。」
kn「…なんでそんな嬉しそうなんだよ。」
br「kn先生…耳貸してください!」
kn「それは…お前ハート強すぎじゃないか?」
br「でも、こうしなきゃ僕絶対に告白ずっと出来なさそうなんでお願いします!」
kn「じゃぁ、協力しない。」
br「えぇ!?そこは違うじゃん!男同士正々堂々とってなる所じゃないんですか!?」
kn「…悔しいけど、今の俺お前に勝てる気しないんだって〜」
br「やってみなきゃわかんないでしょ!ね?お願いしますっ!」
kn「まぁ、俺もshkに謝らないとだったしな…。」
br「…何かしたんですか?」
kn「内緒。」
br「え、まさかキスとかした!?」
kn「ばか!お前声でかいって!」
br「ごめんなさいっ!…じゃぁ、明日決行でいいですか?」
kn「うし…やるか!」
僕たちは熱い握手を交わして明日の為の気合いを入れる。目を合わし“また明日”と決戦前に気合を入れるように力強く握手を交わしてお互い離れていった。
続く。
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