この作品はいかがでしたか?
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ども、主です。それでは本編どうぞ!
ー🧡side
俺は飲み会の帰り道、「死神」を名乗る男に、突如死を告げられた。「お前はここで俺に殺されて死ぬ。」と。それは嫌だったから、回避することはできないかと聞いてみた。その答えが、「死神として、生きること」だった。もちろんそれも嫌だったが、死ぬよりはマシだと考えて、生きることを選んだ。
🧡「、、、は?」
たどり着いた世界は、死神たちが巣食う世界。俺はここでこれからこの世界が滅びるまで生きなければならない。絶望にも程があるし、何よりも、💜くんたちが心配だった。
死神「おめでとう。君もこれからは死神だ。」
🧡「ちょ、俺が!?」
死神「あぁ。聞いて驚け。それも死神の頂点だ!」
🧡「で、でも、、俺は、、、。」
転生した先で、死神の頂点になりましたとか、ホントシャレにならない。俺は死神自体そもそも好きじゃないし、他人の不幸を笑うとか、俺には無理なことだ。死神たちには、そんな価値観はない。俺はしばらく、無駄に広い死神邸で、座っているだけだった。
キツネ「あ、あの、、、🧡様、、、でしたっけ。」
そんな時、仕事を求めに、一匹の狐が俺の部屋を訪ねてきた。このおどおどしたキツネには、俺と同じ価値観があるらしく、俺は彼をお気に入りに置いた。そして、死人の魂を殺さなくてもいいということを条件に、お菓子を持ってくることを命じた。彼とは話が合って、知らない間に仲良くなっていた。
キツネ「三色団子に何か思いい入れでもあるんですか?」
🧡「あぁ。俺な、好きな人がおったん。それで、よく花見ってヤツの時に三色団子を一緒に食べてたんよね。」
キツネ「へぇ〜。よっぽど素敵な方なんですね。」
🧡「せや!本当に素敵な人やで!」
でも、キツネは世界を転々としてきているらしい。その時に、「俺のいた世界」を見てきてもらったことがある。その時に、キツネは悲しそうな顔で帰ってきた。
キツネ「🧡様の世界で、貴方様のニュースで盛り上がってましたよ。特に、紫髪のニンゲンが悲しそうな顔をして、今にも死にそうな顔をしてました。」
🧡「、、、そうか。、、、なぁ、俺からの命令や。」
キツネ「な、何でしょう。」
🧡「、、、💜というニンゲンを殺せ。」
キツネ「、、、!!」
🧡「、、、俺の想い人や。その子に俺を探させてみ。必ず、この世界が滅びる前に、お前が俺たちを引き合わせてみ。」
キツネ「ぎょ、御意。」
🧡「そしたら、お前の好きなようにしていい。死のうが、生きようが、滅びようが。好きにしていい。」
キツネ「しょ、承知しました。」
キツネは嫌がっていた。分かっていた。💜くんは、俺のことを心配している。だからこそ、会いたかった。でも、今の俺は、そう簡単に会える身ではない。分かっていた。💜くんは、今の俺を嫌がることも分かっていた。だからこそ、俺は、彼を、💜を殺し、俺を探させてみるように命じたんだ。そしたら、、、
君は変わり果てた俺の姿を見て絶望したような顔をしていたね。俺は嬉しいよ。だって、もうこの世界も、俺も、💜くんも消える。最期の再会ってヤツじゃん。
💜「、、、🧡くん?」
🧡「、、、ごめんな、こんな形の再会で。💜くんの転生巡りの元凶は、、、俺なんや。」
💜「な、なんで、、、こんなこと、、、。」
🧡「俺は、知らない間に殺された。死神に殺され、死神に成り上がったんよ。そして、死神として生きなければ、二度と💜くんと会うことはできなかった。」
💜「、、、。」
🧡「、、、💗ちゃんたち、元気やった?」
💜「、、、。(コク)」
🧡「そっか。、、、なぁ、あのキツネから、この世界のこと、聞いた?」
💜「、、、うん。もうすぐ消えるんでしょ?」
🧡「あぁ。といっても、もうあと3分くらいやけどな。」
💜「さ、3分!?」
🧡「せや。だから、、、💜くん、君が今、やりたいことって、、、なに?」
💜くんは考え始めた。それを見て、俺もマネをするように考え始める。外がうるさい。きっと世界自体が崩れかけているのだろう。💜くんがやっと顔をあげる頃には、死神邸も、崩れ始めていた。
💜「、、、ねぇ、🧡くん。」
🧡「、、、どしたん?」
いつも通りのようで、いつもどおりじゃない会話。これも、泣いても笑っても最後の会話だ。いつもよりも色気を纏った彼は俺に猫のようにすり寄る。俺は、その小さい肩を抱き寄せて、離れられないようにする。
、、、キスしよ?
最後に感じた、生暖かい感触は、2つの魂と共に満たされていった。
fin.
はい!いかがでしたでしょうか?いいねやコメント、フォローよろしくお願いします!ちょっと短いのはすみませんです!それじゃ、おつてぬ〜
コメント
2件
ブク失(´;ω;`)
わぁぁぁぁぁぁ(༎ຶ ෴ ༎ຶ)(((きも 感動ちた…