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部活の先輩の妄想

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部活の先輩の妄想

2 - 第2話・暗めな妄想!

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2024年07月24日

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多分明日リア友に「お前やばいな」って言われるであろうヤバめな妄想。

「」k先輩

『』m先輩

[]その他


僕はいじめられていた、、と思う。小さい頃、小1とか小2の時に一度のミスでずっといじられていた。あいつらにとってはただの遊びだったかもしれないけど、僕にとってはそれが辛かった。だからいきなり泣き出してしまうことだってあった。それで、それで”遊び”は悪化していった。

その後小4くらいに転校したからそいつらとは会ってないけど。今は楽しい、、から。いいんだけど、、ね。

バドミントン部に入って、友達と馬鹿みたいにはしゃいで。楽しいよ。楽しいけどさ。

いいなぁ。って思ってしまう僕がいる。

僕はグループに入ってないようなもんなんだよ。だからこそ、二人一組の時に相手に困ってしまう。

いつも仲良いあいつらはグループで組んでるから誘えないし。だから羨ましくて仕方がない。妬ましくて仕方がない。

でもそんな感情表してしまったら、あの時とおんなじだよ。また辛くなってしまうから。だから、我慢我慢。

これも全部僕が悪い。人望がない僕が悪い。話しかける勇気のない僕が悪い。だから。だから。こんな感情抱くことすらおかしいんだよ。



『k〜おはよ!』

こいつはm。同じバドミントン部に入ってて、クラスは違うけど仲がいい。

「おはよ。朝から元気だねmは」

『これが俺の取り柄だからね!!』

「確かに」

廊下で言葉をかわす僕ら。この時ですらもお前が羨ましい。

通りがかるどんな人にも挨拶をする。全員お前のことを好く思っていて、だから笑顔で挨拶をする。

元気で、人望があって、自分に自信のあるお前が心底羨ましいよ。

『k?お前何かあったか?』

「え?」

『な〜んかおかしいぞ?いつもより暗いというか、、なんというか、、』

「気のせいじゃない?」

『いや!違うね!kの顔何百回みてると思ってるんだよ!違いくらいわかるよ』

「本当になんもないよ。強いて言えばお前の声がうるさすぎるってことくらいだよ」

『え?そんなにうるさかった?』

「うん」

『まじか。ごめん』

「別にいいよ。そこがお前の長所だもんな」

『あぁ!!』

元気に返事をし、眩しいくらいの笑顔を振る舞うお前が羨ましい。

『まぁ、なんかあったらすぐ言えよ?なんでも悩み聞いてやるから』

ぽんっと僕の頭を叩く。

優しいな。元気で、人望があって、自信があって、優しくて??

いいなぁ。いいなぁ。僕もそんなことできたらいいのに。

羨ましい羨ましい羨ましい。

僕はそんなお前のことが

「ありがとうね」

心の底から嫌いだよ。

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