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夜中__




シャル「っは、ぐっ」


シャルロットの魂が安定する前に碧の魂が安定してしまったせいで、ほんの少し回復出来ていない身体が痛む。隣で寝ているルカを起こさないように声をころしながら痛みを耐える。




シャル「はっ、ひゅ、ぅ」



ルカ「……シャル?」



シャル「わる、おこしっ」

ルカ「痛いの?」

シャル「だいっ、じょうぶだから、ねてろ」

ルカ「ダメ、どこが痛いの?」

シャル「…せな、か」



ルカはシャルロットを膝に乗せ、顔を肩に埋めさせて背中を摩った。


シャル「はっ…はっ…」

ルカ「肩噛んでいいよ」


シャル「?何言って、」

ルカ「シャルの唇は噛んじゃダメ、いいから肩噛んで」


下唇を噛み、痛みに耐えていたためシャルロットの唇に血が滲んでいた。ルカは唇に指を置いて血を少し拭いながら言った。


シャル「でもな、」

ルカ「大丈夫だから」


断りきれず軽くルカの肩にかぷ、と歯を立てると突然背中に痛みが走り、結構な力で噛んでしまった。


シャル「や…ごめ」

ルカ「大丈夫、そのままでいい、痛いのが無くなるまではそのままでいいよ」




その後背中を摩られながら波のように来る痛みを感じルカの肩を噛んだ。それでもルカはいいよ、と言い続けた。痛みが無くなった頃には疲れてシャルロットは眠ってしまった。







_____________



シャル「ルカ?」

ルカ「おはようシャル、背中大丈夫?」

シャル「大丈夫だけど、肩噛んでごめんな」

ルカ「俺が噛んでって言ったんだ、気にしなくていいよ」

ルカ「それに回復術覚えたし」

シャル「えっ!?それって神殿に仕えてる人しか出来ないんじゃ」

ルカ「シャルが寝てる時に神殿で覚えたよ?俺前から神の加護貰ってたし」


(ルカのチートさにはもう考えるのをやめよう…






________________


進級当日の馬車__

ゼナ達と一緒に行く約束をしていたため執事に馬車で迎えに行ってもらっていた。




ゼナ「一緒のクラスになれるといいね!」

ナターシャ「そうですね」

ユーリ「俺以外全員一緒だったりしたら…泣く」

ロイ「大丈夫だって!ね、シャルロット」

シャル「はい 大丈夫だよユーリ」

ルカ「俺がシャルと違うクラスなら抗議しに行かなきゃ」


「「「それは大丈夫でしょ」」」


ゼナ「2人が別のクラスになってたら教員室大変な事になってるよ」

ユーリ「公認カップルだしな」

ゼナ「でも婚約したから公認夫婦?」

ナターシャ「また騒がしくなりそうですね」




話しているといつの間にかもう学園が見えて来ていた。門で降りすぐ目の前にクラス替えが書かれてあり、全員が同じクラスだった。




___________


ゼナ「やったー!」

ユーリ「緊張した…」

シャル「俺の近く固まりすぎだろ」


ゼナ「当たり前でしょ」

ロイ「流石に今更離れて座らないよ」

ユーリ「そうだそうだー!」

ナターシャ「…リルさん可愛い」


ナターシャはシャルロットの腕の中で眠るリルが気になってしょうがないらしい。



シャル「な、可愛いよな」


ナターシャ「はい、あ」

シャル「?なんだよ、俺の顔になにかついてるか?」


ゼナ「違うよシャル様!シャル様が母性溢れた顔してたからナタがびっくりしたの」



シャル「…母性あふれ??」


ルカ「俺の妻と子供可愛いでしょ?」


シャルロットの肩を抱きよせ、ドヤ顔をしながらシャルロットの左手にルカの左手を重ねた。指輪を見ろ、と言わんばかりに。



ゼナ「惚気られた〜〜!!」

ユーリ「砂糖吐きそう」



惚気、と頭を抱え、ぶんぶんと振りながら言っているゼナ。砂糖、とおえ、おえと吐き真似をしているユーリ。リル以外に興味がなく、スルーしているナターシャ。止めてくださいロイお兄様、と思った





______________


「「「学園祭?」」」


先生「ああ、本来なら進級する前に開催するんだが、色々あって出来なかったからな、来月する事になったんだ」


ゼナ「先生!来月って言っても何も決まってないですよ?」

先生「そう、だから今日全て決める」




先生「まずは、リーダー決めだな」

先生「やりたい人いるか?」


ゼナ「はーい!あたしとナタがやる」

先生「ナターシャもそれでいいか?」

ナターシャ「はい、大丈夫です。」



先生「次に出し物は…」


ユーリ「やっぱ定番のカフェじゃね?」

ゼナ「メイドとか執事とかだよね」

ユーリ「先生、これって人気が1番だったら優勝とかありますか?」

先生「ああ、あるぞ。 」

ユーリ「…決まった、女装メイドカフェでガッポガッポだ!!!!!」




(なん、だと

(なんでそんな日本っぽいの知ってんだ!

(絶対に嫌だ!



ゼナ「シャル様とルカはメイド確定ね裏はなし 」

シャル「え」

ルカ「俺も?」


ナターシャ「シャルロットさんは絶対にナンパ、されますよ?」

ルカ「うわ、絶対モテる!俺もやるよ、守らないと」



(ああ、勝手に決まっていく。





「私達は衣装作るよ」




(ああ、勝手に服が作られていく。





_______________


2章 2話 エンド 1217


最近投稿出来なくてすみません、ネタが思いつかなくて。


短いしところどころ飛んでてごめんない😭



すごく関係ないんですけどヘルペスが出来ました\(^o^)/

頼まれたので悪役令息を辞めます。2章

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