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女は赤面しながらも、じっと翔を睨みつけていた。その瞳には何か悪巧みの光が宿っている。
「ねえ、お兄さん」少女はスカートを押さえながら、急に甘えたような声を出した。「私、ちょっといいもの持ってるんだよね。お兄さんには、これを飲んでもらいたいな~」
翔は警戒しながら答える。「なんだよ、それ。どうせまた変なもんだろ?」
少女はポケットから小さな瓶を取り出し、中身の透明な液体を見せつける。
「これね、お兄さんみたいに余裕ぶってる人を、ほんとに追い詰める魔法の水なの!飲んだらどうなるか、試してみない?」
翔は額に汗を浮かべた。どう見ても怪しい。
「おい、それ絶対にやばいやつだろ。俺はそんなもん飲まないぞ!」
しかし、少女は突然結界内の影を操り、翔の腕を縛り上げるように動かした。
「ふふふ、そう言うと思った。だから、無理やり飲ませてあげるね♡」
翔は抵抗を試みるが、影に絡め取られた腕はびくともしない。少女はニヤリと笑いながら、瓶の中身を強引に翔の口に流し込む。
「げほっ……な、なんだこれ!」
「効き目が早いんだから、覚悟しててね~」少女は勝ち誇った笑みを浮かべた。
数分もしないうちに、翔の顔に焦りの色が浮かび上がる。何かがおかしい。下腹部に不快な圧迫感が広がってきたのだ。
「お、おい……これ、まさか――」
「そうだよ、お兄さん!利尿液なの!どんどん我慢できなくなるから、頑張って耐えてね♡」
翔は必死に結界の薄くなった場所を探しながら、我慢を続ける。しかし、少女はスカートをひらひらとさせて翔をさらに挑発する。
「ねえ、お兄さん。もう限界なんでしょ?顔に出てるよ~。もしかして、漏れちゃったりしてるんじゃない?」
「うるさい……!俺はまだ負けてねえ!」翔は歯を食いしばりながら声を上げた。
だが、体の限界はすぐそこまで来ている。少女の笑い声が響く中、翔の集中力は次第に乱れ、ついに――