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俺は仲良くなった翌日、同じ駄菓子屋で待っていた。
「あー今日は名前、呼び捨てで読んでやろうかなぁ(笑」
あれ、全然来ない、
「やばいなこのままじゃ俺貴族に見つかっちまう」
そうして待つのを諦めた。
でも、逢いたかったから
次の日も、その次の日も一ヶ月近くも待ち続けた。
然し来る気配は全くなかった。
俺はとぼとぼと王宮のある街へと出る。
「ここは仲良くなった日に来たよなぁ、何時も見てる景色なんだけど、なんだかより綺麗だねって云いあったっけ笑」
あー、早く優太くん、いや優太に逢いたい。
三月三十一日。
俺はいつもと同じ様に王宮へ向かう。
すると一つだけ、部屋のカーテンがシャッと開けられる。
「優太だ、、?」
優太はこっちに気付いていない。
俺も気づかなかった。
だって、
痩せ細って、クマも酷くほっぺがパンパンに腫れていたから。
「これ、助けなきゃ。」
俺は直ぐ様王宮の中へと突撃する。
まあ、案の定バレてしまった。
【はっ、侵入者!!!
お前さては鈴木だな?】
【残念だな、優太様は明日処されるんだ。】
【貴様と喋った所為でな。】
は、?
「優太が、死ぬ?」
【そうさ、優太様が王殿に殴られた日、優太様と王殿は約束したんだ。四月一日、優太様を処すと。】
嘘だ、嘘に決まってる。だって優太は王の監視から逃れた筈じゃ、
【残念だが、お前も優太様もここまでだ。可哀想に、街中に有る監視カメラに気づけなかったんだなぁ(嘲笑】
駄目だ、ムカつくけど、優太を助けなくちゃ、
このままじゃ、死んじゃう。
俺は咄嗟に走り出し、王の部下達を避けていく。
あの感じは三階だった。
「三階三階三階、、」
着いた、
「あぁ優太の匂いだ。」
俺はドアノブに手をかけ、優太に声をかける。
「お前は死ぬなよ、優太!」
さあここからは鬼ごっこの始まりみたいなものだ笑
三階から華麗に外へ出なくては行けない。
「優太、いい?」
『うん、怖いけど大飛が居るから』
そう云い俺たちは階段の手すりをツルツル滑っていく。
「よし、上手くいった!!」
なんと奇跡的に外に出られた。
然し、
「うがっ、」
刺股の様な物で俺は王宮の壁に押し付けられた。
あーこれ
死んだ?笑
♡150→最終話 貴方がくれた飴の意味
あっという間に次で最終話です〜💕
これまで読んでいただき、ありがとうございました💭
またこうやって作品を書けたらなって思ってるので、テーマ募集しちゃいます!