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色々と話したが……最終的にはこれからどうするかが問題だ
家にはさすがに帰る勇気はないし
何より死ぬかもしれないという恐怖もある
まだいっても自分たちは中学生だ
子供の自分たちにできることなんて…ない……ないと思う。
なんて考えているとふと目の前が暗くなった
目を覚ますと……ここは家だ!!
辺りをキョロキョロと見渡すと美空もいる
もしかして捕まった?なんて思いながら自分の
勉強机を触る
……触れられるとゆうことは夢ではない?
拘束もされていない
捕まったわけじゃない
簡単に扉も開く
とりあえずリビングに行ってみる
不思議な感覚がすると思いながら……リビングに着くと物音がした
もしもの状況を考えて そっと扉を開けた
しかし、物音の主は……冷だった
呆気に取られて見つめていると
冷蔵庫を漁っていた冷はふと手をとめた
冷「あっ莉久……どうしたの?入らないの?」
なんて呑気に聞いてくるもんだから余計に
分からなくなってしまった
その時だった
誰かに肩を叩かれたのだ
恐る恐る振り向くと美空だ
安心して胸をなでおろした
美空「莉久?」
莉久「えっいやびっくりしちゃってさっあはは
どうしたの?美空」
美空「どうしたもこうしたもないよわたしたちさっきまで……」と言いかけ
強ばった表情をした美空は自分の服の裾をぎゅっと握った
そんな緊迫な空気を断ち切るように冷が言った
冷「あの〜莉久?とそちらのお嬢さん?忘れないでね?なにかあったの?」