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うわぁ……第五章、めっちゃ重層的になってきましたね! 冒頭のTくんの「映画13ネタ」に合わせたデートの話から、ムラクモさんのパイプカット・DINKS宣言まで読んで「あ、この二人、確実にすれ違ってる」ってヒヤッとしました。 そしてソー・ハインさんの4歳で熊を首チョンパしたエピソード、衝撃的すぎて笑っちゃいました(いい意味で)。あの回想シーンの「ダー」を空中ジャンプで使う描写、めちゃくちゃアニメ映えしそうです。 最後のTくんの「全員グルかよ!」の叫び、切ないけどコミカルで……もう感情が忙しい回でした! 続きが気になります。
第五章:2025年と2026年
あれから1年が経ち、空エキ学園高校を卒業したTは母校の高校の歴史担当の先生になるべく、空エキ学園の通信制の大学で勉強しながらフリーク区デイサービスに勤務していた。
場所はフリーク区のアパートにて
T(18歳)の心の声「映画館でムラクモさんと一緒に『美澄エカチェリーナvsルシア・エルビラ』を見れてよかったぁ。ムラクモさんを誘って行けた!!昨日がちょうど2025年の6月13日だったから、**『映画13ネタ』**に合わせて公開されたってインタビューでナギ監督さんが言ってたから。」とアパートの部屋で先生になるために勉強に励んでいた。
※ここから天野ムラクモの視点になります。
場所はフリーク区にあるカフェの店にて
※天野ムラクモの回想シーンになります。
昨日のアパートの部屋はどこか長閑で静寂な雰囲気を漂う匂いだった。
天野ムラクモ(18歳)は別のアパートで母校の空エキ学園大学の全日制に通い、母校の大学職員になるように励んでいた。
ムラクモ「これが**『コナシマッチ』**か。パイプカット手術を1ヶ月前に受けてよかった。精子がないと判断されたから助かりますね。」と冷静になりながら右手でスマホを持ち、DINKS向けのマッチングアプリを開くのだった。
ムラクモの心の声「私は父さんや爺さんと違って学園の理事長や校長にはなりたくない。大学職員で充分です。私は地位には興味がないのですから。私は選択子ナシ夫婦になりますから。」と考えたら在日ミャンマー人のソー・ハイン(19歳)がムラクモのプロフィールを押してマッチングをするのだった。同じくムラクモもソー・ハインにマッチングするのだった。
天野ムラクモはデートするためにカフェ店で待ち合わせをしながら一人で壁際に立ち、考え込んでいたのだった。
ソー・ハイン「久しぶりね、ムラクモ。」と明るく無邪気に声をかけた。
ムラクモ「久しぶりです。あなただったんですね、ソー・ハインさん。私はパイプカット手術済みです。」
ソー・ハイン「私もよ。卵管結紮術を受けたの。子どもいらない人生を歩みたいからね。大学生活は大丈夫なの?」
ムラクモ「ええ、大丈夫です。一緒に中に入りませんか?」
ソー・ハイン「いいわよ。私もカフェ行ってみたいからね。」
カフェ店のテーブルにて
ソー・ハインは甘いほうじ茶を飲み、ムラクモはいちごミルクを飲みながらカウンターテーブルで会話をするのだった。
ソー・ハイン「まだあなたには話していなかったわね。」
ムラクモ「何がですか?」
ソー・ハイン「私はね、4歳の時に山中で凶暴なツキノワグマを首チョンパしたことがあるの。」と笑顔で話した。
ムラクモ「かっこいいエピソードなんですね。その後はどうしたんですか?」
ソー・ハイン「パパが首と一緒に担いで軽トラのトランクに乗せて運んだの。それで解体して、ママと5歳年上のバカ兄は調理したの。そのツキノワグマをね。」
ムラクモの心の声「ソー・ハインさんの指先には、今も獲物を解体する時の正確さが宿っているようだ。美しい……」
ソー・ハインの回想シーン(15年前の山中にて
住民A「逃げろぉぉぉぉ!!熊が出たぞ!!」
ツキノワグマ「ガウゥゥゥ!!」と唸り声をあげて2本脚で立ち上がるのだった。
ソー・ハイン(当時4歳)「人に危害を加えるクマは私の食べ物になりなさい。」と背中に装備した二刀流の「ダー」を「シュッ!」と取り出すのだった。ツキノワグマが「ガウゥゥゥ!!」と右の前足で鋭い爪で攻撃するが、ソー・ハインは空中ジャンプして避け、その隙にクマの首を目掛けて「シュッ!!」とダーで首を刎ねるのだった。返り血を浴びながら無事に着地するのだった。)
ムラクモ「それで、ニュースになったそうですね。一般社会では英雄視されるようになってマスコミが来てましたね?素晴らしいですね。」
ソー・ハイン「フフッ。あなたは褒め上手なんですね、ムラクモさん。そう言えば、あの映画見た?」
ムラクモ「見ましたよ?まさか東京フリーク区の姉妹都市のアメリカのフリーク州で製作されたスプラッター映画で本人役で、美澄エカチェリーナとルシア・エルビラが手を組んで悲劇の悪役のリーダーを逮捕させる結末になりました。しかもR18作品の中で、日本とアメリカ両方興行収入が100億近く伸びて大人気でしたからね。最後のエンドロールで**『正義の反対は別の正義』**だと教えてくれました。まさにフリーク精神ですよ。」
ソー・ハインの回想シーン(15年前のソー・ハインの自宅の解体場にて。ソー・ハインの父親ラ・ラ・ゼーヤ(当時32歳)「山中での血抜きって大変だったなぁ。」ソー・ハイン(当時4歳)「アハハハハハ!!やっと解体ができるわ!!」と言って仕留めたツキノワグマの毛皮と肉を「スースー」とダーを使って切り分け、臓器を「グチョグチョッ!」と両手で取り出すのだった。寄生虫除去のため、取り出した臓器を暖炉で加熱。骨は父親が研究室に引き取ってもらうために骨格標本にする目的で家の近くの穴を掘って埋めるのだった。そして綺麗な砂を入れて、犬に見つからないように金網を敷くのだった。)
ムラクモ「その時の骨格標本、今度見せてもらえませんか? 私は大学職員になったら、学園の博物館に飾りたいくらいです」
ソー・ハイン「いいよ?でもその前に聞きたいことがあるの。あなたはダーという武器を知ってるかしら?」
ムラクモ「ええ、Tさんから聞きました。ミャンマー刀の一種で、日本刀で言う刀(カタナ)と呼ぶのと同じなんですよね?それからTさんはこう言ってました。コンバウン朝時代にはよく周辺諸国やブリティッシュと戦う時にも使っていた武器でもあったと。Tさんが歴史の知識を語る時のあの熱量、大学職員になったらまたゆっくり聞きたいものですね」
ソー・ハイン「やっぱり、よく知ってるわね。しかもあのバカは歴史には強いわよね。よかったら刀剣屋に行かない?私は刀剣が見たいから。」
ムラクモ「ええ、いいですよ。私も世界各国の武器が見たいのでね。」そうやって楽しく会話する2人だった。
※ここからTの視点になります。
場所はフリーク区のアパートにて
TがLINEでムラクモが「私はソー・ハインと付き合ってる」とのメッセージを見て驚愕するのだった。Tが右手でスマホを持ち、ストレスが溜まるのだった。
T「クッソぉぉぉぉ!!私の親友のムラクモさんが年上の皮肉なミャンマーのマドンナ美女のソー・ハインさんと付き合ってるだと?!!私がプロポーズしたかったのに!!畜生ぉぉぉぉ!!フリーク州在住で江戸っ子風の毒舌美女のルシアさんも私のアメリカ人の男友達のクインさんと付き合ってるしなぁ!!あと私の友人のパリピ美女のエヴァさんは知人のナイジェリア系アメリカ人のルワジさんと付き合ってて、もう一人のパリピ美女のヘレンさんは同じ女友達のイングランド系アメリカ人のサスキアさんと付き合っててクソ!!」と息を「はぁ。はぁ。」
としながら呼吸を整えるのだった。
Tの心の声「美澄エカチェリーナさんは女優と学業を両立してて大変忙しそうだけど、映画見てて怖かったわ!!ソー・ハインさんとルシア・エルビラさんはビジュアルと雰囲気がそっくりだし似た者同士の親友らしいから、毒舌皮肉美女コンビ組んで、156cmのハインさんの二刀流のダーと180cmのルシアさんのマチェーテでエカチェリーナと言う192cmある日本のモブの巨体美女をぶった斬れば安心だぜ…!ただ彼女の武器はロシアの伝統的な武器のバルディッシュなんだよなぁ。映画でもワイヤーやCGナシでルシアさんとエカチェリーナさんが本気モードで互角にやり合ったからなぁ。あとソー・ハインさんがルシアさんと手を組めばエカチェリーナさんなんてピンチかもしれないぞ!!」と妄想するのだった。
突然何か気になり出したTがスマホを出してSNSで美澄エカチェリーナの投稿写真を見るのだった。TはあまりSNSをいじらない派のため、久しぶりに投稿写真を見るのだった。その写真は1年前に共演したルシアとパリピ美女のエヴァとヘレンがアメリカフリーク州のディナー店でワニ肉の脚を頬張る様子を見るのだった。それからエカチェリーナの投稿に『私のでかい見た目からして一般人扱いする目が節穴なバカな日本人男性がいる』と怒りの絵文字と共に書かれていた。
T「はぁ?!!これ絶対私のことじゃないか!!……待てよ、ハインさんはエカチェリーナさんの親友でしょ?ルシアさんもエカチェリーナさんと共演してるし、そこにエヴァとヘレンまで加わって……。なんだよ、全員グルかよ!私の居場所なんて最初からないじゃないですか……トホホ……。」