話は続いておりません。別の話として見てください。
出てくる人↓
青井らだお
ぺいんと
赤兎がみとも
成瀬
猫マンゴー
皇帝
つぼ浦
キャップ
ネル
ハクナツメ
アルフォートウェスカー
ヴァンダーマー
ハンク
成瀬「あ〜つまんない、」
皇帝「だなぁ」
猫マンゴー「それな〜」
ナツメ「はぁー」
俺達は暇をしていた。
そのひとつの原因は犯罪が少なくなっていたことだろう。
それはまぁギャングの方の事情もあるからわかるとして原因はもう1つあった。
それは、最近仲良くしていたらだおが出勤しなくなっていた。
1週間、2週間たってもらだおは来なかった。
らだおがいないとなんだか元気が出ない、
いつも警察署に来てるギャングも救急隊も来なくなった。
特殊刑事課の2人も元気にしてる様には見えるがどこか寂しそうにしていた。
俺は仕方なく少し残っている仕事をした。
ピピピッ
久しぶりに強盗の通報が来た。
成瀬「通報来たので俺行きます」
ネル「私も行くね〜」
猫マンゴー「俺も行こっかな〜」
皇帝「じゃ我も〜」
ネル先と4人で強盗先に行くことにした。
強盗先に着いた俺達はいつも通り接する。
成瀬「犯人はいるかー」
皇帝「人質はいないっぽいよ〜」
猫マンゴー「じゃあ撃っても構わないね」
ネル「気をつけてね〜? 」
俺は中に入り犯人の顔を確認しようとする。
犯人はどうやら2人いるようだった。
成瀬「手あげろ〜?」
「もう来たんだ…」
奥にいた犯人ふたりが出てきた。
成瀬「は?」
俺は困惑した。
そこに居たのはらだおだったから。
犯罪をしていた。
いやそんなことは今どうでもいい。
らだおは黒い服を着ていて、ヘルメットではなく帽子をかぶっていた。
よく見るとらだおの目の下にクマができていた。
らだおの目には光がなかった。
らだおは疲れているような感じだった。
俺はしばらく棒立ちだった。
猫マンゴー「成瀬〜?どう?」
皇帝「成瀬遅くない〜笑?」
俺が遅くなったせいか皇帝とマンゴーが入ってきた。
2人はまだらだおに気づいていないようだった。
猫マンゴー「犯人は〜?って、は?」
皇帝「どうしたッ、え、らだ先…」
皇帝「わ、我、ネル先輩に伝えてきます、」
2人は奥にいるらだおに気づいたようだった。
「らだ〜何?知り合い?」
らだお「まぁ、」
「じゃあ、挨拶した方がいいか、」
「初めまして僕はぺいんとって言います」
成瀬「え、ぁあ…」
らだお「ぺいんと帰ろう、」
ぺいんと「うん!あとちょっとで終わるからまって〜」
猫マンゴー「ねぇ待ってよ、帰る気?」
らだお「そうだよ、」
俺はわけが分からなかった。
すると皇帝がこちらに戻ってきた。
猫マンゴー「皇帝、警察署員とギャング、救急隊に連絡して」
皇帝「わ、わかった、」
マンゴーは皇帝にそう言い皇帝はすぐに電話をした。
らだお「何するの?」
猫マンゴー「らだおを止める」
成瀬「らだお、なんで、」
らだお「疲れたから、ただそれだけ」
ぺいんと「らだ〜警察全員来るらしいけど大丈夫?」
らだお「ほっとけばいいよ、」
ぺいんと「りょーかい」
俺はなんでか分からなかった。
なんでらだおが汚職をしているのか、
なんで今までいなかったのか、
なんでぺいんとと言う奴と一緒に犯罪しているのか、
俺は分からなかった。
俺は疲れていた。
仕事の事もそうだったかもしれないけど俺の私情だった。
俺は本署へ帰らなかった。
そこにぺいんとという奴が現れた。
ぺいんとは俺に寄り添い一緒に犯罪をしようと誘ってきた。
俺はぺいんとと一緒に犯罪をすることにした。
ぺいんとが俺を気にかけてくれたことが嬉しかったから。
俺達は銀行強盗をすることにした。
そろそろ取り終わる頃警察が来た。
店の奥の方にいた俺はそこからでた。
成瀬「は?」
そこには成瀬がいた。
久しぶりに会った。
成瀬は汚職をしてる俺を見て困惑していた。
その後にマンゴーと皇帝が来た。
2人も俺を見て驚いていた。
当然のことだ。
つい先日まで警察だった男が汚職をしていたんだから。
皇帝は警察、ギャングや救急隊に電話してるようだった。
俺はそれでも構わなかった。
だって気にしていなかったから。
数分後もう既に帰ろうとしていた時外に沢山の車があった。
俺はぺいんとを連れて外に出る。
らだお「眩しっ」
外に出ると光の強い太陽が俺たちを照らしていた。
ぺいんと「らだ、大丈夫?」
らだお「うん、平気」
俺のことを心配してぺいんとは声を掛けてくれた。
やっぱりぺいんとは優しい。
ナツメ「…らだお、君…なん、でッ」
がみとも「らだお…ッ?」
ハンク「らだお、くん、?」
ヴァンダーマー「らだおさん…」
つぼ浦「らだ先、何やってんの…?」
警察の皆やギャング、救急隊がいた。
俺は久しぶりに皆にあってもなんの感情もわかなかった。
もう俺の心は死んでいるのだろう。
ウェスカー「らだお、どうして?」
キャップ「なんで汚職をしているッ」
ネル「やだよ、らだおくん…」
成瀬「なんで今まで連絡しなかったッ」
皇帝「らだ先ッ!!」
猫マンゴー「やだ、目を覚ましてよッ」
皆俺に質問や戻ってこいと言ってきた。
ただ謝ってるだけの人もいたし、俺の事を見て呆然としてる人もいた。
皆の声を聞いても俺は何も思わなかった。
ただ”うるさい”という感情だけが沸いた。
らだお「うるさいなぁ」
成瀬「は?」
俺は言葉に出して言ってしまった。
もうどうでもよかった俺は続けた。
らだお「何わかった気でいんの?」
らだお「わかってないのはどっちだよ、」
ナツメ「わかった気じゃないよ、らだお君のことちゃんと分かろうとしてるよ?」
猫マンゴー「俺達仲間じゃないの、」
らだお「あはははは笑笑」
俺はその言葉を聞いて笑いが絶えなかった。
皇帝「何、笑ってんの…?」
ハンク「らだ、お君?」
らだお「仲間?なにそれ笑わせないでよ」
らだお「いつ仲間になった?いつ友達になった?」
らだお「俺の事ちゃんと見てない癖に、」
らだお「もう俺に構わないで」
らだお「俺の気持ちも知らないで」
らだお「俺の事助けようとしてんの?」
らだお「もう遅せぇよッ」
らだお「俺はもう戻る気は無い」
俺は思ってること全部言った。
猫マンゴー「なんで…?やだよ、戻ってきてよ…」
ネル「もう遅いかもしれないけど私は嫌だよ」
ヴァンダーマー「らだおさんはもう警察では無いのですか?こんなにも戻って来いと言ってくれる人がいるのに、」
ハンク「らだおくん、どうしたの、?」
皇帝「らだ先ッ戻って来い!!」
俺の言葉を聞いても皆は諦めていなかった。
もうこの人たちの言うことを聞くつもりは俺にはなかった。
らだお「ぺいんと、帰るよ」
ぺいんと「え、あぁ、」
俺はぺいんとを連れて帰ろうとしたその時
ぺいんと「ウッ…」
バタンッ
らだお「ぺいんとッ!!」
ぺいんとは急に倒れてしまった。
俺は応急処置をしようとした。
でも今手元に応急処置できるものがなかった。
俺は急いでぺいんとをお姫様抱っこし連れて帰ろうとした。
がみとも「ねぇ待って、手当するよ無料で」
らだお「え、ぁあ、ありがと」
がみともはぺいんとの手当をしてくれた。
あんなこと言ったのになぜだか分からない。
がみとも「はい、終わったよ」
ぺいんと「あ、れ?僕倒れてた?」
らだお「ぺいんと、よかった」
らだお「じゃあ帰るよ」
ぺいんと「ぅうん、」
がみとも「…」
俺はヘリの助手席にぺいんとを乗せ帰った。
皆は呆然としていた。
そのせいか俺たちを止めるようなことはしなかった。
俺は帰る。
今までいた場所に着いた。
らだお「ぺいんと、場所変えよっか、」
ぺいんと「いいけどなんで?」
らだお「俺の勘だとここの場所はすぐバレる」
らだお「だからバレないうちに逃げよう」
ぺいんと「なるほどね、了解!」
らだお「あと、ギャングの抗争地は行かないようにして、ぺいんとが人質として捕まったら俺が出るしかないから」
ぺいんと「うん、わかった!!」
らだお「ありがとねぺいんと」
ぺいんと「うん!らだの好きなようにしてだってらだ、元警察で医者でギャンのボスなんだから」
らだお「まぁ、ね笑優秀なんで笑」
ぺいんと「最後の一言いらないな〜笑」
俺達はそんなことを言いながら引っ越しの準備をした。
ぺいんとは俺が言ったことを否定しない。
ぺいんとといると本当に落ち着く。
俺は自分の荷物の整理をした。
らだおが汚職をしていた。
俺は困惑してただらだおを止めようとすることしか出来なかった。
俺は無力だった。
らだおが居なくなったあと皆は呆然としていた。
まさかあのらだおが汚職をするなんてとショックを受けていたからだろう。
数分たったあとやっと皆が帰り始めた。
救急隊の雰囲気は暗く、ギャングは1部ショックを受けていたがすぐに帰って行った。
警察のみんなはショックが大きく何も話さず帰って行った。
俺は猫マンゴーと皇帝、ナツメさんと一緒に帰った。
成瀬「俺、無力だったな、」
猫マンゴー「ッ?!」
皇帝「ッ、」
ナツメ「…」
俺は署に着いた時喋った。
俺は独り言の用に喋る。
成瀬「らだお、疲れてるみたい、だった。目の下にクマ、があった。俺、らだおを、とめ、られなか、ったッ俺、らだおの、ことなんも、わかってなかったのか、なぁッ」
俺は涙が出ていた。
らだおがあんなに苦しそうな顔をしていたから。
いつものらだおじゃなかったから。
俺はあんな苦しそうならだおに何も出来なかった。
あんな、
皇帝「成瀬のせいじゃないから、誰のせいでもないから、成瀬は1番らだ先のことわかってたんじゃないの?」
猫マンゴー「らだおのこと探そう、見つけ出そう」
皇帝とマンゴーは俺を元気づけようとしてくれた。
成瀬「でも、俺、」
俺がそう言いかけた時、
ナツメ「そんなの成瀬じゃないよ!!」
成瀬「ッ?!」
ナツメ「いつもの成瀬はどこいったの!!いつも煽って元気よくて優しい成瀬はどこ行ったの!!」
成瀬「ナツメさん…」
俺は警察の無線で言う。
ピピピッ
成瀬『今から青井らだおの捜索を行う!!らだおを取り戻したいやつは協力しろ!!絶対にらだおを連れ戻すぞ!!!』
成瀬「フー…」
俺がそう無線で言うと直ぐに応答がきた。
つぼ浦「絶対見つけ出す!」
キャップ「らだおを取り戻す!!」
ネル「みんなで探そう!!」
他にも今いる警察の皆から応答が来た。
皆らだおのこと好きなんだ。
俺はいつもの自分に戻り捜索を行った。
俺はギャングにも手伝ってもらった。
成瀬「らだおが居そうなところって分かりますか?」
ヴァンダーマー「まぁ抗争地には来ないでしょうね、ギャングに捕まったらたまったもんじゃないでしょうから」
成瀬「なるほど…」
ウェスカー「たぶんもう分かってると思うけどらだおはもう前いた場所にはいないかな」
ハンク「らだおくんって警察でそういうこと良くわかってるから逃げてると思うよ」
成瀬「…難しいですね、」
ヴァンダーマー「何を言ってるのですか?」
成瀬「え?」
ヴァンダーマー「貴方も警察ですよね?」
成瀬「ッ、」
ハンク「ま、頑張ってねぇ」
成瀬「はいッ!!」
俺はひたすららだおの捜索をした。
思いついた場所に行ってもらだおはもう居なく、居た後だけ残っていた。
俺は一生懸命らだおを探した。
それでもらだおは見つからなかった。
らだお「ぺいんと〜?もう出るよ?」
ぺいんと「は〜い」
ぺいんと「ここともお別れか〜」
らだお「はいはい行くよ〜」
ぺいんと「はつらつぅ笑」
らだお「笑笑」
ぺいんと「捕まらないように頑張ろ〜!!笑」
らだお「おー!笑」
俺達は元々居た場所から離れた。
誰も絶対に分からない場所に行く。
それでもバレそうになった時はすぐに逃げまた別の場所に行く。
その繰り返しだった。
誰も俺を見つけることは出来なかった。
警察でさえ手に負えないらしかった。
らだお「ねぇぺいんと、」
ぺいんと「ん?どうしたのらだぁ?」
俺は移動中ぺいんとに聞く。
らだお「俺がさ、もしこの街から出たいって行ったらぺいんとはどうする?」
俺は気になった。
このまま逃げて隠れる場所がなくなったら、この街から出ないといけないと思ったから。
ぺいんと「んー、」
ぺいんとは少し考えた様子だった。
ぺいんと「らだに着いてくよ、どこまでも」
らだお「ッ?!」
思わぬ返答に俺は驚いた。
まさかぺいんとが着いてきてくれるとは思わなかったから。
俺は嬉しかった。
らだお「ありがとぺいんと、」
ぺいんと「ううん、らだの好きなようにしたらいいよ、」
ぺいんとはいつも俺の意見や考えを否定しなかった。
ずっと一緒にいたいって思った。
俺は深い闇に堕ちていく。
もう戻れない場所まで。
手遅れなところまでーーーーー。
end
コメント
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ありがとうございます最高ですらだおやっぱり愛されてるんだね