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何十分歩かされたのか分からない 。
もう足も動きそうになかった 。
『 疲れました 、 休憩したいです 』
そう、 恐る恐る伝えるが
保科副隊長は聞く耳も持たなかった 。
「 休憩せん方がはよ着くやろ 」
その一言だけだった 。 俯いて 地面を力いっぱい蹴った 。
「 は 、 ちょ 、 急に走んなや…!! 」
保科副隊長はビックリした顔で話した
正直急に走れば帰れるなんて安易な考えをしていた 。
保科副隊長の力は強くそう簡単に解けるようなものでは無い 。
「 じゃあ 、 こ ー したる 。 」
保科副隊長は私に近づくなり 、
何かを嗅がせた 。
その途端 、 私の意識は途切れた 。