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ご本人様無関係
zmemメインのお話
地雷さん回れ右
軍パロ
それでもいいよって方はどうぞ‼️
em side
em「ゾムさんッ!」
zm「ドサッ」
ゾムさんは、バタッと机に伏せてしまった
どうしよう…
まずいことになったのかもしれません
……こう考えている間にも、回りの人に危険が及ぶかもしれない
em「すみません、ゾムさん。
少し手荒いかもしれませんが許してくださいッ」
私は、その場にゾムさんをおぶった
em「うげッ」
思ったよりも重く、少しよろめいてしまう
くそッ…
今になって、日々の訓練を行っていない結果が出ている
やっぱり、訓練をした方がいいのでしょうか
……それでも…怖い
あのトラウマがよみがえってくる
いざとなって、銃ですら握れない
em「おじさんッ!お金おいてきますね。
全部いただけなくてすみませんッ!また、必ず食べに来ます!」
屋台のおじさん「おッ…おう💦
ってか、そのガキ大丈夫か?ぐったりしているが?」
em「大丈夫です!本当にすみませんッ」
私は、代金を机の上に置くと、急いで宿の方へ向かって走った
ーーツーッツーッ
gr『こちら、グルッペンだ』
em『エーミールです
……少し、大変なことになりました』
gr『なんだ?』
em『ゾムさんがッ!』
em『倒れました……
何者かが、毒の入った針を刺した模様です。すみませんッ…私のせいで』
gr『いい、自分を攻めるんじゃない
…おそらく、惨憺国だろうな。そういや、聞いたのか?』
em『…はい。認めました。でも……』
em『最後、なにか言いたそうでした
……聞き取れませんでしたが』
gr『そうか…
迎えを行かせる。今…任務が空いてるのは……』
そう言って、グルッペンさんは少しガサガサと物音を出した
また、そうなのか?
私は、ゾムさんが眠っているベッドに目をやる
ゾムさんは、少し苦しそうにうめき声をあげていた
悪夢かなにか見ているんでしょうか?
助けれなくて、本当にごめんなさい
gr『聞こえるか?
コネシマとロボロを迎えに行かす。二人はその場に待機。宿の位置を教えてくれ』
em『わかりました。宿はーーーーです』
gr『了解だ。安全第一だゾ、
決して無理はするな。わかったか?』
em『ハイル・グルッペン』
ーーツーッツーッ
em「はぁッ……」
私は少しため息をつく
同盟国会議に連れてこなければよかった?
それとも、宿を取らずに……?
どうすればよかったのだろうか
惨憺国のお祭りに行った時も、少し視線を感じた
あのときと同じ視線だったような気がする
一瞬だったけれど
zm「えっ…エミさんッ」
em「ゾムさんッ!」
ゾムさんが目を覚ます
ひどく疲れているようで、少し肩が揺れていた
em「大丈夫ですか?
今すぐ水を汲んできます」
zm「待って…ガシッ」
その場を離れようとした私の腕をゾムさんは握る
…?
em「ゾムさん?」
zm「上着のポケットのなかに、薬が…」
薬?
私は、ハンガーにかけたゾムさんの上着のポケットに手を入れる
なかで、手になにかが引っ掛かった
粒状のものが、小さな袋に入っていた
em「これですか?」
私は小さな袋をゾムさんに手渡す
ゾムさんはコクリとうなずいて、袋を受け取った
em「なんの薬ですか?」
zm「…まぁいいか
これは、実験用の薬だ」
em「実験?なんのですか?」
zm「…見ただろ。あの書類」
書類……?
まさかッ
あの、改造人間とかいうやつでは?
zm「そう、俺は
改造人間の被験者だ」
em「被験者……」
zm「生まれてから、何人も死んだよ
…そこで、俺は、いや、俺たちは生き残った」
em「そッそうなんですね……」
言葉を返すのがとても辛い
毒を飲まされたり
いろいろな訓練をさせられていたとあとから読んで知った
ものすごく辛いことだったんだろう
でも……
zm「俺は」
zm「惨憺国を潰す」