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翌朝。


寝れなかった。

お母さんは早くに出かけた。


学校も休みだし。


何する訳でもなくて。


みんなの配信動画をみて過ごす。コメントは見ないようにして…



私「そだ。勉強しよ。」

学校のカバンから道具を取り出す。


私「ん?ここ…これであってるかな…」


私「…………」


わかんないや。

いつもならな、阿部さん、村上さんに聞けた…あ!そだ。村上さん。今学校のはず!


村上さんにLINEする。


_♪LINE


ちょうどあき時間だったらしく、解説付きで返事が来た。

ならばと、他の場所も教えてもらう。


すると。また、写真付きのLINEがきた。

みると、恵比寿さんとのツーショット。


私「ふふ(笑)ほんと仲いいんだから(笑)」


お礼のLINEを送り、既読ついておわった。


そのあとも、やることないから勉強して過ごす。


そんな日々が10日ほど経った。


ネットニュースはまだ収まらない。

もうね、傷つくとかじゃないのよ、内容がすごすぎて(笑)

どうやったら考えつくんだろ…って。


みんな仕事どころじゃなくなったらしい。


こんな女が彼女なんて許せない


というコメントばかりになってる。


そりゃそうだな(笑)


遥斗、大丈夫かなぁ。

LINEしても返事もない。既読さえつかない。

他のみんなも。

中川くんも。


道長くんも

そっけない返事ばかり。



はぁ。なんかもうこのままなんじゃないかなと思う。



誰がここまでしたのか。


もう、それすらどうでもいい。


どうせ、真実を訴えても聞く人はいない。


誰も本物の私には興味は無い。



私「はぁー。なんだかなぁ。」



__ピンポン♪


玄関の呼び鈴がなる。


でも、出ないように言われている。


だから知らないふりをしていると、スマホがなった。


_♪着信

知らない番号。


私「え?なに?怖い……どうしよ…」


すると、ショートメールがきた。


『杏佳ちゃん、大丈夫?私、笹本です。』


え???

そーっと、外を覗く。


そこには笹本さんがいた。


そっとあける。



笹本「やっほ!みつかるとあれだから、入るね?」

そういって入るとすぐ鍵をかけた笹本さん。


私「どうしたんですか?」

笹本「ん?どうしてるかなって気になって。」

私「なんでここが?」

笹本「聞き出したわ(笑)海外から帰ってきたらすごい荒れてて。9人なんて、もう…」

私 「え?」

笹本「事務所にこもりっきりで、ダンスばっかりやってる」

私「へ?」

笹本「ストレス溜まってんだろな」

私「そっか」

笹本「でも、宮ちゃん元気なかったからさ。問い詰めたら、教えてくれた。」

私「え?」

笹本「さすがにここまでくると、小さい事務所だから、厳しいみたい。」

私「そっか…」

笹本「杏佳ちゃん。宮ちゃんを、みんなを信じて?」

私「……え?」

笹本「このまま自分がとか考えてないよね?」

私「…………私が悪い役引き受けて別れたらみんな今までどうりになるかなって。全部わたしが悪いって…」

笹本「ちがう。杏佳ちゃんは何も悪いことしてない。」

私「………(´;ω;`)でも…」

笹本「杏佳ちゃん…」

私「みんなに迷惑かけてるし…ファンの子たちからしたら、わたしが悪いよ。私もそう思う。ただ、私だけ置いてかれてる。全然私じゃない。私の仮面を被った別人みたい。」

笹本「完全にマスコミに作り上げられてる。杏佳ちゃんばかり叩かれて。宮ちゃんは、それに傷ついてる。自分が何を発言しても聞いて貰えないし。」

私「……」

笹本「だから、もう少し待って?」

私「え?」

笹本「私がなんとかする。光本さんにも伝えてきたから。」

私「大丈夫なんですか、信じて…」

笹本「うん。」

私「笹本さん…( ๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)」

笹本「ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙も少しがんばろ?」

私「……遥斗に会いたい。声が聞きたい…」

笹本「わかった。伝えとくから。」

私「………(´•ω•̥`)」

笹本「じゃあ。いくね?」

私「………私も行きたい。」

笹本「だめ。今は我慢して?」

私「やだ(´;ω;`)」

笹本「杏佳ちゃん。人気者と付き合ってんだから、しっかりしなさい!!」

私「Σ(OωO )!!」

笹本「辛いのは宮ちゃんも一緒だから。みんな杏佳ちゃんと同じように辛いの。みんな疑心暗鬼で。身内の中に内通者いる。だから、連絡とりたくてもできないの。わかって?」

私「……はい。ごめんなさい」

笹本「よし。いっちょ、頑張ってくるわ!あ、そういや、杏佳ちゃんの周りに、芸能人に知り合いがいるって言う人いる?」

私「…………あ。いた!でも…」

笹本「いるの?だれ?」

私「クラスメイト…彼氏がアイドルとかなんとか。」

笹本「名前は?」

私「え?、でも、クラスの子はみんな味方…」

笹本「ほんとに?」

私「……」

笹本「いいわ。とりあえず。もうしばらく、我慢してね?じゃ、また。ちゃんと鍵しめてね?」

私「…はい。」

先生はアイドル?私専用カウンセラー

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