「ふおおおお…!凄い大きい!!美味しそう!!いただきます!!!」
「シシ、召し上がれ!」
パク、とかぶりつく。ふわふわな生地は口に入れた途端溶けるように無くなっていく。いちごソースと一緒に食べれば甘酸っぱい味が口の中いっぱいに広がって美味しい。ヤバい私今ちょー幸せ!!目の前に超大きな好物があるとか最高!しかもロノの料理なんて…!!
「主様、めっちゃ美味そうに食いますね!作りがいがあります!」
「うん!ロノの料理は美味しいから幸せになるんだ!」
「グゥッ……!主様は好き嫌いもないから作りやすいんですよ。ここには好き嫌いが激しすぎる人がいますからね!!」
そう言ったロノは悔しそうに拳を握り顔の前でわなわなと震わせる。いつもお疲れ様……
「…あ?皆して集まって何やってるんだ?」
「主様はいないんすか?」
「私はここだよ〜!」
「え?ってはぁ!?主様!?なんでそんな小さくなっちゃったんすか!?」
「目が覚めたら体が縮んた!」
「どういう原理っすかそれ!」
「へぇ。可愛いじゃねぇか。服も似合ってる、流石フルーレと言ったところだな。仕事が早い」
「ふふ、ありがとうございます!自信作なんですよ」
「むぐむぐ…流石にこれ以上は食べられそうにないな…でもお残しはダメだし…」
「ああ、確かに今の主様だとキツイですよね…残しちゃもったいねぇし、俺が食うか?」
「食べてくれるの?じゃあお願い、ありがとう!ごちそうさま!」
(マナー担当として注意すべきでしょうか…いえ、ですが確かに食べ残すのはあまり宜しくありませんし、主様も了承していますし……今回は目を瞑りましょう」
皆で話していたら、たまたま通りかかったボスキとアモンが居た。2人は私が小さくなったことを知らないから私がどこにいるか分からないみたいだ。ここだよ、とジャンプしながら言うと2人は驚いた様に目を見開いた。
「主様、どうしてそんな小さくなったんすか…?」
「目が覚めたら体が縮んでいた!」
「怪しい薬でも飲みました?」
「ルカスに貰った薬なら飲んだよ」
「私ちょっとルカスさんとお話してきます」
「いや、普通の風邪薬……ってベリアンもう行っちゃったよ。というかミヤジは??」
「ルカスさんの話題が上がった途端消えてったぜ」
「大変惜しい人を無くした……」
「…あ!いい事思いついたっす!主様、ちょっと待っててください」
「え?うん」
「どうせあれだろ。花だろ」
「アモンの育てた花は綺麗だし好きだけどシンプルに花粉ヤバそう」
「現実を突き付けないでください。それに、主様のその衣装に絶対似合います!」
「ま、虫がついてなきゃどっちでもいいか」
「虫は付いてませんっすよ。綺麗でしょ?」
「花のベットだ!!!」
要望があったので書きましたが正直続きが思いつかん( ᐛ )めっちゃ途中だけどこれで完結にします
コメント
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すごく尊い話ですね(◜¬◝ )続きが見れたらなんて幸せなんでしょう|ω・` )チラット でも書いてる方の大変さもあるし…出来れば書いて欲しいです🥺
続き見たいです(((o(*゚▽゚*)o))) いつも頑張っていて凄い❣️😳👏
めっちゃ最高です!🤦♀️ フォロー失礼しますm(_ _)m