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幸せな犬のお話

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幸せな犬のお話

1 - 第1話 こんな事があったな

♥

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2023年01月09日

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ガサッゴソ

そこにだれかいるの?僕目が悪くて、よくわからないんだ

ゴトゴト

うわあ、やっぱり誰かいるんだ。ねえ僕といっしょに遊ぼうよ!ここに来てからママもパパも全然見つからないからつまんないの。

ーーー


え?疲れてるから遊びたくないの?

そっかあ、でもしょうがないよね。ん〜でもなあ、、、

じゃあ僕の家族のことを話してもいい?僕の家族は3人家族ですごい優しいんだ


ーーー

本当⁉︎いいの?じゃあ話すよ

僕生まれた時は真っ暗なところに閉じ込められてたんだ。そこで毎日冷たいご飯を食べたりして、すごい悲しかった。それに!毎日辛そうな、幸せそうな泣き声がするの。

それで、僕が生まれて9年経った時に、ママとパパと小さい女の子が見に来て、それから車に乗せられたんだ。それで僕は大きなお家にいったの。

ーーー

え、3人家族じゃないのかって?あ、最初はママとパパと小さい女の子と僕の4人家族だったんだけど、女の子が大きくなるたびに、僕に無理やり服を着せて、機械からパシャってやられて、最後は尻尾を引っ張られたりされたんだ。

でもその子が成人っていうのになってから別のお家に行って、新しい動物を買ったんだって。

女の子がいなくなってからは、ママとお散歩したり、パパといっしょに絵を描いたり

あ、ママの干したお布団の上に乗ったの、ポカポカしてきもちよかったな。


ーーー


え、今日はもういいの?じゃあ!遊ぶ?


ーーー


え!明日もお話し相手になってくれるの!?本当は遊びたかったけどな、、、

でもここに来てからは誰とも遊べなかったし、嬉しいな!ありがとう


あれ、そういえば君、どうして泣いてるの?


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