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#狂気
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上も下も涼さんによって塞がれて、苦しいのに幸せで頭がホワホワしてくる。
お腹の中にはずっぷりと涼さんの半身が入り込み、口内は彼によって舐められ、優しく愛されている。
――あぁ、私、涼さんのものなんだ。
満ち足りた気持ちで納得した私は、おずおずと彼の背中に両手を回した。
そのままとろけるようなキスを交わしている間、涼さんは少しずつ腰を揺らし、私に刺激を与えてくる。
――気持ちいい。
――幸せ。
――もっとほしい。
心の奥底から浮かんだ欲望のままに、私は彼の背中に軽く指を立て、キュッと下腹に力を込めた。
そして、キスの合間に囁く。
「……もっとして」
「恵ちゃん……」
彼はグツグツと煮えたぎった劣情を逃がすように溜め息をつき、幸せそうに笑う。
そのあと私の体の両側に手をつき、ゆっくりとした抽送を始めた。
「ん……っ、あっ、あっ、あ……」
トチュトチュと最奥を突き上げられるたびに、堪らないほどの悦楽と多幸感が全身に回っていく。
「可愛いね。その声もっと聞かせて。顔も見せて」
そう言われ、私はとっさに両手で顔を覆う。
けれど――。
「駄目だよ。全部見せてって言ったでしょ」
「あっ……」
両手首を掴まれたかと思うと片手で縛められ、彼はさらに親指に愛蜜をまぶしてヌルヌルと淫玉を撫でてきた。
「っひあぁああっ! あーっ!」
弱点を攻められた私は大きな声を上げ、思いきり膣を引き絞る。
「ぁ……っ、締まる……っ」
涼さんは吐息混じりに言って妖艶に笑い、うっとりするような美しい笑みを浮かべて「二人で気持ち良くなろうね」と、さらに淫玉を撫で続けた。
「や……っ、駄目……っ、気持ち……の、……っめぇっ」
私は顔をクシャクシャにして泣き、次から次に襲い来る快楽の波濤に追い詰められる。
「あー、恵ちゃん可愛い。駄目だって分かってるのに、虐めたくなる……っ」
涼さんは微笑んだ目の奥に嗜虐的な光を宿す。
彼が私を加害する事はないと信じているし、本気で嫌がる事をする人でもない。
けれど涼さんの言う〝虐め〟に少し興味のある私は、色んなものを我慢しているその表情を見て、ゾクゾクしてしまっていた。
(でも、今はまだ……っ、もう少し……っ)
いつまで経っても初心者マークが取れなくて申し訳ない。
ある程度慣れたからといって、突然上級者向けの事ができる訳でもない。
少しずつ慣らしていかないと、心も体も追い付かない。
分かっているけれど、今はまだ、私のレベルで甘えさせてほしい。
そんな事を考えながら、私は快楽の限界を迎えて荒い呼吸を繰り返し、全身を痙攣させていた。
――気持ちいい……っ!
――おかしくなっちゃう……っ!
「あーっ、あーっ……!」
目の前でパチパチと光が明滅し、次から次に襲い来る淫悦でどうにかなってしまいそうだ。
全身がとても敏感になって、撫でられただけで反応してしまう。
心の底まで見抜くような綺麗な目で見つめられると、乳首がキュッと凝り立った。
「っあぁああああぁぁ……っ」
手を解放され、両乳首をキュッと摘ままれた瞬間、子宮にズン……と甘くも重たい感覚が宿り、私は絞り出すような声を上げる。
「もう駄目……っ、もう、……っ、駄目っ、ごめんなさいっ」
「うん、分かった。ごめんね……っ」
涼さんはそう言ったあと、私を抱き締め、ごろんと仰向けになった。
「えっ?」
一瞬にして彼の上になった私は、悦楽にまみれていたのも忘れ、目を瞬かせる。
けれど涼さんは私のお尻をギュッと掴んだかと思うと、猛然と突き上げてきた。
「っひあぁああぁ……っ! あーっ!」
ドチュドチュと子宮口を荒々しくノックするようなピストンを受けた私は、ただ涼さんにしがみついて強すぎる淫撃を堪えるしかない。
(やば……っ、飛ぶ……っ!)
グワッとせり上がってきたものに耐えきれず、私は次の瞬間頭の中を真っ白に染め上げ、自分でも認識できていない声を上げて大きな絶頂を迎えていた。