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「私が死んだらどうする?」
「はぁ?何いってんだよ」
「……もういい」
「おいっ」
そう言ってお前は消えた。俺の前から。
今日も彼女の家に行って、一緒に登校する。これが俺の毎日のルーティンだ。
こう毎日登校してると、恋人だとかと言われる。まぁ訳ないか。
彼女というのは俺の幼なじみ、長谷川 栞のことだ菜奈
菜奈は俺の手を優しく握り、
「ほらっ早く行こっ」
と、笑顔で言った。
俺は驚いて、少し恥ずかしかった。て握られたらドキッとするだろ。
そう、俺は菜奈のことが密かに好きだった。