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謙杜×○○
高校の先輩(青田○○)と後輩(謙杜)
謙「せんぱぁぁーい!」
「ちょちょ、、危ないから!」
謙「えへへ」
「えへへじゃないし。」
謙「ツンな先輩も好きです♡」
「はいはい」
なぜか1個下のイケメン、長尾謙杜に好かれている私。なんで??
学校でもトップを争うくらい人気な長尾くん。そんな人が私を、、って、女子の目が怖いんだから。
それを言っても、、
謙「そんなん、こっちだってそうですよ」
って。意味分かんなくない?
謙「先輩。」
「なに」
謙「今日、告白されてましたね」
「…見てたの」
見られたくないと思ってた。いつからか、私、長尾くんのこと、、
謙「まぁ。」
「ふーん」
謙「ちゃんと断りました?」
「ちゃんとって何よ、w」
謙「え、もしかして、」
「OKとかしてないから」
謙「ですよね、よかった、、」
ホッとした顔に少しキュンとしちゃって。
って、だめだめ!!
謙「??どうしたんですか?」
「なんでもない」
謙「あ、そういえば、先輩今年もミスコン出るんですね!」
「まぁ、させられるって言い方が正しいけど、、って今年も?」
謙「あ、、いや!」
「??なに?」
謙「僕も出るんですよ!」
「だろうね」
謙「知ってました?」
「いや、長尾くんなら出るだろうと思ってた」
謙「嬉しい、、俺の事考えてくれてたんですね、」
「ポジティブだな、」
学園祭当日
謙「せーんぱいっ!」
「長尾くんじゃん」
謙「ていうか、先輩文化祭でも1人??」
「いや、長尾くん見えたら友達どこか行くの。友達いないわけじゃないからね?」
「ていうか長尾くんこそ。いつもこっち来て友達とか大丈夫なの?」
謙「はい!頑張って来いって!」
「そう」
「あ、そろそろ準備しないと」
謙「ほんとだ。僕も行かないと」
「うん」
謙「楽しみにしてますね」
「じゃあ私も長尾くんの楽しみにしてるね」
謙「はい!!」
謙「めっちゃ、楽しみにしててください。」
友「○○めっちゃ可愛い!!」
「ありがとう〜」
舞台裏
「あ、長尾くん」
謙「え、ちょ、、」
「え、なに?」
舞台裏で長尾くんを見つけて声をかけるといつもと違う反応。何か挙動不審。
謙「や、マジで可愛いから、」
耳まで赤くして言うものだからこっちまで照れちゃうよ、
「あ、ありがと、」
謙「先輩。」
「なに?」
謙「…これで、最後にします。」
「何の話、?」
突然、真剣な表情でそう言う彼。
謙「まぁ、分かりますよ。ほら、行ってらっしゃい。」
困惑しながらもステージへ。どういう意味だろ、、?
司会🎤「優勝は!!」
司会🎤「青田○○さんです!」
🎤「ありがとうございます。」
司会🎤「続いてミスターコンテスト、優勝に輝いたのは、、」
司会🎤「長尾謙杜くん!」
謙🎤「ありがとうございます。えーっと、この場をお借りして、想いを伝えたい人がいます」
謙🎤「○○先輩。」
「え?」
謙🎤「こっち来てくれますか?」
「え、待って、」
司会🎤「○○さん舞台中央へどうぞ!」
これ、行かないといけないムードじゃん、
謙「すみません、こういうの、嫌いだと思うんですけど、言わせてください」
謙🎤「○○先輩。ずっと、好きです。何があっても守るので、僕の隣にいてください」
そう言って見つめてくる長尾くんは、あまりにもカッコよくて。
「長尾くん。」
謙「はい」
「私も、好きだよ」
謙「え、マジですか、?」
「うん、まじ。」
謙「マジで、?嬉しすぎ、」
そう言ってしゃがみこんでしまう長尾くん。
司会🎤「ミスコン優勝者のカップル誕生だ〜!!」
司会者の言葉で会場は大きく盛り上がる。
舞台をおりると、親友の姿。
友「おめでとう!」
「ありがと、?」
恭「長尾やったやん!かっこよかったで!」
謙「マジで緊張した、、w」
友「写真撮るから2人ともこっち!!」
そう言って撮影ブースに連れて行かれる。
謙「先輩着替え終わりました〜?」
「うん〜」
謙「開けますよ?」
「いいよ〜」
謙「…先輩、心開いたら甘いですよね」
「ねぇ、前から思ってたけど、私を知ってるかのような、、」
謙「言ったでしょ?ずっと好きだって。」
「いつから、?4月から冷たくしてた気が、、」
謙「…ちょうど一年前の文化祭。先輩を見たんです。」
「1年前、、」
謙「ナンパされてたお姉さんを助けてたでしょ」
「見てたんだ、」
謙「たまたまね。」
1年前。
姉「嫌ですって、!」
男「いいじゃん、ミスコン優勝してたじゃん」
「やめてください!」
男「あれ、妹ちゃんじゃん!お姉ちゃんに僅差で負けちゃって残念だったねぇ?」
姉「妹を侮辱しないで」
男「何、怖〜w」
「お姉ちゃん〜!!」
ギューッ
姉「よしよし、ごめんね、ありがとう」
「ううん!お姉ちゃんが無事ならいいの!」
「私、あんな感じになってもいいの?」
謙「え?全然ウェルカムですけど。」
「でも冷たい方がいいって、」
謙「いやいや。ツンな先輩も好きだっていうだけですよ。」
「ふーん」
謙「先輩は?いつから僕のこと好きだったんですか?」
「んー、分かんない」
謙「えぇ〜!」
「気がついたら、、って感じ、」
謙「照れてる先輩も可愛い♡」
「もうやめて、、」
謙「世界一幸せにしますね」
「じゃあ、謙杜くんは私が幸せにするね」
謙「えっ!!?先輩今なんて!!?」
「ん?なんのこと?」
謙「今!名前呼びましたよね!!?」
「知らなーい」
謙「もう1回!!」
「やだよw」
謙「何でですか!!」
「謙杜くん置いていくよーw」
謙「待って待って!○○さん?○○ちゃん?」
謙「待って先輩ほんとに置いていかないで!」
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