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メリーさんの執事【R.s.༗】

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メリーさんの執事【R.s.༗】

73 - 《偽王の幻夢境編》第73 - 行き着く先を

2024年10月05日

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記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《偽王の幻夢境編》の続きでございます…

では、続きをご覧下さい。作者より



\\\\\\\\\\\\ 場面は変わり \\\\\\\\\\\\


アポロン「どうしよう…無理かも」

ロディ「この様な事が起きとるとわ……だが、今居る場所が何処なのか少し理解したかもれん……」険しい顔をして振り向く

バベル「行くのか?…行くにしても……ネメシスの事は隠した方が良いだろう…目立つと困るだろう…」

ジャンヌ「もしもの時は……」

αメリー「………」横を見る、

ネメシス「わかったわ…」…

……今のネメシスは、くっきりと姿が見えるくらいまでになっていた。…


アポロン「それを考えるのもいいけど……さっきの化け物とか注意しなくちゃ」

ラス「先程の犬に似た奴でしょうか」

旅冴「幻夢境[ドリームランド]の食屍鬼[グール]、今回は3匹だけだったけど…もっと居たら……ん?大丈夫か…」…

ゲーティア「所で、どうするの?行くの?」

ロディ「行こうか……あの戦場にアルジャーノが居るだろうしの…」…


……全員が前を向くと、崖の先では…人々と異様な怪物達との戦争が行われていた。

…戦意に燃える獣の様な雄叫びがここからでも聞こえてくる……


……場面は戦場の中へと進む……

兵士「はぁぁ!」剣を突き立て

怪物「キーー」

〈グサ〉っと剣が怪物にささり

兵士「がぁぁ!」

背後から兵士に喰らいつく怪物

その光景は、見るに耐えぬ有様だ……

〈ドオォォ〉と爆音が鳴り響く

……1人の鉄甲冑を来た男性が見える、

その人…彼が、

アルジャーノ「進め!チャリオット隊!」

指揮を出す彼の背後には、何者にも動じぬ要塞の様な機械神が居た。…

兵士達「突撃ィィ!!」怒涛をあげる

兵士達「ウォォォォォ」


――廃淵の地――


ジャンヌ「そもそも、この戦地で何処に向かばいいの?」

ロディ「ふむ……彼の事だ必ず拠点を各場所に立てて移動しとるだろぅの……怪我人は拠点に万全な者は前線にと言う戦法をしとるからの……」

アポロン「それって人数不利になったり役割が複雑になったりしないのかな……」

バベル「あの脳筋が居るな…」

ロディ「おぉ…テットラか」


……遠くに拳だけで自身より大きな生物を簡単に殴り壊している者が居た…


アポロン「何アレ怖いって」

ゲーティア「お…お〜い!」大きな声でその者に呼びかける…

テットラ「おお!ゲーティア姉にロディ爺さん……と、その他達」怪物を殴りながらこっちに向かってくる…

ジャンヌ「ぁぁ…来てる…」

緑色の返り血をつけて笑顔で走ってくる

アポロン「めっちゃ怖い」

テットラ「ゲーティアねえちゃ〜ん」元気に飛びつく、

ゲーティア「うぅ〜っあぁぁ」

〈粘ァネバァ〉粘ついた緑色の血がゲーティアの服にくっ付く、


……後からやって来た旅冴にも付着する…

旅冴「ん…生物の血?…味見っと…」緑色の血を舐める

ラス「何してるんですか?」歩き疲れ寝ているαメリーを抱えなが後からやってくる…

旅冴「シャッガイの昆虫怪物?と同じ味がする……複合体かな?」


ロディ「そうだ…テットラよアルジャーノに用があっての」

テットラ「ん?何かあるの?他にギーメルもいるよ」

ロディ「ギーメルか……ちゃんとした人間で、彼の人材を数人一部を人探しに回って欲しいんだが……」

テットラ「それって、戦力減っちゃうからダメだしされない?」

ロディ「その時は私が何とかしよう…コレがある…」持っている神秘的な太極図を取り出し2匹の狼を呼び出す、

ロディ「移動もできる」2匹の狼を撫でる

ハティガルム「キュゥ」大きな頭をロディに軽く擦る…

スコールガルム「ウゥ」ロディの手を軽く舐める…

テットラ「ロディ爺さんってやっぱ凄い人だな〜尊敬」

ゲーティア「ねぇ懐いてる様だけど……それって…あの2人のよね」

ロディ「その様だが……アレフが持ってての…まぁ…動物の扱いは慣れとる」

ゲーティア「そんなもんなのかな……」


バベル「早く行くぞ」そう言い、いつの間にか生成していた多脚型ゴーレムに乗る。

ジャンヌ「なにそれ、イイな!」

バベル「悪いが、4人乗りだ…」

ジャンヌ「……別にいいさ、僕は…乗れなくても……」

旅冴『何か聞いた事あるセリフと声だ…懐かしい…』2人を見つめる。

バベル「誰がダメと言った…4人乗りだと言っただけだ、他の奴も乗るだろ…残り2人どうする 」…

旅冴「良かったね」

ジャンヌ「うん」頷きゴーレムに乗る…


テットラ「ん〜悩む〜…どっちも乗りたいぃぃ…んん〜!…」バベルのゴーレムか、ガルム(狼)に乗るか悩んでいる…

ロディ「テットラ、一緒に乗ってくれんか?あの2人に譲ってくれ…」ラスとαメリーの2人を指差しテットラに言う…

テットラ「わかった!お兄さん、代わりにどうぞ!…ふふん…」飛び跳ねながらロディの方へ行く…

ラス「……ありがとうございます」

ジャンヌ「手伝うよ、登れる?…」

ラス「大丈夫です」αメリーを抱えたまま軽く飛び乗り座る…


アポロン「……先頭 乗れる?」

ゲーティア「むりむりぃ!」首を横に振る…

旅冴「僕がやるよ、その…白狼くんと2人は僕の所でいいかな?」

ロディ「構わん、寧ろその方が安全でありがたい…私とテットラで先頭で行くからの…テットラには案内もしてもらんと…」

テットラ「案内する!邪魔者いたら殴って退かすから安心して」…

ロディ「3人を頼むぞ…」スコールガルムにそう言う、

旅冴「よろしくね」スコールガルムの頭を撫でる、スコールガルムも旅冴を舐める…


……全員は、2匹の狼と1体のゴーレムに乗りロディとテットラを先頭に戦場の中へと素早く移動を始める。


ハティガルム「ウォォ!」

テットラ「行け〜!」右腕をブンブンと振りはしゃぐ。


……突き進むハティガルムの行手に居る敵は容赦なく飛ばし喰らう…


疾走する中で、

「ロディ様だ」「審判官様が来られた」

「全力で道を作れ!」

そんな声が聞こえてくる…

それ以外にも、

〈ドン〉と音の後に地鳴りする…

戦車から撃たれる大砲だ…

旅冴「戦車だ……ロケットがあるんだから当たり前か…機械の文明が発展してるのに古典的なやり方をするのは何でだろう」

テットラ「ボクが使う力神の恩寵[オンチョウ]があるから必要性は低いかな、機械を操るのもいいけど、数が多いし機械兵そのものが強いから…」

そうしていると、〈ブォォォ〉っと音が近づいてくる…振り向くと、

巨大な怪虫が向かって飛んでくる…

横から来る先程の戦車が変形しカブトムシの型になり、その怪虫を突き飛ばす。

変形した戦車の上に女性兵が現れる

ルーデル「迷わず突き進め!使いの者、我が名はルーデル・ティーガー!この名を世に残す者の1人だぁ!アハハ!」

大声で自身の名を叫び剣を天に掲げ、そのまま戦場へと進む…

バベル「ヴェカーン傭兵軍か……」

αメリー「……」ゆっくりと目を覚ます、

ラス「起きましたか」そう言い顔を見てαメリーの目から涙を拭き取る…

αメリー「うん……なんかね、とても怖い夢を見た気がするの……」

ラス「怖い夢を…」

αメリー「色んな人が叫けんでね、苦しそうな顔をしてたり笑顔で笑ってたり……そんでね…何か……もっと嫌なのが……」

ジャンヌ「現実でも…ここは悪夢みたいなんだけどね…外はなるべく見ない方がいいかも…」

そう忠告するも、

…起き上がったαメリーは外を見ようとする、素早くαメリーの目を隠すラスだが手をゆっくりとずらされる…

αメリー「怖いけど…怖く無いよ……」


……


?機械神「・・・」テットラ達の方を見てその方向にアルジャーノを移動させる…

アルジャーノ「どうした?…そうか、来い!俺はココに居るぞ!」旗を持ち振る…

テットラ「見える?見えるよね、おおい!アルジャーノ兄さん〜」手を振る…

ロディ「アルジョーノ…」

旅冴「……彼が、」

全員は、彼の居る所に運良く直接辿り着き…拠点から人々が顔を出す…


……場面は暗転し……




続く→






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