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待ってました!!!
___翌朝。
碌に睡眠をとっていなかったんだろ。
出久は目を覚さない。
俺は見守り続けた。
ここが例え別の世界だろうと。
もし何かがあれば。
雄英に寄る。
ここからはすぐだから。
(….)
(胸…いてぇ。 )
雄英___
麗日)はぁ…昨日はなんやったんやろ。
切島)おい麗日、何かあったのか?
上鳴)なんか今日お前げっそりしてるぞ。寝不足か?
麗日)…もう1人のデクくん、おったやろ?
切島)あぁ、ここ緑谷とは全然雰囲気違ェ奴だろ?
麗日)爆豪くんが…そのデクくんに話をしてる時、あったんだ。あっ、その時はもうみんな帰っちゃってたから、わからないかもしれんけど…。
上鳴)爆豪…緑谷と知り合いというか…幼馴染?なんだっけか。
麗日)多分そうだと思う。
切島)んでよ、そのあと爆豪はどうしたんだ?
麗日)違うデクくんの胸ぐらを掴んで…何か言ってたんよ。そしたら、本当のデクくんが来たの。
上鳴)2人が揃っちまったのか…。
麗日)そしたら______
ガラガラッ
相澤)お前ら、チャイムはもうとっくに鳴ってるぞ。早く座れ。
麗日)あっ…。続きはまた今度話すね!
____もう1人の僕が目の前にいた時、
僕は絶句して何もできなかった。
麗日さんとかっちゃんは…何か話してた。
でも…かっちゃんがもう1人の僕の胸ぐらを掴んでいた時、
止めなきゃって、咄嗟に思ってしまった。
あの時、僕はどうすればよかったんだろう。
ぱちっ
デク)ん….
爆豪)目ェ覚めたか。
デク)かっ…ちゃん。
爆豪)ったく、無理しやがって。
ポロッ
デク)あれっ、急に涙が…
爆豪)…泣き虫。
デク)ちっ…違うもん…。
君が…かっちゃんが…生きてるって、改めて思ったんだ。
爆豪)大丈夫、俺は生きとる。死柄木を討ち倒すまで俺ァ死ぬわきゃいかねぇ。
デク)ワンフォーオールの事だけど….
??)そこの2人、止まれ。
デク)…この声….。
爆豪)イレイザーか。
相澤)声だけでわかるとは。
爆豪)デク、どうする。少しずらかるか?
デク)ごめん…僕ちょっと足が動きそうにない。
相澤)てか…なんでお前そんな服がボロボロなんだ。見た感じ…コスチュームに見えるが。お前らヒーローか何かか?少し見覚えがあるが…
デク)やっぱり…
爆豪)あぁ。
ここは過去の世界か。
デク)かっちゃん、察しがいいね。
爆豪)ここのデクも、まだ個性が出てない時期…か。
相澤)お前ら…爆豪と緑谷…か?
デク)改めてこんにちは、相澤先生。
爆豪)先生の声なんか聞き慣れとるわ。
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