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あんり
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おさまる@ひな📣😈🔥まぜ推し
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secret dating 💚🩷
side 💚
「阿部さん、昼どこ行きますー?」
午前の怒涛の会議詰めが終わり、昼行くかぁと各々が席を立つ。
隣に座っていた同僚に声を掛けられたが、ごめん。今日は先約があるんだ。と足早に会議室を出た。
会社のエントランスを出て、近くの公園にある少し死角になっているところ。
ここがいつもの待ち合わせ場所。
「あべちゃん」
物陰からひょっこり顔を出して小さな声で自分を呼ぶ愛おしい人の声。
佐久間さく美。俺の大切な彼女。
周りには秘密で交際をしている。
元々同期入社という事もあって仲が良かったから、2人でいてもあまり怪しまれない。
俺もさく美もお互い忙しい部署にいるから、中々一緒にいれない時はこうやって昼ご飯を2人で食べるようにしている。
「佐久間、おまたせ。ごめんね待たせちゃって」
「んーん!大丈夫!阿部ちゃん忙しそうだったし」
「広報も大変そうじゃん、社長直々の案件あるんでしょ?」
「うん、色々と無茶振りされてるよ〜」
普段は、佐久間 阿部ちゃん と入社当時からの呼称で呼ぶようにしている。
周りを見渡して人がいない事を確認して、やっと2人だけの時間を過ごせる。
「さく美頑張ってるね、えらい」
声のトーンを落として、2人きりの時だけの呼称で形の綺麗な頭を撫でる。
「ふふ、亮平も頑張っててえらい。はい、りょうへい」
大きく腕を広げてハグを強請るさく美。
再度周りを見て、人がいない事を確認してぎゅう、と強く抱きしめる。
彼女を抱き締めるだけで午前の疲れも吹っ飛ぶから不思議だ。
ここが家ならね、ハグ以上の事もしたいけど、我慢我慢。
「あれ、さく美、ヘアコロン変えた?」
「気付いたぁ?さすが亮平」
至近距離でにっこり笑うさく美。
「この香り、俺好み」
「沢山テスター試して、この香り好きかなって思ったの」
「そうなんだ、嬉しいな」
俺の好きな香りを纏って仕事に来るなんて、なんて可愛いんだろう。
さく美の行動に自分の中にある独占欲が満たされる。
もう少し堪能していたかったけど、午後の会議の時間が迫っているため、名残惜しいが彼女から離れてベンチに座る。
「あ、そだ。これ・・・」
さく美が少し大きめのトートバッグから2つの簡易的な弁当箱を出した。
「えっ、お弁当作ってくれたの?」
「料理出来るようになろうと思って・・・簡単な物だし美味しいか分かんないけど」
美味しくなかったらごめんね?と大きい方の弁当箱を受け取って開ける。
少しだけ形が歪なおにぎりに、卵焼き、ポテトサラダ、唐揚げ。
「唐揚げは昨日の夕飯の残りを詰めただけなんだけどね」
「夕飯に唐揚げ作ったの?すごいじゃん」
「へへ、ちょっとずつね頑張ってるよ・・・食べてみて」
「ありがたく・・・いただきます」
きらきらした目で見つめられながら唐揚げを食べてみる。
「ん、味が染みてて美味しいよ!」
「ほんとぉ?良かったぁ・・・」
「卵焼きも美味しい、ありがとうね」
「ふふ、また作ってくるね」
俺が食べ始めたのを見届けてから、さく美も自分のお弁当を食べ始めた。
料理を頑張り始めたのは俺との将来を考えてくれてるからかな?
少しだけ自惚れても良い?
「ね、りょうへい」
「ん?どした?」
「休みの日、亮平の家行っても良い?」
「もちろん」
「ご飯作るから食べて欲しいな」
「・・・いいの?」
さく美はこくりと頷いて、にこっと満面の笑みを浮かべた。
(今日も可愛かったなぁ・・・)
さく美が自宅に来る日を決め、機嫌良く自席で午後の会議に向けた準備をしていると、営業部の会話が聞こえてきた。
「広報のさく美さん見ました?今日めっちゃ可愛くなかったですか?」
「めっちゃきゅるきゅるしとったよなぁ・・・いつも可愛ぇけど、今日は一段と可愛いかったなぁ〜」
「さく美さん、彼氏いるのかな・・・付き合いてー」
「やめろや、俺が狙ってるんやから。後輩はでしゃばるなや」
「恋愛に先輩も後輩も関係ないですよね」
仕事に支障が出る可能性があるから、交際していることを公言してこなかったけど、とにかくさく美はモテる。
分かるよ、分かる。可愛いよね、きゅるきゅるしてるよね。
優越感を感じる事もあれば、たまに心配になる事もある。
俺の目の届かない所で変な事されてないかなとか、やっぱり心配で。
俺は周りの牽制になるなら、公言しても全然良い。むしろ大きな声で言いふらしたい。
でも、きっとさく美は嫌がる。彼女の嫌がる事はしたくない。
「あ、阿部さん」
うーんと悩んでいたら、営業部の中でも仲が良い目黒が話しかけて来た。
「目黒、どうした?」
さく美の事だろ?分かってるよ。聞こえてたし。
「広報のさく美さんと同期でしたよね?」
「うん、そうだけど」
兼、彼氏だけどね。
「さく美さん、彼氏いるか知ってますか?」
「どうだろうな〜。最近一段と可愛らしくなったし、いてもおかしくないかもね?」
目黒を見上げて、ニヤッと笑った。
公言はしてないし、これくらいはいいよね?
公言はしないよ。
でも”俺の彼女”っていう主張はしたい。
(ネックレスとかプレゼントしたら着けてくれるかな)
今日アクセサリーショップに寄って帰ろう、と心に決め午後の会議に臨んだ。
最後に出てきたのはチャラ営業部(🧡🖤🤍)です。
Kリスプ商事ネタ、妄想が捗るので好きなんです…
コメント
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これって続きますか?💚🩷カップルのその後が気になるし2人が付き合ってる事がバレた時の反応なども読めたら嬉しいです