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裏に行くと、小さい小学生くらいの男の子がうずくまってるのが見えた。
俺は一瞬いやな考えをした。
まさかな…、?
幽霊なわけないよな…?
ちゃんと見えてるし狐も見えてそうだし…?
話しかけて…見るかぁ…?
ぼく〜?大丈夫かな〜?
なんか不審者みたい、見たいってゆうか、完全不審者だね。っと思っていると。
すると男の子が
あのねっ…
泣きながら言ってきた
お母さんとお父さんが喧嘩っしててっ
それで、それで
と言ってもっと泣き出した。
その時俺はふと思った。
俺みたいだな。
っと俺も昔両親が不仲だった。それでお母さんから離婚を切り出した。
そして俺はお母さんのところについて行くことになったそして、お母さんが”今の”お父さんを連れてきた。そして今がある。
ビッグッ、ビッグッっと鼻水をすする音が聞こえる。
きっとこの子も俺と同じ環境なんだろう。辛かっただろうな。主人公みたいだけど、よくわかる。
名前なんだろう?
ぼく〜?名前は何かな〜?
やっぱり不審者みたいになるんだよな。
ぼくのっ…名前はっ…
頑張って泣きながらも伝えようとしているのが強く伝わってくる。
僕の名前は…じゅんや
ん?
聞き間違いかなっ?きっとそうだよねっ
あ、苗字聞けばわかるか…
みょうじは?わかるかな〜?
みょじ?分からない…どっちかわか、らない
多分離婚したんだろうな。
苗字も分からないのが多いかもな1年生くらいだし、…難しいよなぁ〜?
俺は困った顔で頭をかく
お兄ちゃんなんか困ってる?
えっ…!
いやいや、そんなことないよ…!大丈夫だよ〜?
明らかに焦る俺に気づき
あの、僕の手を握ってくれる?
…っ!うん…いいよ
俺は男の子との手をギュッと握る。すると目の前が霞んで見えて、混乱する俺の横で男の子は全く驚かず、狐をいつの間にか俺は抱えていた。すると目の前の煙みたいな、霧のようなものがはれる。
狐が俺の腕から降りる。
なんだ…ここっ…?
狐は俺についてこいとでも言っているように後ろを見ながら歩き出す。俺はそのまま狐について行く。
するとだんだん構造がわかり家だということが分かる誰の家がは分からないが。するとリビングらしきところから怒鳴り声が聞こえる。
喧嘩か?狐はそんなことも気にせずにズカズカと入っていく。そして俺は、
ちょっ!お前が行ったら!
すると狐はリビングに行く扉の前で、開けろと言うように前に座る。
はぁ…?お前バレ?に決まってる…、、、
すると狐は俺をずっと見る、 ずっと、じっと、、、
はぁ…わかったよ
俺だけ隠れながら扉を開けるすると狐は入っていくのが俺でも見えた、なのに怒鳴り声は止まらず驚きの声ひとつない。俺が除くと、狐がまるでいないのように、さっきの男の子そっちのけで両親どうしで喧嘩をしている。喧嘩と言うよりか…
まぁ分かるだろ。そして俺もリビングに入るが気づいていない。そして俺は一目散に男の子に近づく。すると男の子は俺が見えているのか、俺に泣きながら抱きついてきた。そして棚に置いてある家族写真を見て、俺はゾクッとなった。その家族写真は…。
ここで終わりです!
これからも暖かいお目目で見てください!
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