テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
3話目もよろしくお願いします!
今回は最初からハプニング発生です笑
スタートヽ(*^ω^*)ノ
『で、ガッチさんはどう思う ?
焼肉とか……いや、レトさん辛いの苦手だったっけ……』
困り顔のガッチマンをよそに1人で喋るキヨ。
あーでもない、こーでもないと1人で騒いでいる。
キヨは片手でスマホを握りつつ、眉間に皺を寄せながら1人でぶつぶつ呟いていた。
久しぶりの再会。やっと会える。
ちゃんと「嬉しい」って思ってもらいたかった。
ずっと食事のチョイスや店の雰囲気をガッチさんに相談していた。
『じゃあイタリアン……?でも、ああいうカッチリしたのより、カフェ飯っぽいほうが――』
「キヨ、考えすぎ。普通に会うだけでも喜ぶと思うよ、レトさんは」
『……うん、わかってるんだけどさ….』
(それでも、最高の時間にしたいんだ)
そんな風に気合を入れながら、会社の裏手にある駐車場へと足を向けた。
ガッチマンとの話に夢中でキヨは気付いていなかった。
奥の方に1人佇む人影。
渦巻く黒い強い視線。
その場所に、あの人が立っていた。
つづく
コメント
2件
続き楽しみ過ぎます!!