テラーノベル
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主の勝手なお話です。 通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
ガコーン))
ガターン))
s「うわあ~混んでるう」
ka「ボウリング久しぶり」
me「俺達、受付してきます」
グイッ))
「あっえっいってきます」
m「お願いします」
s「れん、なまごろしでかわいそう」
ka「ラウのせいだろ、あれでダメなら
ダメだ」
ra「なによう」
s「…主様、怖いんだね」
ka「だな…俺もこえーよ…
…れんはどうだろうな」
s「言い方が良くないけど…こんな…
簡単に、主様を理解できる奴らが
集まるかね」
m「…誰かが操作してんだろう」
s「え?誰かって?」
m「上か、主様か…運命って創造主が
書いてんだろう?」
s「ああ~そうだ…なるほどね…それに
しても、りょうた…いい度胸だな笑」
ra「僕は、こっちも怖い笑」
・・・
テンイン「いらっしゃいませ
ご予約の方ですか?」
me「はい、14時に予約しためぐろです」
テンイン「承っております、こちらのカードに
ご記入ください」
テンイン2「…お客様、お客様?」
「…ん?私…ですか?あれ…さっき…」
テンイン2「ああ…やっぱり…カッコいい
ですね♡…あの…今日は2人で?」
「…いや…もっといますよ…」
テンイン2「彼女も一緒に?」
「ああ……」
テンイン2「ねえ…私と遊んで♡ちょっとで
いいから?これさ、連絡先…ねえ♡」
「はあ?…あ…」
ダンッ))
テンイン2「ひっ…」
s「こんにちは~どうしたのかな?
仕事中じゃないの?お前さあ…さっき
俺にもそんなこと言ってたよなあ?」
テンイン2「え?あっ!ピンク…シルバー!」
s「そう、シルバーが俺のパートナーって
言ったろ?」
テンイン「お客様?お客様!どうかしま
したか?何か失礼なことでも?」
s「ああ~失礼じゃなくて、この店員さんが
俺の連れがカッコいいからって、レーン代
無料で良いって言ってくれたから…
ホントかなぁ?良いの?」
テンイン2「あっもちろんです!私の責任で
無料にしますから!」
s「へえ~ありがとう、よろしくね」
me「記入終わったのでお願いします、ん?
さくま君?どうしたの?」
s「…後で!めぐろのぼんくら!」
「だいすけ…」
s「良いから!」
テンイン「お客様、それでは11、12番レーンに
なります、ボールと靴はあちらでお選び
できます」
s「は~い、じゃあ、よろしく」
me「さくま君、どうしたの?」
s「めぐろがカード記入に気を取られてる
間に、やまとが俺のことナンパしてきた
女に、声かけられてた!」
me「え?あの店員さん?」
s「そう!」
ka「だいすけ!」
s「は~い、無事だったよ」
ka「よかった…めぐろ?気がつかなかった
のか?」
me「すいません」
ka「…今のは…るうにしてみたら
嫌な気持ちだけど…序の口って言うか
…俺達このために大勢いるんだからな」
me「…1人じゃ守りきれない程、酷いん
ですね…」
ka「そうだな…話に聞いていても実際に
あってみないとわからんよな」
me「やまと…ごめん」
「大丈夫、気にするな!皆?私は
まあさと違って、強いんだぞ!守って
もらわなくていいんだ!」
ギュッ))
ta「…そんなプルプル震えてるのに…
無理すんなよ」
「…ゆうだい!」
ta「黙れ…チュッ♡」
me「ああ~たつみ君!俺!我慢した
のに!」
ta「我慢できるんならしたくないって
ことだ!したい=我慢できないだから!」
「…ゆうだいのバカ…」
ta「…チュッ♡…お前が願えばいいだろう?
ずっといたいって」
「…ダメなの!」
ta「いい…」
s「ああ~代わりにレーン代、無料にして
もらった!」
ka「やったじゃん」
「良いのかな…」
s「るう…お前さあ、優しすぎ…」
「だって…」
s「無礼を働いたのはむこうだよ?
こっちが大騒ぎして…防犯カメラ
こっちにむいてたし、俺、録音してた
からね?たろうさんが知ったら大変な
ことになるんだよ?失業するより良い
でしょ?」
「うん…それはそうだ…
だいすけ、ありがとう」
s「どういたしまして♡」
ka「じゃあ…ボールと靴、取りに行こう
か?」
w「俺、やまとと、りょうたと、トイレ
行ってくる」
「…しょうた…」
w「ついてきて?」
「うん♡」
w「かずさとラウは、後からゆうだいと
だいすけとこいよな」
ka「りょーかい」
・・・
「ふう…」
w「…どうした?漏れそ?」
「違うだろ…」
w「んっ」
「そんな手…広げて…良いのか?」
w「当たり前…パートナーなんだから」
「ありがとう…しょうた……」
w「…抱っこ」
「…うん…」
ギュッ))
「しょうた…」
w「愛してる♡だろ?」
「しょうた♡愛してる♡」
w「しんどかったな」
「うん…あんなこと…平気なはずなのに
仮にも…」
w「ちげーだろ…甘えろよ?」
「しょうた……グス」
w「ああ…俺のるう…」
m「俺も」
w「りょうたはダメだろ?」
m「どうして?」
w「「俺に惚れたの?」ってヤベーよ」
m「そうなの、やまと?」
「…しんない」
m「かわいい♡」
「ふ~んだ」
m「…めぐろの前で指噛んでたくせに」
「なっ、噛んでないぞ…指噛みは…」
m「確認しよっか?」
「バッ…なんだよ…」
w「やまと?どうしたんだ…そんな顔して」
「…いつも…子どもっぽいやきもち妬いて…
やだなあ…って」
m「…俺のこと、愛してるからでしょ?」
「そうだよ…」
w「俺も愛してる?」
「愛してる♡」
w「よし、家に帰るか」
「えええ~ボウリング、初めてなんだぞ!
その前に…ちょっとだけ…」
m「ウソ?」
「ウソ!こんな公共の場所で!」
m「うわ~ひどい!」
「お返し!」
・・・
s「…めぐろ」
me「はい?」
s「さっき…ぼんくらって言ってごめん」
me「ああ…気にしないでください
ホントのことなんで」
s「いや、でも…」
me「俺も自分にガッカリしました、ホント
に1つのことしかできないんだなって…
るうにも気を配れなかった…」
f「…でもまさか…ねえ」
s「かずさちゃんは経験ある?」
ka「…ねえーな…驚いた…そんぐらいで
って思われるかもしれねーけど」
ta「るうは、そういうのを惹き付けやすい
ってのもあるよな、あのにおいで」
f「ああ~そうだね…しんどいね」
ka「…るう…女のこが苦手って言ってる
から、余計に嫌な気持ちだったかもな」
「ただいま~」
ka「お帰り、じゃあ行ってくるよ」
「いってらっしゃい…たつやとれんは
行ったのか?」
f「ああ…そこにあるからな」
「……そっか」
m「どうしたの?」
w「ああ~アイス見ちゃったんだろ?」
「うん」
w「さっき食べたもんな」
「うん」
f「ボールと靴、選びに行こうか?」
「うん」
me「まあさ?俺のこと好き?」
「うん」
me「…悲しい」
w「なんか…同情するよ」
m「…ほらっやまと…こっち」
「うん」
m「…やまと?別れよっか?」
「う…ソ!」
m「ウソ!」
「…びっくりした……えっれん?
なにかしちゃったか?」
me「なんにもしてない…」
「そっか」
f「やまと!こっち!やまとの靴…」
グイッ))
「おっと…たつや…男同士で…腰って
抱くのか?」
f「う~ん…」
「じゃあ…」
f「フウ))離れんなよ」
「ンン♡ったつ…」
f「イキそ?」
「っいじわる!」
f「フハ、かわいい♡」
「もう!…サイズのボタンを押すと
出てくるの?」
f「おん、23…22,5か?」
「う~ん…余裕があるとダメなら22,5かな」
f「じゃあ、押してみ?」
「はい……おお…すごい、回転して
出てきた」
f「俺は…26,5……よし、次はボール」
「はい」
f「重さでわかれてるけど…あっ表に
書いてあるな……へえ…ルールも書いてある
……………………やまとは…7か8位かな………
9だと重いかな…あんまり軽くてもピンが
倒れないから、親指をここに入れて
中指と薬指でこう持つ、指がキツくても
緩くても投げづらいから…」
「へえ………ん……こう?」
f「そうそう、重さと指の感じはどうよ?」
「良いと思う」
f「じゃあそれで、俺は……これ……これだな」
me「やまと?決まったの?」
「うん…れんは…それ?」
me「うん…だてさん達は、まだ……あっ
かずさちゃん達、帰ってきました」
「お帰り~」
ra「ただいま♡、やまとはもう決まった
んだ…先にいって…戻ってきて♡」
「フフ、わかった」
・・・
ta「…なんか…さっきとかわんねーじゃん」
s「仕方ないっしょ、くじ引きなんだから」
ra「ゆうだい、とんでこないでよ」
ta「…ハイハイ」
me「やまと?このモニターにスコア表が
出るからね?」
「ほうほう、ルールはね、あそこの表で
みたぞ」
me「そっか…じゃあ…」
ra「私から投げます!やまと?
見ててね?」
「うん、頑張って♡」
ra「よし……」
ガコーン))
ra「……ああ~惜しい…後2本…やまと?
見た?」
「うん!上手!かわいい♡」
ra「ありがとー」
「へえ…ボールがここから出てくるんだ」
ra「…そうだね…ワックスで、ヌルヌルして
るから、このタオルで少し拭いても
大丈夫、スペア目指して、もう1回投げ
るね!」
「おお~うん」
ガコーン))
ra「うわ~1本残った~」
「残念だったね…」
ra「だね~次はりょうた」
m「うん……行くよ」
「頑張れ♡」
m「フフ」
ガコーン))
m「っしゃあ」
ra「はあ…ストライクなんて…すご~い」
「りょうた、上手!カッコいい♡」
m「ありがとう♡…次はかずさちゃん」
ka「おう」
「頑張れ♡」
ka「よし……」
ガコーン))
ka「ああ~1本…」
「でも上手♡」
ka「おう、スペア目指す」
「うん♡かわいい♡」
ka「ハハ、よし……」
ガコーン))
ka「っしゃあ!」
「わあ…すごい、上手!」
ka「ありがとう♡次はめぐろ!」
me「はい」
「れん、頑張れ!」
me「うん♡」
ガコーン))
me「っしゃあ!」
ra「うわ~めぐろ君もだ」
ka「おお!れんも上手!」
me「ありがとう♡じゃあ、次はやまと」
「はい!」
ra「やまと、頑張って♡」
「うん!」
w「ゆっくりで良いんだぞ!」
f「やまと、かわいい♡」
「しぃー」
ka「ハハハ」
me「ここに立って……そう…で……△を
目指して投げる、屈みながら投げると
良いよ」
「うん、やってみる」
me「うん、頑張って♡」
「……よし」
ガコーン))
「あっ!やったあ~」
m「やまと!すごい!」
ギュッ))
me「やまと、すごい!初めてなのに
ストライクなんて!……やわらか!」
「ハハ…恥ずかしいな…さっきもしたろ」
me「そうだけど…うれしいな」
「…ああ…私もだ」
ra「…私もする!」
me「ラウ!」
ギュッ))
me「どわっ!」
「くるし!」
ra「ねえ~ズルい~やまとが苦しいって」
me「…ラウ…離れろ」
ra「めぐろ君こそ」
ka「2人とも離れろ!笑」
m「こんにゃろお」
・・・
ra「やまとってさあ…娯楽ってあんまり
したことないんだね~」
「そりゃね…」
ra「ちがくて!家族で、映画行ったりと
かもしたことないんでしょ?」
「ないな」
ra「なにしてたの?」
「ん~なにしてた…道がつくもの…茶道
とか、剣道とかはお稽古してた…後は
さくやと唄ったり…たろう達とダンス
したり…外で習い事はしてなかった…
ラウが知ってることばっかりだな」
m「めぐろは…まあさが小さい頃の
話は聞いたの?」
me「…多少かな?」
「そうだな…学校に行けなかったのは
言った」
ka「そっか…おいおいだな」
me「はい」
m「…さくやさんは、るうみたいに
靴下繕ってたの?」
「ぎいいい、その話…さくやは、お裁縫
苦手だった…家事とかしたことなかったと
思う…」
ra「…るうはなんでも出来るじゃん」
「…自分のことは、自分でしたかったから
あさぎり達がちゃんと教えてくれたし
…私は…申し訳なくて、身の回りのことを
してもらうのが苦手だったからな…」
ra「そうなんだ…」
「…さくやが反面教師って言うか…
彼女は、なんでも積極的に関わらないし
持ち過ぎてたし…家具だって…洋服だって…
着物だって…満たされなかったのか…
散財を厭わなかったのか、わからぬが」
続く
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