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パーティーの翌日、土村さんからインスタグラムのＤＭでお礼メッセージが届いた。ノートパソコンの画面越しのＳＥＬＥＮがスクリーンショットを見せてくれて、内容を確認した。ＬＩＮＥでのやり取りでないと間にＳＥＬＥＮが必要になるから不便だが、仕方ない。
ＤＭには、『仕事の相談がしたい』とも記載されていた。それで私はプライベートで土村さんと会う約束を交わした。
──数日後。
土村さんのお気に入りだというホテルのカフェで待ち合わせた。店内に入ると、土村さんはびっくりするような高いアフタヌーンティーを躊躇せず二人分注文した。さすが帰国子女のお嬢様。アフタヌーンティーなんて私には初めての経験で、重なったケーキのインパクトにびっくりしたし、細かい構図に気を配りながら必死でその写真を撮る土村さんの真剣さにもびっくりした。自分でＳＮＳを管理している本物のインフル＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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