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『わぁぁぁ〜〜すご〜い!!!』


風が気持ちいい。


それに、私が住んでいる街を上から見下ろす優越感…


たくさんの人が行き交う、たくさんの車が行き交う。


なんて気持ちがいいんだろう!!


ああこれこそ



『あはは!人がゴミのようだ!』


「なんですか、それw」


そう言ってホークスさんは笑う。


『知らないんですか?かの有名なジブリのラピュ○っていう映画の…』


「すいません、知らないんです俺」


そーなんだ?


珍しいね?


『そうなんですねッ…すっごく面白くって!!私、好きなんです。ジブリの作品』


昔からジブリは好きだ


特にラ○ュタは小さい頃からのお気に入りでいつか空を飛んで、ラ○ュタを探しに行く!だなんて行ってたなぁ


フフ


昔の自分が微笑ましくて笑ってしまう。


「今度、一緒に見ません?」



ホークスさんが言った。


嬉しい。


純粋に自分の好きな物を見たいって言ってくれたことが嬉しくって。


『いいですよ』


私は言った。



その後も家に着くまで、とっても爽快で

私はずっと笑顔でいた。


上から見下ろすと自分の抱えていた悩みなんて小さいものだ!



なんか、スッキリ!!

あなたのおかげで。

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