橙桃です。本人様とは関係ありません。
地雷だよって方、通報される方は見ないようにしてください。
季節真逆です。すみませんm(_ _)m
※紫くん出て来ています
年齢操作あり→高校2年生
桃side
桃「んぅ………朝?」
秋も中間に差し掛かり、今のクラスにも随分慣れてきた頃。
今日は月曜日。嬉しいような嬉しく無いような曖昧な日。
桃「…おきんの……だるぃ……」
桃「…うるせぇな………」
窓を開けると太陽のようにキラキラした笑顔で立っている男が1人。幼稚園からの幼馴染の橙だ。そして…………………恥ずかしながら俺の初恋の相手でもある。
橙とは毎朝一緒に登校していて、こうやって窓の外から叫んでくる。
橙「もー、桃ちゃんはよしてや?」
桃「分かった…待ってて」
桃「はよ…」
橙「おはよう!んじゃ行こか〜」
桃「眠い……ふぁぁ…」
橙「ふははっwデカい欠伸やな〜w」
桃「うむ…」
橙「そろそろ文化祭やな〜!!」
桃「めんどくせぇ…」
橙「こ〜らっそんなこと言わへんの!楽しいやん!!」
桃「まぁな」
まぁなって何やねんwと笑う橙。かっこいいな…と思わず見入ってしまう。俺はこの登校の時間が1日で1番好きな時間。下校も一緒だけど皆がいるから2人きりじゃないからだ。
他愛もない会話をしていると曲がり角から人が歩いてきた。
遠井「あ、橙と桃くんおはよう」
ゆり「おはよー」
橙「遠井さんとゆりちゃん!おはよー!」
桃「おはよ」
同じクラスの仲の良い(特に橙が)女子たちだ。
ゆりちゃんはいいとして…遠井さんは面白くて普通に可愛いとは思うけど橙と仲が良いから少し苦手だ。
遠井「うわっ朝からうるさっ!!」
橙「も〜そんなこと言わんといて?」
ゆり「遠井ちゃんもうるさいわよ〜」
遠井さんって橙のこと好きなのかな…てか多分だけど橙って遠井さんのこと好きだよね?あれ、そしたら俺…失恋してるくね?いや…待てよ…まだ違う可能性が、、、
橙「お〜い?桃ちゃん?」
桃「うわぁっ!!!、ちょっと!////」
橙「ん?どしたん?」
どしたん?じゃねぇよ!!近い!顔が近いんだよ!!!そんな整ってる顔で見られると恥ずかし過ぎる………/////
俺は袖で顔を隠す。こんな真っ赤な顔、橙に見られたくないっ!!
遠井「お、出たね」
桃「出た…?何が?」
ゆり「あざと桃くん」
桃「え?何それ…」
遠井「あれ、本人知らないんだ」
桃「?…どういうこと?」
ゆり「桃くん、学校1のあざといイケメンで有名なのよ」
桃「はぁ?!初耳なんだけど?!」
遠井「結構皆言ってるよ〜まずはその萌え袖。ダボッとしたカーディガンが萌ポイント。」
ゆり「そしていつも飴なめてたり、パックのイチゴミルク飲んでたりするでしょ?そういうところも可愛いって言われてるわよ。」
遠井「あとダントツなのは仕草。1つ1つの仕草が可愛くて女子も男子も口を揃えて可愛いって言ってるんだよ?」
桃「ッ〜/////なんだよそれ…恥ずい…」
ゆり「橙くんも分かるよね?」
橙「……うん、分かるで」
桃「!!!/////」
え…橙も可愛いって思ってくれてたの?恥ずかしいけど嬉しいな…。
俺はもう少し自分の可能性を信じることにした。
橙side
黄「おはよう御座います!!」
赤「お、おはよう御座います!」
青「おざーす」
黄「青。しっかりしろ。」
青「ハイッ!おはよう御座います!!!」
橙「おはよ〜」
桃「おは…」
黄「ちょっと2人とも?!もっときちんと挨拶してください!!」
橙「すまんwww」
桃「朝から厳しいね」
黄「生徒会長として当たり前のことです!!」
橙「またね〜黄会長」
1日で1番幸せな時間が終わってしまった。
今日も相変わらず桃ちゃんが可愛すぎます。ありがとう神様。桃ちゃんと幼馴染にしてくれて。お陰で1番最初におはようが言えたわ。
そう、今ので分かったとおり、俺は世界、いや宇宙一桃ちゃんを愛してやまない男なのだ。
朝、窓から寝癖をほわほわ立ててこちらを見つめる天使には毎日のように天に招かれそうになるが頑張って耐え続ける。
そして先程の皆さん見ました?顔を真っ赤にして萌え袖で顔を隠す桃ちゃん。マジで下に来る。キモいと思わんといてな?事実やから。
ゆりちゃんに「分かるよね?」と言われたが桃ちゃんのあざとさでちょっとガチめに勃ちそうで精神統一してたから話を聞いてなくて曖昧に返事してしまった。なんの話をしていたのだろうか。
桃「お〜い橙?」
橙「あっ、ごめんごめんw」
桃「早く教室行こ、?」
橙「ッ!うん!!」
桃ちゃん、上目遣いは反則です。
サタン「よぉ!おはよう橙!桃!」
橙「おはよぉ!!」
桃「おはよ〜」
モブ女「あっ♡桃く〜ん!おはよぉ〜」
桃「おはよ」
橙「………」
出たよモブ女。マジでいつも桃ちゃんにベタベタしやがって………桃ちゃんは俺のものやから近づいてほしくない。
そんな感じでまるで束縛系彼氏のようなことを考えてしまうが、俺と桃ちゃんはただの幼馴染やから勿論そんなことを言う権利はない。
モブ女「桃くんたらぁ〜また寝癖付いてるよ〜♡」
桃「……別に良いよ」
モブ女「ねぇねぇ〜桃く〜ん」
プツン。あーあもう怒った。
俺は桃ちゃんのことをグイッと抱き寄せる。
桃「?!/////え、なに?どうしたの?」
橙「………国語で分からないところあったから教えてくれへん?」
桃「良いけど…」
どうや、見たか。お前にはこんなこと出来へんやろ。幼馴染の俺だけの特権なんやからな。
俺が睨むときまりが悪そうにモブ女は自分の席に戻って行った。
桃「橙…?どこ分からないの?」
橙「あ、やっぱり大丈夫!!」
桃「なんだよ………ねぇ橙、…寝癖取れて無い…?」
桃ちゃんは上目遣いで髪をいじりながらこちらを見つめてくる。
寝癖付いてるって言われたこと気にしてたんかい!!!あざとい!!!かわええな!!!ご馳走さまです!!!
先生「はーい席つけー」
先生が入って来て朝のHRが始まる。因みに俺と桃ちゃんの席は窓際の1番前と2番目。俺が前で桃ちゃんが後ろ。だからすぐに後ろを向いて話すことが出来る神席だ。
先生「おい橙。話を聞きなさい。」
橙「すみません!!」
クラス全員「wwwww」
桃「ふふっw何考えてたの?w」
橙「ッ//ナイショっ!」
笑顔が天使すぎて辛い。いつもの事だけどな。
先生「えーそろそろ文化祭の季節です。このクラスは確か和風カフェだったな。今日から準備の期間だからな。委員長を中心として協力して準備するように。」
全員「はーい」
先生「以上。早速取りかかれー」
橙「和風カフェって実際どんな感じなんやろ。」
桃「うーん、まずは着物着たり…食べ物は和菓子とかじゃない?」
橙「和菓子か〜!!桜餅とか?」
桃「そうそう…てか何で桜餅が1番最初に出てくんだよw」
橙「だって桃ちゃんみたいやん」
桃「そっか…、、、え?」
橙「…え?」
あ、ヤバい何言ってるん俺?!これじゃあ俺の頭に1番最初に出てくるのが桃ちゃんって言ってるのと同じやん!!!バカ!アホったれ!
紫「美味しいよね!桜餅!でもこの時期売ってるかな〜」
橙「紫ーくん!!!」
救世主紫ーくん現る!!!
桃「、///た、確かに今は売ってないかもなw」
橙「ほ、ほんまやなぁ〜//他に和菓子って何があるっけ?」
赤「団子にどら焼きとか?」
青「やっぱバナナっしょ」
黄「青。ふざけるな。」
青「スミマセン。」
良かった…一安心だ。
でも…桃ちゃん、少しは俺の気持ち気づいてほしいなぁ。
桃side
びっくしたぁ…でも少しは期待していいってこと…?いや、浮かれるな自分。期待してたら失恋したときに辛くなるだけだ。
あれからメニューや店内の飾り付けなどを話し合い、早速今は看板の色塗り作業だ。
橙「桃ちゃ〜ん、手ぇ絵の具でベトベトや〜」
桃「何でそうなるんだよw」
橙「やって〜」
桃「良いからw手洗ってこいよwww」
橙「は〜い」
あいつかっこいいときもあれば抜けてるところもあるんだよな〜可愛い……
可愛い………………?あ、そうだ
橙「ただいまぁ…ッ?!/////」
桃「あ、おかえり」
どうだ?ちょっとだけでも意識して欲しいなと思い朝、遠井さんたちに言われた俺のあざとい仕草攻撃を仕掛けてみた。
橙「何で俺のカーディガン膝にかけてるん?//」
桃「さ、寒かったから…使って良い?」
俺は橙が暑いと言って脱ぎ捨てたカーディガンを膝にかけた。これって少しカレカノみたいじゃない…?
効いてるかな…てかこれ仕草に入るの?
橙「……ええよ////」
あ、少し赤くなった。意識してくれたのかな…と恋する乙女のような思考で作業を進める。ていうか俺って幼稚園の頃から橙のこと好きだったから結構一途だよな…。
放課後
紫「帰ろ〜!!!」
橙「そうやな〜」
赤「ねぇねぇっ!!文化祭6人で回ろうよ!」
黄「勿論です!!」
勿論、俺も皆と一緒に回りたいと思う。
だけど…………橙と2人でも回りたいなと思ってしまう。
青「チョコバナナたべたーい」
紫「いいねいいね〜食べよう!」
赤「うん!」
橙「あ、………俺忘れ物してもうたぁ」
黄「何やってるんですか…」
橙「桃ちゃん一緒に来て!皆先帰っててええよ!またな!」
桃「えっ…?!」
橙に手を引っ張られ来た道を戻る。
桃「橙…?何忘れたの?」
橙「…ごめん!実は何も忘れてないっ!!」
桃「はぁ?」
橙「その……桃ちゃんと2人きりになりたくて…」
桃「?!?!////」
橙「そ、その…さっき話が進んじゃってて言えなかったんやけど…」
桃「う、うん…」
橙「その……さ、少しの時間だけでええから…2人で文化祭回らへん…?」
桃「?!ッ/////」
嘘っ…どうしよう…嬉しい…
まだ付き合ってもないのに嬉しがって良いのか分からないけれど。
答えなきゃ。あれ…俺、いつも橙とどんな感じに話してたっけ。恥ずかしいとか嬉しい思いが重なって調子が狂ってしまう。
橙「ご、ごめんっ嫌ならええよっ!帰ろっ!!」
桃「えっあっ…」
どうしよう。橙が行っちゃう。
橙「………、?!?!」
桃「ッ/////」
俺は橙の袖を指で掴む。
橙「も、桃ちゃっ?」
桃「あ、えっと…その、良いよ!!」
橙「え?」
桃「文化祭!俺も橙と2人で回りたい!!!」
橙「…ッほんま?!」
桃「うんっ!!」
橙「やったぁぁ!!!嬉しいっ!約束やで!!」
桃「うんっ!!約束!」
なんだか、文化祭…楽しみになってきたな…
帰ってからの橙は…
橙「スゥゥゥ…袖を!指で!掴むのは!あざとすぎる!!!好きぃぃ!!結婚してぇぇ!!!」
そんな叫び声をあげてたとか、ないとか。
続きます!!
いや本当に季節感真逆過ぎますよねwすみません…。
思いついたら殴り書きしちゃうタイプでして…(汗)
今回は結構ネタに走ってますねwww
またまた主の偏見が入るのですが…
遠井さんシリーズってよく公式ペアとか信号機組と大人組でよく一緒にいますよね。だから普通のリスナーの方なら公式ペア同士が親友って考えますよね。
ですが、そこで!!うちは!!こうであってほしい!!
確かに!!公式ペアが親友でいい!!しかし!!橙桃は幼馴染っていう設定であってほしい!!!!(大声)
そう、幼馴染でしかわからないこととか…色々あるじゃないですかぁ!!幼馴染の絆ってあるじゃないですかぁ!!幼馴染のあの距離感いいですよねぇ!!!!!(またまた大声)
すみません。
では気を取り直して…
今回は文化祭とあざとい桃ちゃんと橙桃の主の大好物3コンボでお送りいたしまぁす!
また次回をお楽しみに☆
ベリーベリーグッバイ☆
コメント
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ねぇぇぇぇ!!可愛いぃぃぃぃ!! こうゆう無自覚あざとい桃くんが表現されてるの まじ好き……………………………。 やばい脳内可愛いしかなかった() タヒんじゃったよぉ…………。 あと最後のやつ、分かる()
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!くそ可愛いぃぃぃぃぃぃぃ!!!(くそでかぼいす)もう結婚しろやぁぁぁ!!!!!後夜祭?みたいなのあったらそこで結婚しろ!!!後夜祭あるのか知らんけどよぉぉぉぉ!!!! めちゃくちゃ超絶続き楽しみ!