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プルルップルルッ

「……?誰からだろう……?こんな時間に……?」

電話の音で僕は目が覚めた。夜明けの光がカーテンをすり抜けて目に入る。眩しいと思いつつも携帯電話を手に取り 、通話釦を押す。

「やァ敦くん。夜分遅くに済まないね」

通話口から聞こえてくるのは同じ武装探偵社で働く太宰さんだった。

「如何したんですか?こんな時間に。」

「否、少し重大な話なんだよ。」

何時ものヤツかと内心呆れ乍ら

「はあ……」

と答える。

「落ち着いて聞いてくれ給え。」

少し声を下げて太宰さんが云う。

「……芥川くんが昨日倒れた。」

「…………は?」

云っている意味が判らず思わず間抜けな声が出てしまう。

「……如何云う事ですか……?」

「……敦くん、君は芥川くんが末期の肺がん(此処では肺がんです)で、余命3ヶ月ということを知っているね?」

僕は以前芥川と不殺の戦いをした時を思い出し乍ら

「はい。」

と答える。

「本来ならば3ヶ月だったのだけれど、思ったよりも病の進行度が早かったことと、彼が余り検査をしたがらなかったこと、そして病人には向いていない仕事を無理にしたことが重なって倒れた 。気づいた時には病巣が身体全体に回って手遅れになっていたのだよ。もって7日……つまり1週間だ。」

僕はあまりにも衝撃的すぎて言葉が出なかった 。僕にとって芥川は何でも云い合える仲であり、敵ながらも横浜を守るために戦ってきた戦友(ライバル)もあった 。そして何より初恋の相手でもあった。そんな芥川の余命が残りもって1週間しかないと聞いて僕は呆然としてしまった。

暫くの沈黙があってから太宰さんが口を開いた。

「……突然云われても頭の整理が追いつかないだろう。そう思って社長に敦くんの1週間の休みを伝えたよ。勿論国木田くんも承知済みだよ。因みに鏡花ちゃんは与謝野医師の所にいるよ。ではまたなにか合ったら連絡してくれ給え」

「……はい……」

「敦くん、自分の思いを伝えるなら、早めがいいよ」

「……はい……?」

プツン 太宰さんとの通話が切れたあとも僕はショックが大きすぎて呆然としてしまう。

「……芥川……!」生ぬるい涙が頬を伝う 。色々な感情が心を支配し、涙がとめどなく溢れる。

「〜〜〜!」

これまで芥川と過ごした記憶を思い出しては泣き、彼の死を受け入れられずに泣き、ぐちゃぐちゃな感情でふと時計を見る。時計の針は5時5分を指していた 。その時ふっととある着想(アイデア)が浮かんだ。論外かもしれないが、正解にしか思えない着想が。只、其れを其れをするためには知らなければならないことがある。。。。。。。。。。




こんにちは。お久しぶりです。レモン味のカルピスです。

今回は敦芥兼芥敦を書こうと思います。初めて書くので口調迷子だったり誤字とかあったりしたらすいません。

センシティブはないです!

てことでそろそろお暇致しましょう!

グット・バイ☆

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