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携帯電話を取り出し僕は電話釦を押す。3コォル程で通話口から太宰さんの声が聞こえる。

「どうしたんだい?敦くん?」

「否、、、芥川の居る場所を知りたいんですけど…………知ってますか?」

僕は恐る恐る聞く。ポートマフィアと関係がある知人は今連絡出来る限りで太宰さんしかいない。これで知らなかったら……僕は…………

「……知っているよ。」

「……!!!何処ですか!?」

「ポートマフィアの拠点の一部………〇〇番地の〇〇だ。」

「ありがとうございます!!」

そう言って僕は太宰さんとの通話を切った。

─────────────────────

「ふふっ賭けは私の勝ちだね。約束通り私の云うことをなんでも聞いてもらおう」

太宰が部屋にいる男に向かって云う。

「糞が」

男が悪態をつく。そのまま太宰はその男に向かって行った。。。。。。。。。。。。。。

─────────────────────

外に出ると冷たい空気が頬を撫でる。空はどんよりと曇って僕に重くのしかかる。感情ひとつでこんなにも空気が変わるのだと改めて感じる。

芥川と出会った時はこんなやつ嫌いだと思っていたが暫く一緒に戦ううちに僕と芥川に共通点があることが判った。

そこから僕の心に特別な感情が湧くのに時間はかからなかった。

そんなことを考えていると芥川の居る場所に着いた。

此処は病院なのかと思うほど白く大きな建物があり、とても静かな場所だった。

入るために1歩踏み出すとマフィアの軍勢が一斉に此方に銃を向けてきた。其の中の1人が銃口を向けながら僕に問う。

「誰だ。」

その声には威圧感があり、空気がビリビリと揺らぐ。

「武装探偵社の中島敦だ。芥川に会いに来た。」

僕がそう云うと男は銃口を下ろし、

「入れ。」

と云った。



建物の中に入るとそこにはマフィアの首領、森鴎外が立っていた。

「久しぶりだね。敦くん。芥川君の病室に行きたいのだろう。ついておいで」

「………」

森鴎外が先を歩いて行ったが僕は怪しくてならなかった。あまりにも事が上手く進みすぎていて、今にも暗闇から銃口が僕を撃ち抜くような気がしていた。そんな思いを感じたのか森鴎外がふふっと笑って云った。

「怪しいと思っているのだろう?大丈夫。いきなり撃ったりしないから。一応一時休戦の同盟を組んでいるし、あとは……若者の想いを踏み躙るほど私は冷酷じゃぁないからね。」

「………ありがとうございます……」

僕がそう云うと森鴎外は立ち止まってドアを指さした。

「此処が芥川君の病室だよ。一応消灯時間迄には帰るように。泊まりたかったら云ってくれ給え。ではまた。」

そう云って森鷗外は奥に歩いていき、暗闇の中に消えた。

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