テラーノベル
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※全て妄想です。
※創作が多く含まれます。
※なんでも許せる方向けです。
※「はじめに」を読んでいただくことをおすすめします。
🦍→「」
🍆→『』
楽しかった水族館デートも終盤に差し掛かってきた。
名残惜しいけど、もう出口が近い。
水槽があった部屋を抜けると、お土産が売っている場所に出た。
『お土産かぁ…』
「あの…ぼんさんが良ければなんですけど…」
俺の顔を伺うように聞いてくる。
『うん…どうしたの?』
「何かお揃いの物を買いませんか?」
『えっ…お揃い…』
「あっ…ぼんさんが嫌ならいいんです…でも、今日の思い出を何かで残したくて…」
ドズルさんの提案に、少し戸惑ってしまった。
お揃いのものを買う…そんなこと考えたことなかったから…嬉しかった。
「嫌…ですよね…」
半ば諦めた表情のドズルさんに、
俺は…、
『買う…俺もお揃いのが欲しい…』
「本当ですか?」
『うん』
「やったぁ!良かった!」
先程までしゅんとした表情のドズルさんが、パッと明るい表情になった。
「じゃあ、早速選びましょう^ ^」
『うん^ ^』
嬉しそうなドズルさんに手を引かれ、お土産売り場に向かった。
海の生き物のぬいぐるみ、キーホルダー、ステッカー、マグカップ…など色々とあり、
どれにしようか悩む。
『どうしよ…』
俺は、お揃いとか、誰かと一緒に何かを買うとか…そういう経験がない。
ずっと店の中をぐるぐるまわり、商品とにらめっこを続けていた。
すると、ドズルさんが、
「これどうですか?^ ^」
ドズルさんが見せてきたのは、赤と紫の色のキラキラした石がそれぞれ入った魚モチーフのペアのキーホルダー。
珍しい色の組み合わせがあるんだなと思った。
「色の組み合わせが珍しくないですか?^ ^」
『うん、本当に…俺も思った』
「このキーホルダーがパッと目に入って…なんか運命というか、目が離せなくなったというか…^ ^」
ははっ、と笑うドズルさん。
『運命か…』
運命なんて今までだったら信じなかった…。
口にも出したこともなかった。
でも、なんだか今なら…と思えた。
『それにしよう…!』
「いいんですか?」
『うん^ ^それがいい!』
「はい^ ^」
ドズルさんはニコニコしながら、
「僕が買ってくるので待っててください」
と言い、
レジへ向かって行った。
数十分経ち、ドズルさんが戻ってきた。
「すみません、お待たせしました…(^^;)はい、ぼんさんのです^ ^」
『ありがとう^ ^』
レジから戻って来るまで少し時間がかかったなぁ、と思っていたら、
渡されたものに驚いた。
プレゼント用の袋に入っていた。
『ドズルさん、これプレゼント用の…』
「はい。これは、僕からぼんさんへの最初のプレゼントです^ ^」
『….!!』
嬉しさが全身を駆け巡る。
今すぐにでも抱きつきたかったけど、
外だった、と思い我慢した。
『ありがとう^ ^ドズルさん』
俺は笑顔でお礼を言った。
「いえ…///喜んでもらえて良かった^ ^」
頭を掻きながら照れるドズルさんを見て、
俺もまた笑顔になる。
こんな幸せな時間がずっと続けばいいのにな…。
俺が、こんなこと思うなんて…想像もしなかった。
もう俺は、ドズルさんに夢中なんだな…。
「…そろそろ帰りましょうか」
『うん…』
時間は待ってはくれなくて、
この幸せな時間の終わりはやってくる。
もう帰るのかと…寂しくなった。
帰れば、ドズルさんと一緒にいる時間も終わってしまう。
「ぼんさん、元気ないですね…疲れちゃいました?」
俺の変化にすぐに気づかれてしまった。
ドズルさんには嘘つけない…。
『疲れとかじゃなくて…帰りたくないな…まだ一緒にいたいなって思っただけ』
「僕もです」
『ふふっ…同じだね』
そう言って、少し黙ってしまうの俺とドズルさん。
沈黙の後、
話しを切り出したのはドズルさんだった。
「ぼんさんが嫌じゃなければ…今日、僕の家に泊まりませんか…?」
『えっ…』
「まだ、貴方と一緒にいたい…」
俺は、嬉しさと少しの期待を込めて、
ドズルさんを見つめ、
そして、頷いた。
コメント
4件
お揃いってイイですね❤️ お互い離れたくないって気持ちが切なくて…次回が楽しみです😊
さてさて…この後🍆はどうするのだろう、、😏 続きが来るのを楽しみに待ってます♪