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僕はにこにこさんと同じ作品に惹かれているのかな...?? なんかどの作品行ってもだいたい見かけるん謎なんやけど...() っぱ兄貴と俺は趣味が合うねんな!うんうん! Prologから神の予感よね...うん。 続きを楽しみにしております!!
初コメ失礼します! なんか…もう、もう好きです、プロローグだけなのにもうなんか……もう満足感というか…。本当にそれくらい上手です!!作家という素敵な夢、応援してます!
君が居なくても…世界は回っていた。酷く、冷たいこの世界。
手を伸ばしても、誰も俺を見ようとも、…助けようともしなかった。
『…あ、シッマ〜!!、…』
「……なんやねん、シャオロン。」
無駄に元気の無いシッマ。何でやねん。…そんな事をおもいながら、話し始める。
『なんで、最近大先生見ないんやろうなぁ…、なんでや思う?』
「………、お前、それマジで言っとるんか?」
『…え?…あぁおん。』
「……何がなんでやとか言うねん。…お前ふざけんなよ。」
『…え?…、どういう?』
「…お前がッ!!…お前が殺したくせにッ!!!」
そっか、大先生は、…あの時。…俺を庇って、
死んでしまったんだ。
『いや、ッ…俺は、別に殺した訳じゃッ!!』
「殺してへんって、…そう、お前は言えるんか?」
『…やって、俺はッ!!』
「…お前には、失望した。…もうええわ、…」
そう言って、シッマは走り去って言ってしまう。
『…あ、ッ…ちょ、ッ…シッマ!!』
『………何でやねん。…俺、…どうしたら、。』
俺は怖くて怖くてただ、部屋の隅によりかかる。
「……しゃーおちゃん。…何しとんの?」
『…へ、…?』
優しい声が俺の耳に届く。目を見開いた。
青い髪の彼が、ふわりと笑って俺の瞳を見ていた。
『……なんでッ…おまッ…ごめ、ッ…』
「……ただいま。シャオちゃん…。」
「…戻ってきちゃった。」
そう笑う大先生の後ろには、綺麗な真っ白な翼が生えていた。
Prolog、初投稿作品。
天死に毒されたい。