目が覚めるとそこは何処かの医務室だった。
だが何故だろう。この天井には少し見覚えがあった。
ここは何処なのだろう。
そう思っている時、ふと視界に映り込んできたのは龍君つだった。
そして隣には知らない女の子が居た。
金髪で蒼い瞳を持ち、赤い服を来た女の子だった。
僕はその子を見て猛烈な違和感を得た。
知っているようで知っていない。
凄く僕はこの子を知っている気がした。
そして横からひょいと出てきたのは太宰くんと中也くんだった。
「「「「大丈夫ですか!?敦さん!!」」」
「アツシ、大丈夫?」
なぜこの少女は僕の名前を知っているのだろう、そんな疑問を抱えながら僕は声を必死に絞り出した。
「だいじょ…ぶ」
4人は少しほっとした様子だった。
けれどもまた僕の意識は遠のいていく。
次に目覚めたのはどうやら2日後だったらしい。
金髪の少女は「エリス」という名前であるらしい。
そして僕の目の前に立っているのがこのポートマフィアの首領「森鴎外」と言う人であるらしい。
そして僕はどうやらこのポートマフィアという組織の幹部だったらしい…可笑しい…どうして僕は自分のことを忘れて…?
「ゴホッ!!!ゴホッ!!ウエッ!!」
まただ。また吐血だ。
あれは…龍くん…
バタッ
どうやら僕はまたあれから2日また寝込んでいたらしい。あの髪色は…中也くん…かな?
「中也くn」
「ゴホッ!!!ガハッ!!ヒィーッ!!カヒュー!」
この光景を何度見ただろう。あ、中也君がこっちに来て…
あれ…?
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