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「それで、夢を見ることはできたのか?」
「はい……」
簡素な朝食を終えた後、ヴォルフラムにそう切り出され、ミリエットはおずおずと頷いた。
「どうした? 随分と不安そうだが」
「それが……」
ミリエットはきゅっと唇を噛む。
(帝国兵の配置はわかった。でも、それだけ……。どうすれば、あの場所を無事に通れるのかしら)
祭りの日と違い、繰り返し夢を見るような時間的余裕はない。
今の時点で判明している情報から、危機を乗り越える方法を探さなければ。
「……ヴォルフラム様、このあたりの地図はお持ちですか?」
「ああ。これでいいか?」
ヴォルフラムが広げた地図の上を、指でなぞっていく。
「ここと……ここ、それからここ。帝国***************
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