はいー、皆さんこんばんは!
安定の時間ギリギリ投稿でございますっ
ホワイトデー企画ラストこちらの2人です!
・rbsho
・Rシーン、♡表現あり
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こちらの作品はご本人様とはなんの関係もございません
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「…今更緊張してきたな」
俺は今、ロボロの部屋の前にいる。
俺たち二人は小学生の頃から大学まで同じ学校で、周りからは腐れ縁と言われるぐらいずっと一緒にいた。変に真面目なのにたまに悪ノリしてきたり、なんだかんだ面倒見が良かったりするロボロを見ているうちに気が付いたら友達とは違う感情を抱いていた。去年の夏、玉砕覚悟で想いを伝えると、顔を真っ赤にしながらそれに応えてくれた。
それからは一緒に住むようになり、前よりも距離は縮まったが…全く手ぇ出してこぉへん!一回だけそういう雰囲気になってキスまでは行ったけど…
「っあ〜…すまん、明日早いから、今度な」
そう言われてそこで終わってしまった。その後か何度かそれっぽく誘っているのに、毎回のらりくらりと躱されてしまう。お前そんなんだから童貞って言われんねん!
明日はバレンタインデー。だから今日こそ、ヤりたい、けど…これでなんか冷たい反応されたらどうしよ…。いや、大丈夫や、いつもの軽いノリで行けば多少引かれてもネタで済ませられる!よし!
「ロボロー、入るでー」
「んー?おん」
コンコンとノックをして声を掛ければ返事が返ってくる。そっとドアを開けるとテーブルに向かって座っているロボロが目に入る。
「なあなあ、ロボロ今暇?」
「暇に見えるか?」
「じゃあ何してんの」
「明後日提出のレポート、後半の部分のデータ消えたからまた紙から入力し直しとんねん」
こちらを見る事もせずにキーボードを叩きながら言うロボロ。…ちょっとぐらいこっち見てくれてもええやんか
「明後日なんやったらまだ少しは時間あるやろ?ちょっと構ってや」
「そうやね、終わったら遊んだるから」
「そうじゃなくて、今見て!」
「なんやな…、あんさん何しとるん…?」
少しうざったそうに返事をして振り返ったロボロが俺を見た瞬間に固まる。それもそのはず、俺は今ロボロのTシャツを着けて首にリボンを巻いただけの格好なのだから。Tシャツで隠れて見えないが、下着も穿いていない。よし、普段通り普段通り…
「明日バレンタインやろ?誰からもチョコ貰えない可哀想なロボロ君には可愛い俺をプレゼントや!」
「………」
いつものテンションで言い放った俺に対してロボロは何も言わずにただじっとこちらを見ている。あまりにも長い沈黙が続き、次第に気まずくなる。…流石に引かれたか、?早めに撤退しとこ。
「っな〜んてな、仕方ないから明日チョコ渡したるわ、!じゃあレポート頑張って…」
「…ちょい待てや」
早口で捲し立てて部屋を出ようとする俺をロボロが引き止め、手招きする。勝手にTシャツも借りたし怒られるかな…。近付いていくとロボロの方が口を開いた。
「あんさん、俺が今疲れとるの分かっとる?」
「え?何が…んむっ、!?」
そう言うと、聞き返す間もなくキスをされる。今までにしてきたのと違ってこちらの自由を許さない様に舌を絡め取ってくるキスに、鼻にかかった声が漏れる。
「ん゛っ…、!♡……はぁ゛、…ぅ゛、ん…♡♡ろぼ、♡♡っん゛んぅ、……♡」
「……ふ、…♡」
息が苦しくなってきた時に漸くロボロが口を離す。荒い息を繰り返す俺を見てはっとしたように一歩後ろに下がるロボロ。
「す、すまん、苦しかったか…!?」
「や、だいじょぶ……♡」
俺が期待を込めた目で見つめると、気まずそうに目を逸らされる。
「え〜っと……じゃあ、俺レポート終わらさなあかんから、その、明日チョコ楽しみにしとるわ、!」
「ッえ…、?」
やっぱりここまでしてもその先までは進もうとしないロボロ。……もしかして、したくないんかな…?
「っなあロボロ、おれの事、嫌いになった、…?っ……、」
「は、そんな事な…ぅえ、シャオロン!?お前どうした!?」
口に出した瞬間に涙が溢れる。だめや、泣いたらもっと引かれるっ…。止めようと思えば思うほどどんどん涙が出てきて止まらなくなる。
「一旦こっち座り?……ん、そんで落ち着いて深呼吸な」
ベットの縁に俺を座らせるとゆっくりと背中をさすってくる。背中に伝わる手の温かさに少しずつ落ち着き、涙がようやく止まる。
「シャオロン、どした?なんで急に泣いて…」
「…だって、ろぼろが…」
「俺が?」
「俺、ずっと、さ、誘ってんのに、手ぇ出してくれんから、嫌いになったんかと思って…」
今まで思ってたことを思わず吐き出してしまい後悔するが、ここまでしてしまったからには誤魔化しも通用しないだろう。
「っそれは…」
「な、ろぼろ…」
俺が正面からロボロを見つめると、困ったように一瞬目を逸らした後、優しくベットに押し倒される。
「不安にさせてたならごめんな、嫌いだからしたくない訳じゃないねん、ただ…」
「ただ…?」
「その……こう言う事するの初めてやからさ、シャオロンに負担かけそうで怖くてな…」
ほんの少し顔を赤くしながらもこちらを真っ直ぐ見つめてくるロボロの視線がくすぐったい。
「っ、童貞が…」
「な、お前なっ…俺はお前の事気にして…」
吐き捨てるように言うと慌てたように話し始めるロボロ。そんなロボロがなんだか可笑しくて、少しだけど気持ちが軽くなる。
「ロボロ」
「ん?」
「俺は大丈夫やからさ、ね…?」
「っ後で文句言っても知らんからな?」
ぎらつかせた瞳を歪めながら再びキスをされる。先ほどのものとは違い優しく甘いキスで、あぁ今からほんとにするんや、と変に緊張する。
「っは…、♡あ゛、ぅ……♡、ん……ん゛っ!?♡♡♡…っはぁ、ろぼろ、♡♡♡」
ロボロの指が後ろにするりと入ってきて思わず口を離す。…ばれたかな
「ぇ…?あんさん、えらいやらかくない?」
「っ、自分で準備してきたんだよっ…!ええからもう早よいれろやっ、♡」
「ッ〜〜、お前ほんまにな…ちょっと待ってろ、ゴム探す」
そう言って棚の中を漁り始める。こう言うところはやっぱり変に真面目よなぁ…
「ん、待たしたな。…じゃあ、いれんで」
言いながら自分のものにゴムを付けるロボロ。ロボロのは想像してたよりも大きくて、こんなもの本当に俺の中に入るのかと今更不安になる。
「シャオさ〜ん?そんなガン見されても困るんやけど…」
「ぃや、その…それ、ほんまに入る…?」
「ふはっ、何言っとんの笑」
ずっと見ていたのがばれて思わず聞くと、俺の問いに答えるのではなくそのまま上からのしかかってくる。自分で十分過ぎるほどに解した後ろは、自分が入らないと思っていたものをゆっくりと飲み込んでいく。
「っあ゛、!?♡♡ん゛、はぁ、はっ…♡♡♡ろぼろっ♡♡まって、っ、♡♡♡」
「っく、…、きっつ……♡ははっ、シャオロン、入らん言うとったのにすんなり入ったなぁ♡」
「ぅるさい゛っ、♡♡ぅあ゛、♡♡♡」
「かわええ…♡でも次は解すのも俺にやらしてな?」
「っやだ、♡はずい…っ、♡」
「俺も今まで頑張って我慢しとったんよ、やからさシャオロンの全部、全部俺のもんにさしてや♡」
ついさっきまでは俺のことが心配だからとか言ってたくせに一度入れたら変なスイッチが入ってしまったのか、ロボロは俺の身体を撫でながらもずっと動き続けている。そして少しずつ奥に奥にと進んできて、どんどん快楽が高まる。
「っあ゛ん、♡♡、ふぁ゛っ、…♡ろぼ、おくきもちいっ、♡♡♡」
「ッ……♡なあシャオロン、全部入れてもええ?ええよな?♡」
「ふぇ…♡ぜんぶ、?♡」
そう言った瞬間に、ごちゅんと音がして今までよりも何倍も強い快楽が襲ってくる。
「っあ゛ぁ゛〜〜〜〜〜ッ、!?♡♡♡♡♡っひ、ぁ゛…、ぅ、♡♡っ……?♡♡♡ろぼろっ、これ、だめっ…♡♡おくまできて…♡♡♡」
「…もしかして、結腸入った?」
「けっ、ちょ…、?♡♡わかんな、っ…きもちい、♡♡♡ろぼろぉ、♡♡♡」
「はっ…初めてでメスイキとか、ほんまにかわええ♡♡♡」
ずっとロボロが何か言っているけど、もうその意味を理解することなんて出来なくて、頭の中ではひたすらに快楽を、ロボロを求め続けていた。
「ん゛っ、はぁ゛、♡♡ろぼろ、ろぼろっ♡♡♡」
「なに?♡」
「ろぼろ、すきっ♡♡らいすきっ、ね、きすしてっ♡♡♡」
「ふふっ、おいで♡」
ロボロは腰を動かしたまま俺にキスをする。もうロボロと触れている所全部が気持ちよくて、涙と汗でよく見えないまま少し目を開けるとこちらを見つめる美しいマゼンダの瞳がすぐそこにあった。
「っは、…♡ろぼろ、またいくっ、♡♡♡いっちゃうっ♡」
「ん、俺も、もうッ…♡」
「ろぼろ、いっしょにいこ、?♡」
「ええよ♡シャオロン、好きやで」
「おれも、♡♡おれもすきっ♡♡♡っあ゛、ぃく、い゛ッ〜〜〜〜〜、♡♡♡♡♡」
「ッく………♡」
薄い布越しにロボロのものが広がるのがわかって、気持ちよさと幸せな気持ちでいっぱいになる。
「っは、っはぁ……♡ろぼ、ろ、」
「っふー…どした、シャオロン?」
「んふふっ…笑、んーん、なんもないで」
「なんやそれ笑」
「ね、もっかいキスしてや」
「ええよ」
ロボロは俺の頬を撫でると、そっと触れるだけのキスをした。今までもこんなキスは何回かしてきたけど、今が一番幸せな気がする。
「なあろぼろ、ねむたい」
「ははっ、まあせやろな時間的にも。身体拭いたるからそれまでだけ頑張り?そしたら一緒に寝よか」
「うん…!」
そしてロボロに身体中拭いてもらった後、そのまま二人で一緒のベットで眠った。なんだかんだ初めて一緒に眠ったけど、二人ともそんな事を気にする前に眠りについてしまった。
ーーー
「ふぁぁ〜〜…」
目を覚ますと、いつもと違う光景。一瞬驚いたのも束の間、腰に走る痛みでその理由を思い出す。
「そっか、俺ロボロとえっちしたんや。…ふふっ」
「あんさんえらい可愛い事言うてはるやん」
声に驚いてそちらを見ると、閉じられたパソコンの前でコーヒーを飲んでるロボロがいた。
「あ、待って、ロボロのレポート…」
「ああ、大丈夫やで。先に起きて終わらしといたから」
「そっか、よかった」
まず気にするところそこかいなと言って笑うロボロが愛おしい。
「てことで、昨日散々無茶させたんでね、はいこれ、バレンタイン」
そう言って手渡してきたのは少し小洒落たチョコの箱。しっかり用意しとったんや。
「今日はもうする事ないし、一日中家でゆったりデートでもしますかい?」
「っ!する!」
「ふふっ、そーか。じゃあまずは朝飯からやな、先に降りて作っとくからゆっくり降りてきぃや」
「はーい」
ばたりとドアが閉まって一人になった部屋で思わず口元が緩む。さて、今日の家デートは何をして過ごそうかな
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ということで、五日間(実質四日間)お疲れ様でしたー!
やってみて分かったのは投稿頻度高い人はすごい…!亀のような遅さの私にはこの五日間はまじで地獄そのものでした…。でも楽しかったですね!
明日からはまた自分のペースでゆったりノロノロ投稿していきたいと思います。
それでは、また次回のお話でお会いしましょう!からでした!
コメント
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マブかわに〜〜〜〜(;;)!!!!投稿予定のなかにマブの文字を見つけてからワクワクが止まらなかったんですが期待通り最高でした泣 連続投稿お疲れ様でしたー!これからも更新たのしみにしております( ˊ• ·̭ •̥ )♪
最高でした.ᐟ.ᐟ✨ マブダチ最高ですね.ᐟ.ᐟ✨