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練習が終わってから残るつもりだったが、ふっかさんが康二の練習に付き合うと言うので例のカフェで落ち合う。


🖤「あの紅茶、まだ残ってる?」

💚「ううん、こないだ連絡した日に飲みきった。めめは?」

🖤「俺も向こうに持って行ったから、日本で買ったものが恋しくてすぐ飲みきっちゃった」


紅茶がなくなった日に阿部ちゃんが寂しがってるって知って、なんか運命かと思ったと言うと阿部ちゃんは微笑む。


💚「俺、飲み切るまでに結論出すつもりで、本当はもっと早く終わると思ってたんだけど最後の1回がどうしても飲めなくて」

🖤「うん」

💚「でも、ちゃんと気持ち決めてきたから」


そう言うと阿部ちゃんは真っ直ぐに俺を見て


💚「めめ、俺めめが好きになりました。これからもめめの隣でたくさん思い出作りながら過ごしたいって思いました」

🖤「はい」


思わずこっちも敬語で返事をしてしまう。


💚「だから、俺と付き合ってください」

🖤「阿部ちゃん、嬉しい。ありがとう。俺も変わらず阿部ちゃんが好きです。俺こそ、付き合ってください」

💚「うん。よろしくお願いします」


言い終えて2人同時に力が抜けたように笑い、それからやっとメニューを開く。

すぐに目に止まった今期の限定フレーバーティー。名前を見て即決した。



🖤「すいません、『初恋』を2つ」

🖤💚 好きって言いなよ。2

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お洒落な終わり方!🥰🥰🥰 安定のキュン。みちるさんありがとうございます。

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