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ご本人には関係ありません！！
「…へ…？」
目が覚めしばらくすると自分が置かれた状況を把握しようとする。
「あ、起きた？」
目の前に頭に紙をつけている紺色の彼
そしてここは…病院…なのかな？
「え、えっと…？誰…」
ズキンｯズキンｯ
「忘れないで」
「へ…」
「この人は…」
忘れないで
この人は
この人は…？
誰なの？
あなたは誰なの？
なんでこの人を見ると胸が痛いの？
なんで…、懐かしいって思うの？
「どうしたの？」
コテンｯとでも言うように首を傾げる彼
「あなたは…誰なんですか？」
「わぁー…、敬語かぁ…、」
「私の名前は”コンタミ”と申します」
「以後、お知りおきを」ﾆｺｯ
「どこかで…会いました…？」
目を大きく開いた
驚いてる…？
「らっだぁ…、君って奴は…本当…」
らっだぁ…？
俺に似てる名前だけど、俺では無いだれか
でも、明らかに俺に関係あるだれか
誰だ…？
「…君とは1度もあったことは無いよ」
「え…で、でも」
「きっと…人違いさ」
「そ、そんなわけ…」
「あーｯｯ！！ちょっと用事思い出しちゃった」
「またねー…」
部屋から逃げるように去る彼
そして1人残される俺
「え…ちょっ…」
「…どうすればいいの、俺…」
君が自分で思い出してね
期待してるよ、”らっだぁ”
「おー、すげぇ…」
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