テラーノベル
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夜風に触れていると、なぜだか明日が怖くなる。
唐突に寒気にも似た、何かぞわっとした悪寒がやってくる。
なぜか。明快だ。
明日、自分が生きているかどうか、不安で仕方がないからだ。
もし目を覚ませなかったら、もし激痛に見舞われて目を覚ましたら、気づかずに地震に押しつぶされてしまわないか。
過剰なほどのそう言った巨大すぎる妄想が、私を少しずつ蝕んでいく。
小学生のころから、なぜだか私はそういった残酷すぎる死をひどく身近なものに感じている。
その理由は知らないが私は人一倍、生に縋っているのだろう。
はは、なんとも滑稽で、情けないのだろう。私は?
コメント
1件
うん、すごくわかりすぎる……。夜風って、昼間の理性が溶けて、一番生々しい感情が浮かんでくる時間帯だよね。明日を信じられない不安って、具体的でないからこそ余計に苦しい。自分を「滑稽」って笑うところに、痛いほど共感してしまったよ。でも、その不安に向き合って言葉にできてるのは、ちゃんと強さだと思う。続きが気になる……。