桃くん〈〉
紫くん『』
その他「」
START
俺は、幸せなハズ。
なのに、何かが物足りない…
なんだろう、
「らん!こっちにおいで!」
〈お父さん!どーしたの?〉
「お父さんは出かけてくるからいい子にして待っていれるかい?」
〈うんっ!いい子にして待ってる!〉
「ヨシヨシ」
「いい子だ」
〈んへ。〉
「いってくるな」
〈行ってらっしゃい!!〉
何か、違和感がある…。
でも、特に気にはしていなかった。
ポツポツ
〈雨だ…〉
〈お父さん傘持っていってなかったよね…?〉
〈持っていってあげよう!〉
トコトコ
〈よいしょッ!〉
〈いってきまーす!〉
カッパをきて、右手にお父さん用の傘を持って、出かけた。
〈お父さん…どこに行ったんだっけ、〉
出かけたはいいものの、俺はお父さんの行き先がわからなかった。
とりあいず一旦屋根に入ろうと思って角を曲った。
そしたら、
〈寝ているのかな…?〉
寝ているなら大丈夫か…、
〈え…?寝てるの!?〉
〈こんな雨の中寝てたら風引いちゃうよ〜!?〉
ユサユサ
〈起きて~!〉
『んっ…、』
〈ぁ!起きた!〉
よかったぁ…これで安心だ。
『こ、こは…』
〈ここは〇〇店から右に曲った裏路地だよぉ!〉
〈傘もささずに寝てたんだけど、どうしたの?〉
『ひと、さがし…クシュン』
〈うわぁ!くしゃみしちゃってる!〉
〈さむいの、?〉
『う…ん、ブルッ』
〈………〉
〈この傘あげる!〉
『え、でも…』
〈本当はお父さんの為の傘だけど、お父さんどこに出かけたのかもわからないから、もうかえるの!〉
〈使いな!〉
『……ありがと、』
〈探してる人見つかるといいね!ニコッ〉
〈それじゃ!〉
『ぁ…ま、待って!』
〈ん?〉
『な、名前教えて…』
『俺はいるま…』
〈俺はらん!〉
〈バイバイ👋〉
タッタッタッタッ
『えっ、あ、ちょっ!』
それは、俺が探しているおじさんの息子と同じ名前だった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!