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オフィス内
「美香!お客様から急ぎのお電話だって‼」
サユリの言葉に美香は驚き弾かれたように席を立つ。
「わかった!ありがとう!」
サユリはその言葉に応えるよう自分が見ておくから早く行くように促す。
美香は何度か頭を下げて急いで部屋を出て行った。
サユリは机の上に置かれた美香の例のバッグを手に取り狂気に満ちた笑みを浮かべる。
この時のサユリに理性など微塵も残っていなかった。
(このバッグは私の方が相応しい…私が使ってあげる…)
サユリがバッグを盗った直後、美香は困惑したように事務所に戻ってきた。
「サユリ、電話なんてかかってきてないって…って…何これ…⁉」
美香は机の上に散らばされたバッグの中身を見て驚愕する。
その後、当然サユリは社長室に呼び出された。
「はぁ…社員は仲間だよ…仲間のものを盗むなんて、残念だけど君はクビだ」
社長の瞳にはもう怒りなどなかった。あるのは冷めた失望だけ。
「なんで…⁉悪いのは美香でしょ⁉」
実際、サユリ本人に罪悪感は本当になかったしむしろバッグ以外は盗ってないから構わないとすら思っていた
だが当然 会社は彼女の言い分を聞こうとせず、即座に懲戒解雇処分を下した。
#ヒューマンドラマ
澪
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#相談女
澪
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コメント
1件
いやー、サユリの狂気っぷりがグッと来たわ…!美香を呼び出しといてバッグ奪う瞬間の「私の方が相応しい」って思考回路、完全に自分だけの正義に酔ってて怖かった。社長の「冷めた失望」の目も、怒り越えた諦めが滲んでてすごく印象に残った。解雇も当然だし、この1話でサユリの落ち方と美香の困惑がキレイに収まってて読み応えあったな🔥