Meguro side

嫌味な言い方をして逃げ出してしまった。

でも、悔しかった

話しかけられた時正直期待した。

もしかしたら翔太くんは俺の事認めてくれたのかなって。

もしかしたら俺も康二やラウールみたいに扱ってくれるかもって。

でもダメだった。

結局仕事。

雑誌が一緒だから飯、、

そんな理由がないとダメなのかよ。

康二の家には泊まったりしてるくせに

ラウールにもご飯連れてったり家泊めたり

俺ってそんな嫌なのかな。

はあ、もう嫌だ。

ﾋﾟﾛﾝ

メッセージが来る。

康二からだった。

【めめ、今どこおる？】

【え、なんで？】

【ええから！】

【川。】

【川！？どこのやねん！笑】

【内緒笑】

とても会う気にはなれなかった。

嫌なことを言ってしまうに違いない

康二を傷つけたくない。

【今行くから。動かんでね。】

どこかも分からないはずなのに

そう断言する康二に戸惑いながらも、

特に行くあてもないので、河原に座り込む。

今後の事を考えながらぼーっとしている時間が流れる

俺って、SnowManにいない方が良かったのかな

すると、ドタドタっと音が聞こえてくる

振り向くと走っている康二がいた

🧡「めめ！！！」

驚きすぎて言葉も出ない

🧡「やっぱここやったなあー！」

🖤「ど、どうして」

🧡「めめのことは、何でもわかんねん！」

そう言いながら俺の隣に座る

🧡「今から俺の事ハンカチにしてええよ。」

🖤「え、？」

🧡「俺はハンカチやから涙をふいて話を聞くことしか出来へんし、話も聞こえてへん。」

🖤「でも、」

康二の優しさに触れ、どうしていいか分からなかった

🧡「もーうなんも聞こえません！！」

クスッと笑みがこぼれてしまう。

そして俺はゆっくり話し始めた。

---

🖤「実は翔太くんは俺に対して会話してくれたことないんだ。」

🖤「なんでだろ、」

🖤「俺なんかしちゃったのかな。」

🖤「俺、SnowManに加入することが決まった時、宇宙Sixのこともあったし複雑な気持ちもあったんだよ」

🖤「でもそれ以上に嬉しくて。憧れの皆と一緒に立てること。なにより、翔太くんが言った不安なのは分かる。俺も不安。でも、俺らに着いてきてくれるなら一生幸せにする。って言葉が嬉しくて。」

🖤「でも、俺は嫌われてたんだね。笑」

🖤「あれは康二とラウールに言ってたのに俺自分にも言って貰えてるって勘違いして恥ずかしいな」

🖤「ねえ康二」

涙が溢れて止まらない。

🖤「俺ってSnowManにいらないのかな、」

🖤「邪魔な存在かな」

🖤「俺、抜けた方がいい、？」

誰かに認めて欲しかった。

康二は俺をハグして離さない

ゆっくり顔を見上げると

🧡「ごめんな、気づけんくて。ごめん。」

と泣きながら俺を慰めてくれた

🧡「めめは！！！！」

！！

急な大きい声に驚く。

🧡「めめは！少なくとも俺にとって必要やし！」

🧡「もし、いらんって言われたら俺と2人でやってこ！修二と彰的な！KinKi Kids的な感じで！！！！！」

あまりにも全力で言ってくれるものだからつい甘えてしまう

🖤「いいの？未来潰しちゃうかもよ。」

🧡「何言ってんねん！俺はめめと一緒にいたいの！」

🧡「ずーーーーっといっしょやからー！」

ありがとう。康二。

---

koji side

さっきしょっぴから話を聞いた

💙「実は、めめの顔が好きすぎて話せねえんだ」

🤍「は、？」

💜「ん、待って待ってどゆこと？」

💛「俺も聞いた時はびっくりした笑」

💙「でもなんでさっき怒ってたかわかんねえ」

💚「ええ、それはさ、、」

🩷「さすがに俺でもわかんぞ？？」

❤️「翔太、それが本当ならまずいかも。」

💙「なんで？？話しかけただけじゃん！」

許せんかった。

なんなん。

どうして自分が悪いって分からんねん。

そんなんやったら俺めめのこと狙ってええねんな。

💙「はあ？意味わかんねー」

🧡「しょっぴはさ、めめのこと考えてへんの？」

もう口から出た言葉が収まらない

いつも言い合いになったら泣いてまう俺が、ここまで言うとは思わなかったのだろう、

みんな驚愕している

💙「目黒のこと？」

🧡「めめがずっと悩んでて、声掛けて貰えたと思ったら仕事一緒やから飯いこて。おかしいやろ。」

🧡「これでめめがSnowManやめたらしょっぴのせいやから。」

💙「なんでそこまで進むんだよ。おかしくね？」

🧡「めめが辞めるなら俺やって辞めるし。」

🤍「こ、こーじくん！？本気！？」

💜「まあでもなべは考え直した方がいいかもね。」

💛「俺も話題ミスったけど、その考えはまずいよ。」

❤️「幼なじみとして言うけど、今回は翔太が100悪い。」

💚「康二も咄嗟に言っちゃっただけだよね？辞めるって。」

🧡「マジですよ。めめいないなら辞めてやります。」

🩷「わー、もしかしてピンチ、？」

もうこの場にもいたくなかった。

早くめめのところに行きたい。

🧡「とにかく、顔が好きとか知りませんけどめめのこと傷つけたのは翔太くんなんで。俺めめのとこ行ってきます。」

💙「翔太くんて、相当キレてんじゃん。」

🤍「翔太くん！！！！」

🩷💚💛💜「なべ！！！」

❤️「翔太。」

同時に翔太への呼び声が聞こえた。

めめ、どこや。

急いで連絡する

あんなくもった顔、めめには似合わんねん。

待っててな。